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oVice Summit イベントレポ

oVice Summitに参加してきたので、熱が冷めないうちにレポします!

oVice Summit とは

oVice株式会社が主催で、テレワークのこれまでとこれからについて考え、バーチャルオフィスが生み出す新しい働き方を探るイベントとして開催されました。

二部構成になっており、第一部では「オフライン×オンラインの新しい働き方の可能性」についてをテーマに、ゲストによる講演がありました。
第二部ではバーチャル懇親会があり、宴会参加者の方には「格付けチェック」付きのお食事が提供されゲームに参加するというものでした。

ひろ〜い

会場は定員500名サイズのスペースで3階建て。ひろーい!
広すぎて画面をうろうろしてしまいます。

1・2階は一般客用で、3階はVIPフロアになっているそうです。
なるほどそんな使い方があるのね、といきなりoViceを活かしたアイデアにわくわく。

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スペシャルゲストの登場!!

まさかのあの人が登場。
Why!!!!! 最初から興奮しちゃいますね!!

基調講演「テレワークにおけるデジタル庁の取り組みについて」

基調講演は内閣官房 (IT) 総合戦略室 企画官 津脇慈子様の登場。

デジタル庁が発足し、民間からIT人材を採用したことによって、カチカチだった組織がカルチャーミックスな組織になったという津脇氏。

・今までのカタい供給者目線だったものを国民目線にすることと
・失敗してもいいからアジャイルで改善を繰り返す
・小さくつくってから発展させること
・失敗をある程度許容してやってみよう
・民間と協力して官主導から民間主導に変えていこう
と仰っていたのがとても印象に残りました。

特に、小さな成功づくりでちょっとずつ横展開していくやり方というのは、課題をみつけて改善するというあたりなんだか情シスに通ずるところがありますね!! 

ここで本題のテレワークとの向き合い方について。

まだまだ省庁全体でのテレワーク比率は低いが、少しずつ受け入れられつつあるようで、テレワークを推進するために向き合ったポイントについてお話をされました。

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ここでゲストからの質問タイム。

官民連携というものの、結局官僚が決めてるだけじゃない?
民間の意見はどう反映させるのか? という質問に対しては、
「民間の人数が一定割合を超えると組織内の『常識』が変わると考えており、幹部といった意思決定をする立場の人間を一定数以上、民間の人材から登用することを少しずつ増やしていく」との回答。

メンバーはどのように決定している?という質問に対しては、
「日本をゼロから変えていきたい、つくりたい!! といった想いを持った人」とのこと。

リモートでの官民連携の情報共有はどのように?という問いには
「ミーティングはオンラインを中心に実施して、slackといったコミュニケーションツールを利用している。」とのこと。
今後はoViceでのコミュニケーションにも期待が高まりますね!!

バーチャルオフィスの現在→未来について

続いては oVice CEO のジョン セーヒョン氏の登場。
oViceのはじまりから現在、そして未来についてのお話です。

「oVice」はジョン氏が出張中のチュニジアでcovid-19によるロックダウンに巻き込まれ、帰ることも外出することもできなくなった自己隔離中に、仲間とのコミュニケーションの不満を解消するために開発したサービスとのこと。

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チュニジアのとあるピザ屋にて、テーブルに乗っているコップを動かして近づけたり遠ざけたりして、アバターを動かして話すという今のoViceの構想が生まれたそうで、最初は出会い系に使えるんじゃないかという話だったそうですが、コロナ禍でオフィスのよさが求められる中、バーチャルオフィスして事業提供できると確信。
oViceは今後出会い系に進出するかもしれないですね、と笑いながら語っていました。

ちなみに、出張で持参していたNintendo Switch の「あつまれどうぶつの森」の影響を大きく受けているそうで、oViceのデフォルトのアバターは動物になっているとのこと。

着想してから開発するまで最初のプロトタイプができあがるまで1週間。そして改良に改良を重ねて現在の形になり、ほぼクチコミで広がってどんどん契約が増え、着想から1年で契約数は現在6000件を突破。
ARR 1億を8ヶ月で達成するというのはスタートアップとしては異常なまでの成長ですよね。

そんな急成長のoVice。やっぱり儲かってるの?って思いますが、今のところ利益は全てサービスの品質向上に費やしているそうで余裕があるわけでもないようです。しかしながら世界トップレベルの成長率を誇り、世界へ進撃するoVice社には目が離せませんね。

バーチャル空間の使われ方はオフィスに限らず、飲み会やパーティはもちろん、婚活、物販、マジックショーといった、これまで物理的な空間でやっていたことがバーチャルで提供できるようになったそうです。

業務でのoVice利用についても、「今からはじめます」というコミュニケーションではなく「ちょっといい?」みたいな会話から始まるコミュニケーションがオンラインでできるというのは本当にありがたくて、オンライン・オフラインの共存ができるようになったことは素晴らしいことです。

もうほんとoVice大好き。愛してる。

途中離席

息子たちのお迎えのため途中退席。
帰ってくるとPCから発される音声に息子たちがびびってましたw

パネルディスカッション「テレワーク推進のリアル」

後半ちょっとだけでしたが、エン・ジャパン様の社内にoViceを普及させるためのポイントについて聴くことができました。

oViceに限らずですが、ツールの導入の際は以下のポイントを抑えるとうまくいくケースが多いです。

・小さく始めて輪を広げていく
・各チーム / 部門にエバンジェリストを置く
・ノウハウをシェアしてファンを増やす
・自ら楽しむ!!!!!

ツールのファンを増やすのが導入の近道ですね。

分科会

ここでスペースの背景がガラッと変わりまして、1つの会場の中に2つのスピーカースペースが!! 右に行くと株式会社 Wiz様、左に行くと株式会社銀座クルーズ様のご講演が聴けるようです。

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これはオフラインイベント感ある〜!!
会場を行き来できるわくわく感をバーチャルで体験できるなんてエモすぎますね。

第2部

第二部は懇親会メインです。会場もがらりとチェンジ。
ところでこの場面転換頑張ってくれている裏方のスタッフさんすごい。

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事前に届けられたお食事を開封して、もぐもぐしながら待機します。
(誰かとおしゃべりしたかったんだけど、人見知り発動で勇気が出ませんでした)

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ごはんおいしい。なんかおしゃれな味がする。

oViceクイズ!!

oViceに関するクイズが出題され、全問正解した方にはTシャツをプレゼントとのこと。うわー!! oVice Tシャツ超欲しい!!!!!!

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しかしながら、3問目にして間違えて早々にサメの餌食になってしまいました。

格付けチェック

お食事と一緒に事前に送られた「格付けチェックボックス」を開封します。中には肉(ミニハンバーグ)と魚介(白ワインソース和え)がそれぞれ3種類ずつ、計6つの容器がはいっていました。

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イベントのアナウンスにあわせて一口サイズの食事を口にして、高級食材を当てるというゲームです。

これは見事2問とも正解できました!! これでわたしも一流情シスです。

懇親会

ありがたいことにお一人わたしに声をかけてくださった方がいたのですが、ちょっと家庭の事情で退場。もっと交流できたらなぁと悔やみつつ楽しかった会場を退出しました。

まとめ

oViceでのイベントは本当にリアルで開催されているものに近い感覚があり、リアルとバーチャルの融合の実現がここまで来ているのかと実感させられました。

コミュニケーションの促進のヒントを得られた良い時間でした。

本当にありがとうございました。

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