制約条件があるから人生は面白い
「制約条件はクリエイティビティの母」という言葉を、どこかで聞いた覚えがあります。
意味は言葉通りで、「制約条件があるからこそクリエイティブな発想が生まれる」というもの。
運転している時にアイデアが浮かびやすいのは、「手足が使えない」という制約条件があるからです。
もっと具体的に例えると、家にお米がなくラーメンの麺しかないなら、自分にとって美味しいラーメンを作ろうとするはずです。
もっともっと具体的に例えると、紙のサイズがA4と決まっているからこそ、A4に収まるように情報をまとめようとするはずです。
このように、制約条件は発想をクリエイティブにしてくれますが、自分自身の生き方もクリエイティブにしてくれると考えています。
例えば、平日はフルタイムで働いている人が土日で副業をやろうとする場合、「土日だけでできること」という制約条件が生まれて、その時間を最大化する工夫をしますよね。
また、仮に「どこに住んでも◯年以内に引っ越す」と決めてしまえば、その◯年を充実させようと日々を過ごすはずです。
「やりたいことリスト100個を作ってそれを叶えよう」みたいな主張もありますが、僕はそれとは真逆の考え方で、「やらないことを決めて、限定した範囲の中で楽しもう」と考えるようにしています。
面白いもので、その方がアイデアがどんどん出てきて、やりたいことは100個じゃ収まらなくなるんですよね。
それはそうで、やりたいこと同士にも関連性があって、Aをやった後にA'やA'’という派生形が生まれるためです。
制約条件があるから人生は面白い。
僕はそう考えているので、自由よりも制約を楽しもうと思います。
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