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最前線から朗報です【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】北朝鮮のミサイル 50%欠陥品 「プーチン宮殿」意外なリフォーム


【5月8日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:37 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:48 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
1:58 ウクライナ砲兵隊 「朝から忙しい」との投稿
2:32 ゼレンスキー大統領暗さつ未遂で2名逮捕
3:02 「プーチン宮殿」3000億円がリフォームで予想外のものに
4:00 北朝鮮の弾道ミサイル 50%欠陥品
4:46 各地域の戦況
5:01 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
10:43 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:58 後方地域の爆発炎上
14:32 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから804日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1160名
戦車25両
装甲戦闘車14両
砲37門
防空システム1基
ドローン34機
巡航ミサイル1発
その他車両41両
となっています
戦線全体で一日で97回の地上戦の報告がありました
ロシア軍の損失はピークを過ぎたものの高水準で続き、兵士の損失は1000人を超えました
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対3.5で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその3.5倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
戦車が多く、
反対にウクライナ側は民生用のバンが目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
アウディーイウカ方面で防衛しているウクライナ軍の第43独立砲兵旅団のSNSでは、
今日になって「前線には良い知らせがある」として西側の砲弾が届き始めていることを伝えています
この部隊は激戦地のオチェレティネの北西の後方に配置されている部隊で、ドイツから供与されたパンツァーハウビッツェPzH2000自走砲を運用している部隊となっています
SNSでは、朝から砲撃をおこなっているとのことです
2番目
ウクライナ治安局(SBU)は、国家安全局の二人の大佐をゼレンスキー大統領の暗殺未遂で逮捕しました
この計画はモスクワのFSBの監視の下でおこなわれ、
プーチン大統領の就任祝いにあわせて実行される計画であったとのことで、
計画では、所在をロシアに伝え、ロシアからのミサイル攻撃のあと、ドローンで攻撃するものだったと伝えています
3番目
プーチン大統領の就任式にあわせて、独立調査機関はプーチン宮殿のリフォームの様子を伝えました
リフォームは、クラスノダールの海沿いにあるプーチン宮殿として知られる建物の1階にあるストリッパーポールのあるラウンジエリアで、この部屋を教会に改装しました
部屋の壁には十字架が飾られていて、玉座と言われる高位の宗教者が座る椅子も飾られています
このプーチン宮殿の価格は13億5000万ドルで、ロシア汚職財団では、エネルギー企業との汚職によってねん出されたと伝えていますが、ペスコフ報道官は「全くナンセンス」と述べました
またリビングには、様々なコレクションや高級家具が備え付けられ、
変わったところでは大理石で囲まれた部屋に下から暖かい温水が吹き出る特製のマッサージシャワーが置かれているとのことです
4番目
国連常任理事国のロシアは制裁決議に違反して北朝鮮の弾道ミサイルをウクライナに対して使用しましたが、
ウクライナの検察当局がこれまで発射された北朝鮮製の弾道ミサイルを分析したところ、ほとんどが火星11(KN23)で、半数は目標に届かなかったことが判明しました
火星11はイスカンデルMと類似した固体燃料の弾道ミサイルで、500キロの弾頭を搭載した場合で射程450キロ、精度は35メートルと言われています
担当者は「北朝鮮のミサイルの半数は軌道を外れ空中で爆発した」と述べました

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面


スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で14回、
スバトベ・クレミンナ線で6回、
シベルスク周辺とバフムト方面で36回
攻撃をおこないました

クピャンスク/スバトベ/クレミンナ/ベルスク/バフムト

○クピャンスク方面


この方面でロシア軍はウクライナ軍の防衛の
手薄なところに日和見的な
攻撃を仕掛けています
1番目
連日お伝えしているキスリフカでは、
ウクライナ軍が撤退し、
集落全体をロシア軍が占領しました
ロシア軍は地図で示した建物に
500キロ滑空爆弾で空爆をおこない、
その後ウクライナ軍が撤退した後に建物に入り、
複数箇所で占領を主張する旗を掲げました
一方ウクライナ軍はロシア軍のいる建物に
ドローンで攻撃をおこなっています
その範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして、また、
キスリフカは占領を示す赤いマークに
変更しました
面積は1.5平方キロほどになります

キスリフカ


2番目
その南のベレストーベの東の郊外から
ノヴォセリフスケの南にかけて、
ロシア軍が少し離れた3つの方向から
ウクライナ軍陣地に攻撃をおこない、
陣地戦となりましたが最終的にはロシア軍が
撃退されました
ウクライナ軍は確認できるだけで
ロシア軍のT80戦車、
BMP歩兵戦闘車4両、
BTR装甲戦闘車2両を破壊しましたが、
ベレストーベの郊外では
ロシア軍の歩兵が展開し、
集落から2キロの所まで陣地を奪いました
この付近は今年の2月初旬に一度戦況が
動きましたが、それ以来となります
お見せしているのはウクライナ軍の
第77航空強襲旅団のもので、
西側の車両を運用し、
ベレストーベからステルマヒウカの防衛を
担当している部隊のものとなります
ロシア軍は離れた2か所から
同時に攻撃をおこなえば旅団の戦力が分断される
と考えたフシがあります
その生々しい一部始終を
動画でご覧になりたい方は、
テレグラムに1分半くらいの動画で
載せておきますので、
すごく興味のある方はそちらもご覧下さい
その範囲をウクライナ軍の支配地と
係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は2平方キロほどになります

