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「テキストコミュニケーション力」と「気づかい力」はほぼ同義

テキストコミュニケーション研究家の角田です。そろそろ社会に広めていきたいと思い、昨夜のお風呂で「テキストコミュニケーション広め隊」をひらめいたので、入りたい方がいたらぜひコメントかメッセージをください。

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テキストコミュニケーション能力をどうやって上げるの?と疑問を持つ方もいるでしょう。僕は今まさにそれを研究していて、体系化を目指しているわけなのですが、揺るぎない要素が一つだけ見つかっています。

それは、「気づかい力」です。

相手の意図をくみ取るという「気づかい」

4日前にこんなnoteを書きました。

ざっくり内容を書くと、「相手の発言の意図を理解するために&自分の発言の意図を理解してもらうために、質問を駆使していきましょう」という感じです。「自分が言いたいことを言う、相手が言いたいように言わせる」とは対局にあるものですね。

これって、気づかいがあってこそだと思うんですよね。あなたのことを理解したい、あなたが理解できるように自分が話したい、あなたと密度の濃いコミュニケーションを取りたい、といった気づかいがあるからこそ、相手の意図をくみ取ろうとするわけです。

短く済ませるという「気づかい」

僕は、仕事におけるテキストコミュニケーションの鉄則として「往復回数を減らす」を挙げています。こんな感じ↓

これはシンプルに、「相手の時間を奪わない」という理由からです。自分が楽したいのも多少ありますけどね。

相手の時間を奪わないために出来る工夫はたくさんあって、その代表例が「1回で回答できるように質問する」です。具体例はこんな感じ。

これによって、相手に考えさせなくて済みます。「考えさせない」のも立派な気づかいの一つです。

だから、短いやり取りで物事を一発で決められるようなテキストコミュニケーションが必要で、そのカギが「気づかい」なのです。

相手にいい気分になってもらうための「気づかい」

テキストコミュニケーションの他の鉄則に「ポジティブファースト、ネガティブセカンド」というものがあります。具体的にはこんな感じ↓

電話やビデオ通話に比べて、相手の表情や気持ちを理解するための情報が少ないのがテキストコミュニケーション。文字だけで理解するのは至難の業です。

それは相手とて同じことで、自分のテンションはなかなか伝わりません。また、テキストコミュニケーションは基本的にぶっきらぼうに見えるコミュニケーション手法です。

だからこそ、ポジティブな言葉をかけることが需要で、それが関係性維持や関係構築に直結します。

相手が少しでも嬉しい気持ちになってくれるように、相手が喜ぶ言葉をかけられるように、と考えることはまさしく「気づかい」であると考えています。

今回は、テキストコミュニケーションについて「気づかい」をテーマに書いてみました。

僕自身も「気づかい」はまだまだ課題なのですが、この意識があればコミュニケーションも楽しくなると感じているので、テキストコミュニケーション研究に反映させていこうと思います。

最後に、今読んでいる本を置いておきます。この本を機に「テキストコミュニケーションは気づかいだ」という仮説が確信に変わりました。



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