sumio_mio

大阪の行政書士(登録2007年)遺言相続の民事分野が中心です。

sumio_mio

大阪の行政書士(登録2007年)遺言相続の民事分野が中心です。

最近の記事

行政書士の相続業務の研修講師をしていての雑感(2022年11月)

ここ何年か、秋に大阪の行政書士会の各支部で相続業務についての研修講師をしています。旭東、淀川、西、等で講師をさせていただいて、今年は枚方支部で講師をしています。(手帳みたら10年間毎年やってました。) 今回の枚方支部の研修では担当の澁谷先生のご尽力により、3回にわけて研修をさせていただいております。戸籍、相続関係図、協議書、遺言執行等の実務、事務所経営、営業、業際と幅広く講義をさせていただく予定です。やっぱり相続全体を一通りさらうには、これくらいの回数(時間)が必要になりま

    • 遺言作成業務における金融承継財産の指定方法の実務と理論

      2007年に行政書士登録してから、主に遺言作成と相続(相続人確定、関係図作成、分割協議書作成)を扱ってきました。遺言については300件以上仕事として依頼を受けてきました。主に(95%以上)公正証書遺言で、自筆証書、死因贈与契約なんかが少しというところです。危急時遺言は2度程準備したことがありましたが、間に合わず(お医者さんが受けたがらないというのもあります)でした。秘密証書遺言は一度も経験ありません。 このあいだ、Twitterで紹介されていたブログの記事で「各推定相続人に

      • 行政書士は食えるのか

        「行政書士は食えるのか?」っていう話題をTwitterその他ネットのいろんなところでよく見かけます。そもそも「食える」っていくらの売上(所得)のことを指すのか明確に定義されないままなので、議論しても結論が出ないままです。それに加えて「行政書士は食えない。3年以内に○割廃業する。」ってわざわざ他人に言いたい人と「行政書士は食えるよ」ってわざわざ他人に言いたい人が一定数いて、その人達は実態を無視して、その自分たちの教条を説き続けるだけなのでもう収集がつきません。 私の「食える」

        • 行政書士が弁護士より下に見られる

          世間の人から行政書士は弁護士より下に見られているという呟きがTwitterのタイムラインに流れていた。行政書士の集まりなんかでも耳にしたりすることは多い。「弁護士は私たちを見下している」とか。 そういうのってD、Fラン大の人が旧帝一橋東工大早慶より下に見られるって言ってるのと同じような気がする。下に見られて当たり前というか同じ土俵の上にそもそも立っていない。行政書士というのは法律系資格職以外を含む山ほどある職業の一つだし、弁護士は国の裁判システムの一環を担う役割だ。職業に貴

        行政書士の相続業務の研修講師をしていての雑感(2022年11月)

          持たざる者のお金の稼ぎ方

          大きなお金(私の前を通り過ぎていくだけですが)の案件に関連して某外資系の保険会社の方が来られた。   蒸し暑いのにスーツ着て、髪の毛は散髪したてのようにすっきりしていてキレイな靴に鞄、そして指先には透明のマニキュアまで塗られていた(お見事!)   私のような庶民相手ではなく、お金持ち相手の商売。そこからのコミッションも当然大きい。そのコミッションでお金持ちになって、お金持ちとの付き合いを継続してさらにお金持ちになっていく。   そういうのってほんとうに厳しい世界だと思う。私の

          持たざる者のお金の稼ぎ方

          行政書士の相続業務研修書き起こし

          2018〜2019年に大阪府行政書士会の支部等で「行政書士の相続業務」の研修講師をしたときにしゃべったことを書き起こしたものです。 (作成途中なので1万円とか値段付けてます(^^;)、買わないでくださいね。

          有料
          10,000

          行政書士の相続業務研修書き起こし

          行政書士で民事(遺言相続)を取り扱っていくのに読んでおいた方がいい書籍(戸籍編)

          行政書士として民事(遺言相続)を取り扱っていくのに、1番大事な知識は戸籍関連です。戸籍が理解できている(戸籍が読める)ことは遺言相続業務を遂行していく上で必須条件ですし、他の士業者、役所の人、金融機関の人とやりとりをしていくにあたっても、戸籍の知識がないと共同作業が成立しません。 「相続実務に役立つ戸籍の読み方・調べ方」ビジネス教育出版社 https://amzn.to/2SgKr9H  「相続における戸籍の見方と登記手続き」日本加除出版 https://amzn.to/

          行政書士で民事(遺言相続)を取り扱っていくのに読んでおいた方がいい書籍(戸籍編)