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【時間術インタビュー】会社経営&フリーランス 吉田柾長さんの「やりたい仕事に時間を使う工夫」

忙しい毎日ですよね。
時間の使い方に苦戦している方も少なくないと思います。

僕のその一人で、時間の使い方については試行錯誤を続ける毎日です。
そこで、色んな人の「時間術」について教えてもらおうと思い、インタビュー企画を実施することにしました。

記念すべき第1回のゲストは、会社取締役とフリーランスマーケッターのパラレルワーカーとして活躍される吉田柾長さん!
時間術を意識した結果「幸福度が増した」という吉田さんのお話は必見です!

吉田柾長さん/株式会社スぺリアル取締役&フリーランスマーケッター
Twitter→https://twitter.com/yoshidam0126
Instagram→https://www.instagram.com/yoshidam0126/

1993年神奈川県生まれ。
青山学院大学 国際政治経済学部を卒業後、株式会社ぐるなびで飲食店のプロモーションコンサルティングと、食を通じた企業・自治体のプロモーション企画案件のプランナー、全国規模のプロジェクト担当としてプロジェクトマネジメントやマーケティング 業務を経験。
株式会社アスラボに転職し、経営企画 兼 マーケティング担当として、デベロッパーとの調整・店舗企画・出店者リーシング・出店者審査・オープンプロモーション・オープン後のマーケティングコンサルティングと多岐にわたる業務を兼任。
フリーランス転身後は主に店舗ビジネスのプロデュースとマーケティングコンサルティング事業に携わる。
2020年8月に株式会社スペリアルを設立、取締役COOに就任。フリーランスの活動は続けながら会社経営を始める。

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通知が気にならない環境を作る

ー今回は、会社取締役&フリーランスのパラレルワーカーとして活躍する吉田柾長さんに時間術について伺いたいと思います!よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

ーお忙しい毎日だと思いますが、時間を有効活用するために今年から取り組んでいることがあればおしえてください!

今年からデュアルモニターで仕事をしており、その中で以下のように分けるようにしています!

メインモニター→取り組むべきタスク
サブモニター→通知やタスク管理、カレンダー

通知に気を取られることが多く、何の作業をしているのか忘れてしまうことが多かったのですが、画面を分けてからタスクの消化がスムーズになりました!

ーということは、そもそもデュアルモニタースタイルなのですね?

そうです!そのためにiPad買いました。(勿体無いので他に使い道考え中)

ーということは、通知が来る/来ない、チラチラ見る必要がある/ないでモニターを分けてるってことですかね?

そうですね!メインモニターにも通知が来ると頭を持っていかれてしまい…。考えることが多い仕事なので「致命的だな」と思いまして、うまく遮断することも必要だなと。

ー僕も最近気づいたのですが、通知に脳みそめっちゃ使いますよね…

そうなんですよ。そして、これをやることで新しい発見がありまして。
・レスが遅くても対してプロジェクトの進行に大して影響がない
・意外と怒られないし気にされない
ということです(笑)。ずっと即レスに拘っていたのですが、あえて返信を遅らせることで得したこともありました。

ーメッセージという手段を取るなら即レスを求めない、というのは作法にしてもいいかもしれませんね。僕の場合、通知を気にしない方法として「電子機器の電源を切る」という原始的な解決策に至ったのですが(笑)。

なるほど!笑 それいいですね!笑

ー少し深堀りさせてください!メインモニター、サブモニターそれぞれで使うアプリなどは決めていますか?

決めています!サブモニターにはGoogle ChromeでNotionとカレンダーを一番上に、Slack・メッセンジャー・LINEを裏で起動させています。そしてメインモニターには、取り組んでいるタスクをGoogle Chromeで表示させています!

また、集中したい作業中は通知をオフにして、思い出したら通知を見るようにしています。

ちなみに、Notionで管理しているタスクの中に目標時間を入れていて、それを常に意識できるようサブで常時表示しています。

ーおお、目標時間も常に見られるようにしているんですね!

