初心者はまず道具を整えるべし
#144
こんにちは、イマムラスミエです。
ヴォイス・ティーチャーをしています。
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私は写真を撮るのが好きで
カメラはミラーレス一眼を使っています。
カメラをはじめた頃
世の中に売っているレンズの種類と量に驚き
さらに、その値段に驚いた。
本体より高い!!
何ゆえそんなモノが必要なのか
カメラの世界を知らない私にはナゾでいっぱい。
そして、初心者の自分には関係ないものと思い込んでいました。
ある時、同じカメラの本体に
ちょっといいレンズをつけて撮らせてもらったら
なんと!
自分の腕前が変わっていないのに
ダンチにいい写真が撮れているではありませんか!!
この経験を境に、写真は腕よりレンズだ!
と思うに至ります。
初心者だからこそ、しっかりした性能を持ったレンズの力を借りる。
初心者だから、レンズの性能の低さを補えない。
まずは、レンズの力を借りて撮ることに慣れる。
腕前の問題はその先のこと。
もう一つ同じ様な経験が...
ある時からミシンで縫い物をよくする様になりまして、家にあったミシンは、ちょっと縫えればいいと思って買ったチープなもの。
それをガンガン使う様になったら壊れてしまい、少しグレードアップしたミシンに買い換えました。
その新しいミシンで縫ってみたら
もう信じられないくらい快適!
しかも今まで上手く縫えなかったものまでスイスイ縫える!!
私の力不足より、ミシンの性能の低さの方が問題だったのか!と。
この出来事により、さらに
腕より道具!と道具の大事さを感じる様になりました。
そして「声」の場合はと言えば
道具は「カラダ」。
カラダは楽器とよく言いますが
声の道具にあたるものはカラダなのです。
いくら素敵な声を持っていようとも
声を響かせるための楽器であるカラダがガタガタであれば、いい声を響す事は出来ないのです。
この楽器であるカラダは、買い替える事は出来ない。でも自分で整えていくことができるので、本来持っているいい声を、いい響きを取り出すために、日々レッスンでカラダを整えていきます。
これがボイトレ。
何ををするにしても
まず、道具屋、土台を整える。
センスはその先。
そんな気がするんですよね。
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◇さあ、自分に戻ろう!
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