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~自分を傷付けるのは、自分しかいない~

私のリーディングモニターを受けられた方へ、「あなただけの、オリジナルストーリー」を紡ぎます―


今回のストーリーは、「自分を傷つけるのは、自分しかいない」ことを、私に気づかせてくれた方の、お話です。

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有難いことに、Jさんは、二年前に私がモニター募集を募った際にもご協力を頂いた方ですが、私の中では、その時から「相も変わらず」、私の左横にちょこんと座り、私が耳を傾けるのを今か今かと上目遣いに待ちわびながら、目をキラッキラさせて、楽しそうにご自身の夢を語り出す…
まるで穢れを知らない、純粋無垢な子供そのものです。

そして、その純粋さに比例するかのように、とても繊細で、傷つきやすいのもまた特徴的でした。
それゆえ、他人の言葉をまともに受けてしまい、何気ない相手の一言で、自分にブレーキをかけてしまうと、いったように。

そんなJさんのお好きな漫画は、「ベルサイユのばら」と、「北斗の拳」。(他に、アナと雪の女王、セーラームーンの例え話も頂きました)
そこから私が垣間見えたのは、「自分の人生を全うしたい」「自分を貫き通したい」けど、「出来なかった」Jさんの切なさと、そこに別の他人が絡んだことによる、どこか「被害者」的意識から、「Jさん自ら」自分の大事なものを、「もう、要らない」と、捨ててしまう様子でした。

そこで思わず、私の中から出てきた
「なんびとたりとも、あなたの魂を傷つけることは出来ない」
この言葉を、Jさんへのメッセージとして形にしたのがこちらです。

誰が何を言おうとも、あなたの魂を本当の意味で、踏みつけにすることは出来ません。

なぜなら、あなたらしさはあなただけのもので、本来は誰にも侵害出来るようなものではないからです。

あなた自身で手放してしまったもの、もう一度、あなたの手で取り戻して下さい。

リーディング メッセージ

それに対し、Jさんから頂いたご感想です。

1、そうだよね。と思うと同時にどこか他人事でまだ気持ちが乗らない感じもあります。わかっているのにどこか諦めているのか、まだ手が届かないだけなのか、はたまたそれを言い訳にしてるだけなのか、今は掴めないでいます。何となく、最終的にはここに触れないといけないと分かってはいる部分で、今そこを突かれたことにうぅ…となってますし、やっぱりまだなんじゃないかと逃亡の準備を進めてる自分もいます 笑 こうやって自分の中が慌ただしくなることが最近あまりなかったので、新鮮でどこか楽しい気持ちにもなってます。

2、改めて釘を刺されてしまった(と感じている)ので、忘れず肝に銘じて日々を過ごしていきたいと思います。パズルのピースを集めながら過ごしていれば、今までと同じでふとした瞬間に扉を開いてくれる鍵になってくれるのだろうなと思いました。今はその先は見えないのですが、大切な鍵を頂いたという、淡い確信に満ちた感覚があります。
僕にとって「僕」というのは壮大なテーマで、それがどんな僕であっても、僕は僕に帰りたいのかなと思います。いつかそれより前に帰るためにも。

リーディング ご感想

今回は、漫画の中の登場人物達が、私に教えてくれました。
Jさんは、実際に「惹かれる」と表現されていた、オスカルやトキやジュウザ、エルサやみちる達に共通する「切なさ」を通じて、彼らの「自分に素直に生きられなかった」思いから、ご自身への諦めの気持ちを見ているということ。
そして同時に、Jさんが「憧れる」と表現される、マリー・アントワネット王妃やリン、アナやうさぎ達を通じて、「失った」とされるご自身の「自分らしさ」を本当は取り戻したいと思っていることも。

オスカルは一件、与えられた宿命に翻弄されること無く、己の信念を貫き通した英雄としても名高い人気がありますが、彼女の本心としては、本当はマリー王妃のような無邪気な女の子、やりたかったんじゃないかって私、思うんです。
トキだって、決してユリアを見守る側に回りたかった訳ではない、「愛するがゆえに、一緒にいたかった」。
エルサだって、女王の肩書きや自らの能力に縛られずに、本当はアナのように自分らしさ全開で、もっと自由に生きたかったんじゃないかって。

そんな、誰もが応援したくなる彼らの生き方は、どこか自分の本心に蓋をせざるを得なかった、彼らのせめてもの救いであると同時に、自分に素直に生きられなかった「贖罪」のようでもあるような気がして、私はどこか、いたたまれなさを感じずにはいられません。

元々、Jさんに対する私の印象としては、冒険心が強く、ひとつの場所に留まることなく、持ち前の好奇心で、敢えてイバラの道に「人生にスパイスを」と、自ら可能性を掴みに行くイメージです。

そして少なくとも、私が見ているJさんは既に、ご自身で「失った」とされているものを「持って」います。

どうか、それをもう一度
ご自身の手で、「自ら」掴みに行けますように…



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