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2022年度ふりかえり〜人と人との間に好きなことを置いたとき、自己表現が加速する〜

オンラインで2ヶ月。
オフラインで4ヶ月。
不登校の子どもたちと関わってきて
迎えた年度末です。

振り返りをしようと思います。

【オンラインの子どもたち】
家にいて、どこにも出かけていない子。
ときどき気が向いた時だけ学校へ行く子。
発達に特徴がある。
そんな子どもたちと関わっています。
私は元教員ということもあって
特性のある子どもたちを
担当させていただくことも多いです。

特性の色が濃いほど
既存の枠とか道筋とか
そういうものをとっぱらって
その子自身に注目していくことを
大事にしています。

何に喜び
何に触れて
何を楽しんでいるのか。

言葉でのコミュニケーションが苦手な子
であればあるほど。
その子が大事にしているものが何なのかを
知るために
よく聞き、よく見るようにします。

でもそれって。
発達の有無に関わらず
大事なことかもしれません。

自分の気持ちを表現するというのが
苦手だったりする子もいて。
わからない。
と言うこともあって。
そんなときは
私がいろいろ見せてみたりしながら
選んでもらったりもします。


でも。

子どもたちとマリオカートをしていて
気づいたことがあります。

人と人の間に
好きなこと
をおいたときに
自己表現が加速する

人って好きなことをしているときに
1番、自然とそこに存在することができて
自分の素直な感情とか思いを
表現することができるんだ
って思ったのです。

そして自己表現が豊かであることは
人が成長する上で
とても重要なことではないかと
思うのです。

だから子どもは赤ちゃんのとき
思いっきり泣くことからはじまる。
そして歩き出して
言葉を覚え
さらに表現が豊かさを増す。

このとき
その感情とか気持ちの表現を
押さえつけられてしまったとき
身長が伸びなくなった
被虐待児を見てきました。

表現の閉じ込めは
心だけでなく身体にも
影響を及ぼす力があります。

注意)身長が低い子は虐待されているということではありません。


すごく大事なことに
気づいたような気がします。

人と人の間に
好きなこと
をおいたときに
自己表現が加速する。
自己表現は人の成長エネルギー。

だから
好きなことを大事にする。
人のあらゆる表現を大事にする。

特に教育において
それはとてつもなく大切なことなのでは
ないでしょうか。

2023年度。
このことを
表現するということを軸に
自分の好きな教育をどんどん
やっていきたいと思います。

絵を描く
文章をかく
イラストをコレクションする
動画にまとめる
建築をする
工作をする
武器づくり
そんな自己表現をする環境
ツールを紹介していく。

あるときは子どもの後ろについていき。
あるときは横を歩く。
そしてときには少しだけ前に。

走るのは
マリオカートか
ゾンビに襲われたときだけにしときます。

うん、まとまりました!

オフラインのことは改めて。

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