♪まがりくねり|AI翻訳 DeepL くんと語りながら Foorin のパプリカを英訳してみた 1
「ねえねえ、すみさん」
「なあに、でぃいぷるくん?」
「パプリカっていう歌があるでしょ?」
「まがり、くねり、…っていう歌ね」
「そうそう。なんで、パプリカなの?」
「うーん、なんでかなぁ?」
「♫ パプリーカ、花が咲いーたーらあ…」
「でぃぷるくん、そのリフレインのところ、英訳してみてくれる?」
「うん、漢字を使って入力するね。設定は、日本語から英語へ・・・
パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう
DeepL 訳 →
Paprika when in bloom
I'll sow my seeds in the clear sky
どう、すみさん?」
「そうねえ。 I'll ... I will .... sow my seeds .... になってるけど、
私が私の種を蒔くんじゃなくて、
ボクもわたしも、みんなで蒔こうよ
…っていう気持ちなんじゃないかな?」
「そっかあ・・・すみさんは、どう翻訳する?」
「パプ|リーカ|はな |が咲 |いー |たー|らー
O, Pap- | rika, | pretty | flowers | bloom | and | shine
晴ー |れた |そら |に た |ねー |をま |こう
Bloom | from the | seeds we're | sowing, | on this | day so | fine
どうかな?」
「あ、shine と fine が韻を踏んでる! 英語の歌詞っぽくなったね!」
「韻を踏ませたのに気づいてくれてありがとう、でぃいぷるくん!」
「♫ ハレルーヤ、夢を描いたならー、こーころ遊ばせ、あなたに届け。
DeepL 訳 →
Hallelujah, if you dreamed it; I'll play my heart out to you
すみさん、ボクの英訳はこんなふうになったよ。
このままじゃ音には合わないなあ。」
「でぃぷるくん、Hallelujah はもともとキリスト教の聖歌の言葉なんだ。
英語圏の人たちにはキリスト教のイメージが強すぎて、
そのままではインターナショナルじゃなくなっちゃう。
オリパラみたいな国際イベントの公式ソングの歌詞には問題ありなの」
「えっ、すみさん、そうなの?
ここの訳、いちばん簡単だと思ったのに!」
「パプリカの英語バージョンを作ったネルソン・バビンコイさんも、その問題のことはインタビューで言ってたよ」
ふーん、じゃあ、ここ、ネルソンさんはどう英訳したの?」
「ええと…
ハレルヤ、夢を描いたなら こころ遊ばせ あなたに届け。
Paprika, we can make our dreams come alive
Rain or shine, we’ll find a way to play again another day
@Nelson Babin-Coy
だね。
このネルソンさんの英訳をでぃぷるくんが日本語にしてみるとどうなる?」
「Nelson 訳の DeepL 訳 →
パプリカで夢を叶えよう
雨が降っても晴れても、また別の日に遊ぼうね」
「どう、すみさん?」
「こどもたちが夢を叶えようとしている感じ、毎日一緒に楽しく遊んでいる感じが出てると思う」
「あっそうか、すみさん!
ハレルヤって日本語の〈晴れる〉っていう音があるからこどもたちに面白いんだ」
「でぃぷるくん、いいところに気づいたね。
パプリカも、ハレルヤも、音の響きがいいから使ったのかもね、
作者の米津さんは」
「すみさん、言葉って深いなあ」
「そうだね。ネルソンさんが訳したリフレインでは way と play と day が韻を踏んでいるのがいいなって思った」
「そうか! すみさんは fine と shine の脚韻だったけど、ネルソンさんも韻を踏むように言葉を工夫してたんだね」
「でぃぷるくん、パプリカの歌詞、最初から読んでみる?」
「うん!
曲がり、くねり、はしゃいだ道。
青葉の森で駆け回る。
ボクの英訳はこうなったよ。
DeepL 訳 →
A road that bends, twists and frolics.
Running around in a forest of green leaves
このままじゃ音には乗らないけどね。
すみさんは、音に合わせてどんなふうに訳すの?」
「ま|がり く|ねり は|しゃい |だみ |ち
| Twisting and | turning, | dancing | having | fun
あお |ばの |もー |りで |かけ |まわ |る
Running | round the | trees of | green in | forests, | woods, and | parks 」
「わあ・・・英語は文字がいっぱいあっても、ひとつの音節にひとつの単語が乗るのが多いんだねー」
「ほんとだね、でぃぷるくんがもっと大人になったら、歌える歌詞の翻訳もできるようになるかな?」
「すみさん、次の歌詞はこうだよ。
遊びまわり、陽射しの町。
誰かが呼んでいる。
ボクの訳は・・・
DeepL 訳 →
A town of play and sunshine.
Someone is calling.
やっぱり音には合わないなあ。短すぎる」
「米津さんは、日本語の歌詞で韻を踏んでいるの、わかる?
曲がりくねり と 遊びまわり がセット。
はしゃいだみち、と 陽射しのまち、がセットになってるの」
「あっ! だからリズムよく歌えて楽しいのかあ。
すみさんの翻訳はどうするの?」
「あ|そび | ま|わり ひ|ざし |のま |ち
Playing | to-|gether | all day | in the | sun
だれ |かが |よん |で い | る
Hearing | someone | calling | from a-|far 」
「なるほどー。さっきの fun と sun が韻を踏んでいるね。
で、さっきはなんで parks があるのかなって思ったけど、ここの far と韻を踏ませるためだったんだね」
「実はそうなんだ。よくわかったね。
parks と far の母音の音だけで完全な韻じゃないけど。
歌詞の翻訳の時は1行ずつ処理するんじゃなくてスタンザ全体をみていろいろ考えるんだよ」
「うーみゅ・・・でぃぷる、もっと人間に近づきたい!」
「がんばれ、でぃぷるくん!」
(つづく)
★私の翻訳は、私「すみ」の著作物です。無断転載を禁止します。
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*記事中に引用した DeepL の翻訳は 2021年8月当時のものです。DeepL は日々進化中のため、現在は引用とは異なる訳が表示される場合もあります。