他人事じゃない、子宮頸がん検診
こんにちは!インターンの香月です🐥
皆さんは子宮頸がんの検診、受けていますか?私は先月初めて検診を受けてきました!
「婦人科で検診って、何されるの?不安・・・」
「なんか痛いことするのかな・・・」
なんて、マイナスイメージの心の声が聞こえてきそうな子宮頸がん検診。私も検診を実際に受けるまでは、なんか怖そうだし嫌だなあ・・・と不安でした💧でも、実はとーーーーっても大事な検診なんです!!!
今回の記事では、実際にどんな検診だったのか体験をまじえて、子宮頸がん検診についてお話します。読み終わった頃には、あなたも検診に行きたくなっているはず・・!?
子宮頸がんって?
そもそも、子宮頸がんとは主に子宮頸部にヒトパピローマウイルス(HPV)が感染することによって発生する悪性腫瘍です。HPVは性交渉で感染することが知られています。つまり、子宮頸がんは遺伝や体質が原因でなるのではない、ということです。ちょっと意外ですよね😳
多くの場合は、感染しても免疫によって排除されますが、HPVが排除されず感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や、子宮頸がんが発生すると考えられています。子宮頸がんは20代後半から増えていき、30〜40代の女性が多く、近年増加傾向にあります。
なんで定期的な検診が必要なの?
子宮頸がんは性交渉の体験がある人なら誰でも発症する可能性がある病気です。そして、恐ろしいことに初期の自覚症状がありません。症状が出てからでは、がんが進行している可能性があるので、定期検診がとても大切になってくるのです。
頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部と呼ばれる部分から発生しますが、婦人科の診察で観察や検査がしやすく、検診を受けていれば発見されやすいがんです。
また、早期に発見すれば比較的治療しやすく比較的予後のよいがんですが、進行すると骨盤の中のリンパ節に転移したり、子宮を支えている靱帯を伝って広がったり、また血管やリンパ管を通って子宮から遠い臓器(肺など)に転移したりすることがあるので、治療が難しいことから、早期発見が極めて重要になります。
2年に1度は必ず定期検診を受けることが、何よりの予防になるということですね。ちなみに、ピルを内服されている方は、1年に1回は定期的に検診を受けてください。
検診では実際に何するの?
ここまで検診の大切さについてお話してきましたが、実際のところやはり婦人科でいきなり診てもらうのは少し勇気がいりますよね。そこで、検診で行うことを具体的にご紹介します!
①まず内診台に座る前に、下着を脱ぎます。内診台に座るとカーテンがかけられて、診察の体位に内診台が動いてきます。
②先生が器械を膣内に挿入し、子宮頸部を観察します。
③先がブラシのようになった検査キットで、子宮の入口(外子宮口)付近を器具でこすって細胞を採取し、細胞の形の異常などについて確認します。また、一緒にエコーをすることもあります。
全部でこれだけです!意外とあっけない感じがしませんか?実際に自分がやることは下着を脱いで内診台に座るだけで、一瞬で終わります。
膣内に器械を挿入する時は、確かに器械自体の違和感は少しありますが、痛みは全くありませんでした。ひんやりした丸っこい器械だな〜という感覚です。病院の混雑具合にもよりますが、私は予約をしていって、40分ほどで病院を出ました。時間は余裕のあるときに行くのがベストですね🏃♂️
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。今回の内容をまとめると・・・
・一度でもセックスをしたことがあると、誰でも子宮頸がんを発症する可能性がある!
・自分では発症に気づかないので、2年に1回の定期検診がとても大事!
・検診は一瞬で、痛みもない!
もしまだ検診にいったことがなかった・・・という方がいれば、ぜひこの機会に検診を受けてみてくださいね😊✨
ちなみに、大阪近郊の方はスマルナクリニックでも検診を受けていただけます!ふらっとお散歩のついでに、ぜひ立ち寄ってみてください🎄
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