海外のインフルエンサーマーケティングで利用されるSNS
みなさんこんにちは、すみです。
マーケティング手法としてすっかり定着したインフルエンサーマーケティング。
日本はもちろん、海外でも行われており、海外のインフルエンサーマーケティングについて興味深いデータがありました。
今回は海外のインフルエンサーマーケティングで利用されるSNSやその傾向についてお話ししたいと思います。
全体傾向
海外のインフルエンサーマーケティングは以下のような傾向にあります。
■ Instagramが一番利用されている
■ TikTokが急速に伸びている
■ フォロワー数が少ないインフルエンサーの方がエンゲージメント率が高く、選ばれる傾向
インフルエンサーマーケティングで使われているSNS
こちらは、インフルエンサーマーケティングで利用されているSNSの割合をまとめたグラフです。
出典:The State of Influencer Marketing 2021: Benchmark Report
一番利用されているSNSはInstagramで68%と圧倒的に多い結果になっています。
しかし昨年は80%以上だったので減少しています。
2位はTikTokで45%になりました。
TikTokは昨年その他の一部でしたが、コロナの影響で利用者が急増した背景もあり、今年は2番目に利用率の高い結果になり今最も注目度の高いSNSと言っても過言ではありません。
特に若い世代ではTikTokの利用率が高いと言われており、若い世代を対象としたインフルエンサーマーケティングではInstagramよりもTikTokを利用するブランドが増えてきています。
3位から下は、Facebook(43%)、Youtube(36%)、LinkedIn(16%)、Twitter(15%)となっています。
インフルエンサーマーケティングのエンゲージメント率
SNSを利用したインフルエンサーマーケティングでは、フォロワー数の多いインフルエンサーよりも、フォロワー数の少ないインフルエンサーの方がエンゲージメント率が高いことがわかっています。
下記の表は、Instagram、Youtube、TikTokでインフルエンサーのタイプ別にエンゲージメント率をまとめたものです。
このデータではインフルエンサーをフォロワー数で分類しています。
【インフルエンサーの分類】
Micro-influencer:15,000人未満のフォロワー
Regular-influencer:15,000〜50,000人のフォロワー
Rising-influencer:50,000〜100,000人のフォロワー
Mid-influencer:100,000〜500,000人のフォロワ
Macro-influencer:500,000〜1,000,000人のフォロワー
Mega-influencer:1,000,000人以上のフォロワー
※インフルエンサーの定義はデータによって異なる場合があります。
出典:The State of Influencer Marketing 2021: Benchmark Report
SNS別に見ると、TikTokのエンゲージメント率が一番多い結果になりました。
インフルエンサー別に見ると、全てのSNSで一番フォロワー数の少ないマイクロインフルエンサーのエンゲージメント率が高い結果になっています。
SNS別 選ばれるインフルエンサーの割合
先程のデータの通り、フォロワー数の少ないインフルエンサーの方が結果を出しやすいと言うことがわかっているので、インフルエンサーマーケティングで選ばれるインフルエンサーも、フォロワー数が少ないインフルエンサーが多い傾向にあります。
こちらの表はインフルエンサーのタイプ別に選ばれる割合をまとめたものです。
出典:The State of Influencer Marketing 2021: Benchmark Report
InstagramとYoutubeはフォロワー数が最も少ないマイクロインフルエンサーが最も多い結果になりました。
TikTokでは少し違う結果となり、エンゲージメント率はマイクロインフルエンサーが一番多かったにもかかわらず、選ばれるインフルエンサーはフォロワー数の多いインフルエンサーが多い傾向になっています。
以上、海外インフルエンサーマーケティングのSNS利用傾向についてでした!
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