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運動会は行きたくない。

先日は息子の運動会でした。

「ママとパパ、運動会見に行くからな。」
「うん。」
「トイ、1番やで。」

とか話をしながら迎えた当日の朝。
いよいよ車に乗って行くときになって

「行かない。今日はお休みする。」

ええええぇぇぇーー!

ママが行かないと
ママたちの競争まけちゃうから!
とかなんとか言って
車になんとか乗せることには成功したものの。

嫌だといい張り車から降りない。。

予行の日。
保育園の前の公園に運動会用の準備がしてあったのを見ただけで
帰るー!と泣き喚き始めて
保育園に入るのが大変だったのです。
本番は、どうなることかと思っていましたが。

やはり。。

本番は
いつもの保育園から離れたところにある
小学校が会場です。

慣れない場所。
慣れない人がいっぱいいる場所。
苦手なのです。

じゃあ
電車見よかとか
今日は遠くからママと見とくことにしよか
とか言って
少しずつ小学校へ向かいました。

門のところに先生が見えると
嫌ーー!

それでも、人の少ない場所から入って
なんとか中へ。

もう
時間に間に合わせるとかは諦め。
一旦落ち着いてから
進むことにしました。

抱っこしながら
クラスのみんなの方を遠目で見ていると
落ち着いてきて
先生が来てくれました。

そしてまた泣きつつある息子を抱っこして
連れてってもらいました。
クラスのみんなのところまで行って
いやーー!!
となってる息子に関わりつつ
「お母さん、行ってください。」
と先生。

もうお任せすることにしました。

入場は
先生に手を引かれて
先生の影に顔を隠してなんとか歩く。

だけど
それが終わると
だんだん慣れてきたようで
次の出番までには飛び跳ねるほど
元気になってました。

そして全種目、ご機嫌で終了。

朝の時点で諦めなくて
ほんとよかったと思いました。




子どもが嫌がることを無理にさせるのは
よくないって思っていたけど
少し背中を押すのも必要なんだなぁと
今回は感じました。

だけどどこまでは大丈夫で
どこからは本当に無理!
なのかは母でも判断に迷います。

学校が苦手な子どもたちも
母たちも
そんなふうに
毎日毎日
葛藤しながら過ごしているのかもしれないな。

私はわりと
自分で考えてって
言っちゃうほうかもしれない。
だけど
子どもは一緒に考えてくれたら嬉しいし
一緒に悩んでくれたらそれで嬉しいのかも。

でも、いつも正解というのはなくて
そのときの選択を
それでよかったんだと
喜んで受け取れたならいいなと思います。



迷いながら進む。
それがいいですね。

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