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TikTokのトレンド

みなさんこんにちは、すみです。

コロナが流行し始めた2020年からTikTokが急成長しています。

ユーザーの増加に伴い、インフルエンサーマーケティングやSNSマーケティングでTikTokを利用する企業も増えています。

今回はTikTokのトレンドということで、現在のTikTokの利用状況や、企業のSNSマーケティングでのTikTokの利用事例などについてご紹介したいと思います。

TikTokの利用状況

まずはTikTokがどれくらい使われているのかということについてです。

こちらは2019年〜2021年にかけてかくSNSの月間アクティブユーザーをまとめた図です。
TikTokは2019年の5億人から2021年は38%増加し、6億8900万人になりました。
比較されている8つのSNSの中で最も成長率の大きいSNSになっています。

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出典:The 8 Best Social Media Platforms to Market Your Business in 2021


また、先日、CensorTowerの分析によってTikTokは30億ダウンロードを突破したことが分かりました。
これまで30億ダウンロードを達成したアプリは、Facebook傘下のWhatsApp、Facebook Messenger、Facebook、Instagramだけでしたのでその成長ぶりの凄さが分かります。

TikTokの主な利用層

TikTokの主な利用層は世界的にみてZ世代が多い傾向にあります。

こちらはアメリカのZ世代の画像や動画系SNS(Instagram、Snapchat、TikTok)のユーザー数をまとめたグラフです。
現在、TikTokはInstagramよりもユーザー数が多い傾向になっています。

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出典:More Gen Zers now use TikTok than Instagram in the US


日本も同様に、Z世代などの若者を中心にTikTokが人気です。

こちらは世代別にSNSの利用率をまとめたデータです。
10代だけ、たの世代と違いFacebookよりもTikTokのユーザー数が多い結果になっています。

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出典:利用率トップSNSはLINEながら、他SNSは年齢層で大きな差。10代ではTikTokがFacebook超え【ドコモ・モバ研調べ】


インフルエンサーマーケティングでも利用が増えるTikTok

ユーザー数が急成長し、なおかつZ世代などの若者を中心に人気になっているTikTok。

この傾向から、インフルエンサーマーケティングでも、利用されることが増えています。

こちらのグラフは企業がインフルエンサーマーケティングで利用しているSNSの利用率をまとめたものです。

TikTokはインスタグラムに次いで、2位となっています。

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出典:The State of Influencer Marketing 2021: Benchmark Report

昨年の同様の調査では、TikTokはその他の一部となっており、それほどインフルエンサーマーケティングで利用されているSNSではありませんでしたが、今年は45%まで急成長しました。


このようにインフルエンサーマーケティングでも利用率が急成長しているTik Tokですが、特にZ世代をターゲットとする企業ではすでに1位のInstagramよりも利用されているようです。


TikTokを利用したSNSマーケティング

インフルエンサーマーケティングと同様に、企業はTikTokを利用したSNSマーケティングを実施することも増えています。

ファッションブランドのケイト・スペードはTikTokを積極的にマーケティングに利用し、成功した企業の一つです。

ケイト・スペードは、Instagramは「クオリティが高いコンテンツ」、TikTokは「舞台裏やカジュアルな会話の動画」が人気だという特徴を活かして、TikTok上でオーガニック投稿(UGC)の増加を狙ったハッシュタグキャンペーンを行いました。

その結果、狙い通りオーガニック投稿が増加し、大成功したとのことです。


ファッション関連で急増するTikTokの投稿

TikTokでのファッション関連の投稿は急増しており、2021年1月から現在までで3031%も増加しました。
また、「#TikTokFashion」の投稿だけで153億回も再生されたという事例もあります。

そんな背景があり、「INSIDER」はファッションブランドがTikTokを利用する時に知っておくべき4つのトレンドを紹介しています。

【ファッションブランドが知っておくべきTikTokのトレンド】
・サスティナブルなフッションを取り入れるユーザーが増えている
・ファストファッションが人気
・ブランドがハッシュタグチャレンジを作らない
・ラグジュアリーブランドも人気

1つめはサスティナブルなファッションです。
最近はサスティナブルをファッションに取り入れたいと思っているユーザーが増えており、若者の間でも環境意識が高まっています。
自社の商品製造のプロセスを動画で見せるなどして、環境問題への取り組みをアピールすることも大切なようです。

2つ目は、ファストファッションの人気です。
「hauls(購入品紹介)」の動画で、SHEIN、Fashion Nova、Pretty Little Thingなどのファストファッションブランドがスポンサーとなる事例が増えているようです。

3つ目は、ブランド側でハッシュタグチャレンジを作らないということ。
企業がハッシュタグを作るのではなく、ユーザーが作るトレンドのハッシュタグにブランドが乗る戦略が望ましいようです。

4つ目は、ラグジュアリーブランドも人気ということ。
TikTokでは開封動画が人気で、Gucci、Dior、Balenciagaなどが積極的に動画チャレンジや投稿をしているようです。

以上、TikTokのトレンドについてでした!

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