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すまんすまーん。
2022年2月27日 17:42
「ありがとう」って言ってから、彼女は改札を抜けていった。ホームに向かう階段を登り切るまで、僕はそれを眺めていて。彼女がこちらに気づいて振り返っては、笑顔で手を振ってくれてた。僕は手を振りかえしながら、ああして笑顔で手を振られてると余計に素直になれなぁ、と思った。もしも僕が素直になったら、この正直な気持ちを打ち明けることで、彼女の迷惑になるだろうなと考えてしまう。とはいえ、いつでも素直になれた事