Web2.0とは?基礎知識をわかりやすく解説
須見一です。
Web2.0とは、インターネット上でのコミュニケーションや情報共有が活発になった時代を指します。Web1.0では、情報を閲覧するだけの静的なウェブサイトが主流でしたが、Web2.0ではユーザーが積極的に情報を発信し、相互にコミュニケーションを取ることができるようになりました。Web3.0以降の時代に生きていくために基礎知識を理解することがとても重要です。
まだWeb1.0を読んでない方は以下からどうぞ
この記事では、歴史、特徴、技術や課題について説明します。
歴史
Web2.0は、2000年代中頃以降におけるウェブの新しい利用法を指す流行語である。ダルシー・ディヌッチ(Darcy DiNucci)によって1999年に造られ、2004年のWeb 2.0 Conferenceで広まり、その後3年間ほど流行した。
この時代には、ユーザーが自分で情報を作り出すためのツールが登場しました。例えば、ブログやSNSなどがあります。これらのツールによって、ユーザーが自分で情報を発信できるようになり、Web2.0の時代が幕を開けました。
特徴
Web2.0の最大の特徴は、ユーザーが積極的に情報を発信できることです。また、Web2.0ではユーザー同士が交流することができるため、コミュニケーションが活発になります。さらに、Web2.0では、検索エンジンが高度化し、ユーザーが求める情報をより簡単に見つけることができるようになりました。これにより、情報収集が容易になり、個人でもビジネスでも活用することができます。
技術
Web2.0の技術としては、AjaxやRSS、ブログ、Wikiなどがあります。Ajaxは、Webページの一部のみを更新することができる技術で、Webアプリケーションの開発に欠かせない技術です。RSSは、Webサイトの更新情報を配信する技術で、情報収集に便利な技術です。ブログやWikiは、ユーザーが自由に情報を発信できるようにするためのツールです。これらの技術によって、ユーザーがより自由に情報を発信し、共有することができるようになりました。その後、新しいビジネスモデルやサービスが生まれるようになりました。例えば、YouTubeやTwitter、Facebook、Instagramなどがあります。
課題
Web2.0の課題としては、プライバシーや情報の信憑性の問題があります。SNSなどで個人情報を晒しすぎると、個人情報が漏洩してしまう可能性があります。また、Web上の情報は正しいとは限らないため、情報の信憑性を確認する必要があります。さらに、Web2.0によって情報が爆発的に増えたため、情報の選別や整理が必要になりました。
まとめ
Web2.0は、情報を受け取るだけではなく、自分で情報を発信することができるようになったインターネットの時代です。ユーザー同士が交流し、情報の共有が盛んになったことで、様々な新しいビジネスモデルやサービスが生まれました。しかし、プライバシーや情報の信憑性などの問題もありますので、ユーザー自身が情報を発信する際には注意が必要です。Web2.0がもたらした変化は大きく、今後もインターネットの発展に欠かせない存在となっていくことでしょう。
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