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ライターが考える文章力=リライト力

みなさんこんにちは、すみです。

今回は文章力についてお話ししようと思います。

結論はタイトルの通り、文章力=リライト力です!

実は私、今でこそ広告関係の会社でWEBマーケターとして仕事をしていますが、
以前は雑誌の編集者ライターとして働いており、多い時で月3冊の雑誌を編集し、1冊につき30ページくらい担当してゴリゴリ文章を書きまくっていました。
そして今の会社でも、コピーライターの上司のもとで働いているので、コピーライティングに関わらせてもらうことがあります。

こうして、ライティングをしてみて日々思うのは、リライトする力が文章を書くときに最も重要だということです。

では具体的に、リライト力とはなんぞや?ということについてお話ししていきます。

リライトとは:文章を分かりやすく書き直すこと

そもそも、「リライト」という言葉自体あまり聞き馴染みがない人が多いと思いますが、リライトとはすでにある文章を分かりやすく書き直すことです。

世の中にはたくさんの情報が溢れていますが、同じ分野であればたいていの情報は結論が同じです。基本的には、同じことしか書いてません笑

例えば、分かりやすいところで言うと英語の文法書。
どの本を開いたって、文型、時制、Be動詞…絶対書いてあるじゃないですか笑
内容、変わらないじゃないですか。

また別の例を出しますと、ビジネス系のインフルエンサーさん。
みんな、とりあえず下手でもいいから続けろ!って言うじゃないですか。

なぜ、同じ情報なのにこんなにも本やブログが溢れているのでしょう?
なぜ、同じ情報なのに本やブログとして成立させて売ることができるのでしょう?

それは、同じ情報であっても読み手によって理解しやすい情報のまとめられ方が違うからだと思います。

例えば、英語の文法書はみんな同じことが書いてありますが、その人の英語のレベルによって選ぶテキストが変わってきますよね?
初心者が上級者用の文法書を使っても、全く情報が頭に入ってこないのはみなさんもイメージしやすいと思います。

つまり。
どうせ出せる情報は競合と同じなんだから、0から文章を考えるのではなく、すでにある文章を自分がわかりやすいなと思う形にまとめ直せば(リライト)それでいいのです。

リライトのポイント:情報の切り口を変える

じゃあ、リライトってどうすればいいの?って言うと、ポイントは情報の切り口を変えることです

例えば私の実体験で言いますと、編集者時代によく韓国ドラマの雑誌を作っていて、一度紹介したドラマの情報を何度も別の雑誌で紹介していました。
雑誌のテーマは同じ韓国ドラマでも、雑誌のタイトルが「今月放送予定のおすすめドラマガイド」「韓国のおすすめ時代劇ドラマガイド」「韓国ドラマ名作ガイド」というように、情報をまとめるテーマ(切り口)が違ったのです。

情報を得たい人は、それぞれ違う思いを持っています。
今月放送される韓国ドラマを知りたい人もいれば、韓国ドラマの中でも時代劇が一番好きだからその情報だけ知りたい人もいるし、直近のドラマの情報じゃなくて昔のでもいいから名作韓国ドラマが知りたい人もいます。

1つの情報でも、切り口が変わればコンテンツは量産できます。
このネタは前に書いたしなぁ…と思っても、切り口は変えられます。
ぜひ切り口を変えて書いてみてください!

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