はい!油断するとすぐに忘れてしまうので…

ー通知がピコピコ来る系はなるべくすぐ見えないように、そもそも必要ないときは通知を切って気を取られないように、って感じなのですね。ちなみに僕は、時間管理のために置き時計を買いました。どんどん時代を逆行している(笑)。

意識していないとなかなか思いつかない選択肢ですね!

ーちなみに、サブモニターは、どこらへんに配置してますか?画面は常に目に入る角度ですか?その辺が結構気になりまして。

PCのすぐ横ですが、作業に没頭したいときはPCの後ろに隠します!ちょっと近づけたり遠ざけたりと、気分で調整することもあります(笑)。

ー隠すのって、思ったより効果ありますよね!手に取るのが若干億劫になるので、それが却ってgood point。メッセージが来ていることがわかるだけで、結構脳のメモリ使いますしね〜。返さなきゃ〜、とか。

ですね!まさに。

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ミーティングの多くは、ミーティングしなくとも解決できるものばかり

ー時間術で、他に意識していることはありますか?

ミーティングに対する考え方をチームに浸透させる工夫をしてます。

ーそれ知りたいです!

基本的にチームにジョインしてガシガシ回すタイプの仕事なので、全てチーム戦なんですよ。その前提にはなりますがお伝えします。

議題が発生すると、真っ先にミーティングを設定したがる人いるじゃないですか。「とりあえず話しましょう」という感じで。その文化を変えるべく試行錯誤中です。問題が発生した際にミーティングで直接話すのはとりあえずの解決策として便利ですが、ちょっと思考停止だなと感じていまして…。

ー具体的に教えていただけますか。

たとえば、それだとミーティングまで話が何も進まないですし、論点を洗い出さないことにはアジェンダを作れませんし。大体の場合、ミーティングした上で再度MTG設定することになるのでそれが嫌でした。

ー思い当たる節がある方もいるかもしれませんね。

なので、ミーティングを設定する流れになった時に、「そのMTGは必要か、MTGを設定することが問題解決の効率化につながるか」を都度考えて問題提起するようにしています。そうすることで、ミーティングを設定せずともテキストでやりとりすることも増えましたし、みんな「確かにそうだね」って賛成してくれています!そうやって、ミーティングを減らして自分の時間を増やしています!

ー「ミーティングに対する考え方」というのは、「そもそもミーティング必要?」ってところから考えましょう、ってことですかね?「ミーティングをしなくても進められるんじゃない?」とか。

まさにそこからです!「ミーティングが必要な議題って意外と多くないな」と感じていまして、テキストで進められるものも多いことを、ミーティング設定に反対することを通じてメンバーに伝えています。

ー物事のゴールを考えて、その手段としてミーティングが必要であればやるけど、そうじゃなくても進められる手段はたくさんあるよね、ってことですかね。

そうですね!

ーめちゃくちゃ共感しているので、次回ミーティングを議題にインタビューさせてください(笑)。冗談はさておき、ミーティングの日時までにテキストで進められることってめっちゃあるんですよね。

まさに。ミーティングは全員の時間を使うことになるので、4人で1時間取られるとプロジェクトとしては4時間の損出と考えることができます。恥ずかしながら、マネジメントの立場になってからそれを実感するようになりました…。

ーミーティングすべき議題は意外と少ない、ってのは超共感です!

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自分のやりたいことに使う時間が増えた

ー最後に聞きたいのですが、これらの取り組みをしてからどんな効果がありましたか?

「やらなければいけない仕事」が減って「やりたい仕事」が増えました!感覚的には、1日5時間くらいは自分のやりたい仕事だけ選んでやれています

ー5時間はめちゃくちゃ大きいですね!

幸福感高いです!ここ半年くらい毎日ほんと楽しいって思います!

ー時間をコントロールできて、やりたいことに時間を使えている実感があるのですね。

ですね、遊びの仕事が増えてます(笑)。

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(吉田さんが運営に関わるお店へゲリラ訪問した時の写真。遊んでますねー)

時間の使い方を意識した結果、「毎日が楽しい」という充実感を得られた吉田さんの時間術は、参考になる人も多いのではないでしょうか。

このような時間術についてのインタビューを引き続き行っていきたいと思います。
お楽しみに!

※このインタビュー記事は、全てテキストによるインタビューで作成しました

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