【 カラダの使い方を知ることは楽しいよ 】

60日目

こんにちは、sumieです。

今日レッスン終わりのスタジオで
歩く練習をしている生徒さんがいまして
何かあるのかな？と思って聞いてみると
師匠から「声のために大股で歩くように言われた」と。

その方はいつも歩幅狭く歩く方で
「こんな大股で歩いたことないです！」と言いながら
みんなであーだこーだ言いながら練習してました。

「大股で歩くこと」と「声」が繋がるって
不思議だと思いますが、結構関係があるのです。

下半身が緩んでいることは、声にとても重要。

もちろんストレッチでもゆるめるのですが
日頃からカラダを使ってしっかり歩くことで
OFFになってるカラダをONの状態にする。
それはかたまった筋肉をゆるめることにもつながります。

で、その方が練習しながらこんな事を言っていました。


「こんな風に歩くなんて今まで知らなかった」
「こんなこと、子どもの時に教えてもらいたかった！」

これ、ホントに同感で

歩くとか、走るとか、カラダの動かし方って
なんとなく出来てしまうけど
ちゃんと教えてもらったこと、ないですよねー

でも、知ると
「知らないってソンしてたー！」と思うものです。

それくらい自分の世界が変わる。

「声」も、そうなのです。

声は出るし、特に不都合なこともない。
でも、そこからラクに出せる方法を知ると
ホントに世界が変わるのです。

人はいろんな勉強するけれど
自分の使い方の勉強って案外しない。

そこやってみるとかなり面白いですよ。

自分の変化ってホントに楽しいし
自分を気持ちよく動かせるって、楽しいです。

昔は日常生活の中でカラダは自然に育っていきました。
日々の仕事はカラダを使うことだらけだったから。

でも、いまはルンバが掃除をしてくれる時代
私たちはめっきりカラダを使わなくなった。
カラダを目一杯使って遊ぶことも少なくなった。

そんな今だからこそ
自分のカラダの使い方を知ると楽しいと思いますよ。
自分の内側には気づいていない可能性が眠っています。