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海外のコンテンツマーケティング事例

みなさんこんにちは、すみです。

ファンとのコミュニケーションやブランディングやファンを増やすことを目的とした、ブログやニュースレターなどのコンテンツマーケティングは日本のデジタルマーケティングでもメジャーだと思います。

日本のコンテンツマーケティングは、自社の商品やサービスとの関連性が高く、広告要素の高い印象のコンテンツが多いように感じます。

ところが、最近の海外のコンテンツマーケティングは、自社の商品やサービスとの関連性は必ずしも高くなく、広告的要素は日本のコンテンツマーケティングに比べると少ないようです。

今回は、海外のコンテンツマーケティングの事例についてお話しします。

海外は自社の文化を発信するコンテンツが多い

海外のマーケティング事例に関して発信するポッドキャスト「シリアルトーク」によると、海外のコンテンツマーケティングは自社の商品やサービスを押し出すと言うよりも、自社のカルチャーがわかるコンテンツを発信することで、ファンを獲得している事例が多いようです。

例えば、おすすめする記事やカルチャー、アーティストの話や、自社の商品と合う食べ物や食器などを紹介しています。

愚直に商品やサービスを宣伝することはしていませんが、このような発信から自社のテイストや雰囲気などのカルチャーを的確に伝えるようなコンテンツになっています。

コンテンツマーケティングを難しくさせるのは、コンテンツでファンを獲得しつつ、商品も売るという2つの相反する目的を達成しようとする考え方です。

コンテンツでファンを増やすのならば面白いコンテンツでなければなりませんが、そこに売るという目的が入ることでコンテンツに広告要素を入れたくなると思います。
しかし、広告的要素が入ることでファンへの印象が悪くなってしまう場合があるというデメリットもあります。

自社のカルチャーがわかるコンテンツを発信するということは、ファンを増やすことができても商品の宣伝をしないのだから意味がないと思われてしまうかもしれませんが、どういうシーンでその会社の商品を使うのかということが伝わりやすいので、エンターテイメントとしての面白さを保ちつつ、購買意欲も掻き立てることができるようです。

海外の事例①:RUBY

RUBYはハイビスカスウォーターを販売する企業で、ニュースレターを配信していますが、そのコンテンツ8割以上の内容がブランドがおすすめする記事やカルチャー、アーティストなどの話とのことです。

自社を直接アピールするのではなく、いいと思うライフスタイルを届けています。
こうすることで、ブランドが発信している雰囲気がよく伝わるコンテンツになっています。

海外の事例②:Haus

Hausはアルコール飲料のメーカー。
コンテンツではアルコールに合う食べ物や食器を紹介しています。
商品はカジュアルなホームパーティーで飲まれるものなので、そういった雰囲気が伝わりやすいコンテンツになっています。

コンテンツマーケティングの費用対効果

コンテンツマーケティングは成功すればブランディングもできて売り上げも上げられるメリットもありますが、一方で費用対効果がデータとして出しにくいというデメリットもあります。

クライアントとの仕事を通して強く感じますが、日本だと広告費用対効果を求めることが多いので、提案を通して上手に運営していくことは難しいと感じることも多いです。

シリアルトークでも語られていましたが、コンテンツマーケティングで重要になるのは、意思決定者の価値観だと強く感じます。

意思決定者が費用対効果などの可視化されるデータにこだわる価値観を持っていると、コンテンツマーケティングは難しいと感じます。
費用対効果で考えるのではなく、ブランディングの投資の一環と考える方がいいと思います。

以上、海外のコンテンツマーケティングについてでした!

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