行政書士で民事(遺言相続)を取り扱っていくのに読んでおいた方がいい書籍(戸籍編)

行政書士として民事(遺言相続)を取り扱っていくのに、1番大事な知識は戸籍関連です。戸籍が理解できている(戸籍が読める)ことは遺言相続業務を遂行していく上で必須条件ですし、他の士業者、役所の人、金融機関の人とやりとりをしていくにあたっても、戸籍の知識がないと共同作業が成立しません。

「相続実務に役立つ戸籍の読み方・調べ方」ビジネス教育出版社 https://amzn.to/2SgKr9H 

「相続における戸籍の見方と登記手続き」日本加除出版 https://amzn.to/31LVR8n 

行政書士新規登録者(予定)の方はまずはこの2冊を買って、戸籍等について勉強してみるのがいいのではないかと思います。許認可しかやらないという方でも知り合いや親族から依頼があることも多いかと思いますので、これくらいはやっておいた方がいいと思います。遺産分割協議書とか、そんなことよりまず戸籍の知識です。

「相続における戸籍の見方と登記手続きについては1万6千円もしますが買っておいて損はしないです。相続であれば、相続人確定作業が必ず発生しますので戸籍の知識が必要になるのはわかりやすいところですが、遺言作成でも必要です。例えば、公証役場から「遺言者と受遺者である姪御さんが法定相続人の関係であることがわかるだけの戸籍を持ってきてください。」と言われて「遺言者の出生から現在までの戸籍を取得して子供がいないこと、両親(祖父母)が死亡していることがわかるだけの戸籍を提出しろってことだな」ということが理解できている必要があります。

遺言執行等の業務(法定外業務)などでは、100万円を超える報酬になったりもしますが、まずは戸籍のお勉強からです。頑張ってくださいね。


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