#純丘曜彰 の 哲学ノート

大阪芸術大学教授 美術博士(東京藝術大学)、文学修士(東京大学)、東京大学文学部卒。テレビ朝日番組ブレーン、玉川大学講師、東海大学准教授、ドイツ・マインツ大学客員教授(映画学)を経て現職。専門分野は、哲学、メディア文化論、映画学。みずからも創作を数多く手がけている。

1-70 逝く人と送る人

 \自分の日常の退屈しのぎに、人の死を大騒ぎする人々がいる。彼らは、生きている間は媚びへつらい、死んだとたんにむしり取る。しかし、人は生きて死ぬものであれば、生…

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1-69 人を量るに十年の後をもってすべし

\昔の先輩後輩の関係など、地方の中でしか通用しない。いま、地位や財力があっても、いずれ落ちる者と関われば、自分にも害しかない。十年の後に世の善であるか、…

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1-68 こころざしは心の奥深くに

\勉学を実際に活かしたいと思えば、高い壁が立ちはだかる。ここにおいては、歴史世界の地平に自分を捨て、天命に依拠するほかはない。こころざしは、いまだ至らざ…

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1-67 価値観の合わぬ相手をやりすごすには

\価値観が合わぬ相手では、宗教や政治の話と同様、わかりあえることなどなく、かえってケンカになってしまう。無理に具体的にまとめようとせず、中身の無い抽象的…

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1-66 壮年の不徳が晩年の不幸を招く

\老いて世に捨てられるは、かつて力を濫用し、年下たちの恨みを買った因果の応報。自分に力があるうちに、できるだけ多くの若い人々を育て、人間として慕われるよ…

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1-65 自縄自縛と自由自律

\毎日がしなければならないことだらけ。だが、じつは、やめても大したことはない。自分で自分を規範に縛り付けるのではなく、自分の望んだ物事として取り返し、望…

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