ベレストーベの東の郊外からノヴォセリフスケの南

○シベルスク周辺


ビロホリフカでは、
一時期ロシア軍が押し込んでいましたが、
この日ウクライナ軍が攻撃し、
ロシア軍が後退しています
1番目
まずビロホリフカの北では
位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍はドネツ川沿いの森林の中で
陣地戦を制し、
森の東に支配地を拡大させました
ロシア軍は反撃に熱気化爆弾を
投射したことから判明しました
その範囲を係争地からウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました

ビロホリフカの北


2番目
一方ロシア軍は、
ビロホリフカ鉱山の東にある水処理場から
西に攻撃をおこないましたが、
この攻撃はウクライナ軍が撃退し、
反対にロシア軍を鉱山から押し戻しています
お見せしているのはウクライナ軍の兵士の
インスタグラムに掲載されていたもので、
「祖国の戦いに無関心であってはならない」
と書き添えられています
鉱山の1段目まであったロシア軍の占領地を
水処理場まで500メートルほど後退させ、
戦況図を更新しました
それ以外には、この方面でスピルネ、
ヴィムカの南で地上戦の報告がありますが、
戦況図に変更はありませんでした

ビロホリフカ鉱山の東にある水処理場

○チャシフヤール方面


この方面では激しい戦闘が起きています
政治学者から軍に志願してウクライナ軍の
第41機械化旅団に配属になったサゾノフ氏は、
ウクライナのメディアに登場し、
「チャシフヤールは優れた防御陣地を備えた
高地であるが、
問題は人がいないことだ」と述べ、
「訓練センターからやって来る10人のうち
2人は戦闘を拒否し、
2人は精神異常で使い物にならず、
2人は病気で、
戦力になるのは2人か3人だ」と述べました

チャシフヤール


1番目
ボホダニフカでは、
双方が相手の陣地にドローン攻撃と
砲撃をおこない、
お互いの動きを牽制しています
2番目
カナルの周辺では、
ロシア軍は24時間、
歩兵の小集団で攻撃を仕掛けていますが、
ウクライナ軍の砲兵とドローンで
キルゾーンにやってきたロシア兵を
撃退していて、戦況図に変更はありません
それ以外のイワニフスケ、
クリシチフカでもロシア軍は
攻撃を仕掛けていますが、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更のある情報はありませんでした

カナル

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は9度、最高気温は25度
今日の天気予報も、はれとなっています
天気は晴れていますがやや強い風が吹いています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は
ノヴォオレクサンドリフカ、
ノヴォポクロフスケ、
ウマンスケ、
ヤスノブロディフカ、
ネタイロベを中心に30回以上の
攻撃をおこないました
1番目
オチェレティネ周辺では、
ロシア軍は昨日と同様アルカンヘルスケの北、
オチェレティネの北のウクライナ軍陣地、
ノヴォオレクサンドリフカの方向に
攻撃を仕掛けていますが、
ウクライナ軍が防衛し、
ロシア軍に成果はありませんでした


2番目
一方オチェレティネの西の線路沿いでは、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍の突撃部隊が
ウクライナ軍の防衛線を越えて西に浸透し、
ウクライナ軍がドローンで応戦し、
撃退しています
お見せしているのはウクライナ軍の
第110機械化旅団のもので、
地図で示した場所のロシア兵を
観察しているところとなっています

オチェレティネ


3番目
ノヴォポクロフスケの攻撃軸では、
ロシア軍は集落を回り込んで
郊外に進軍する可能性があり、
町の南に砲撃をおこなっています

ノヴォポクロフスケ


4番目
ウマンスケ、ネタイロベでは
ウクライナ軍が砲撃とドローン攻撃で
ロシア軍の前進を阻んでいます
特にネタイロベはロシア軍が前進するにしても
移動はE50号線を進むしかなく、
ウクライナ軍の格好の標的となっています
結局ここまでで戦況図に変更は
ありませんでした

○マリンカ方面
○ブフレダール方面


この方面でロシア軍は15回
攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の前進の報告はありませんでした
そのうちウロジャインでは、
5月5日の動画でロシア軍が前進したことを
お伝えしましたが、
位置情報つきの映像によると
この日ウクライナ軍が反撃し、
ロシア軍が押し込まれて4月25日の所まで
奪還しました
お見せしているのはウクライナ軍の
第58機械化旅団のもので、
地図で示した場所でロシア軍の車両を
対戦車ミサイルで撃破し、
建物に隠れているロシア兵を砲撃と
ドローンで撃退し、
ウクライナ軍の歩兵が展開して建物に突入し、
奪還作戦をおこなっている
ところとなっています
その建物までをウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました

●後方地域


1番目
前線から110キロ離れたルハンスクにある
石油貯蔵所では、
ATACMSの攻撃により火災が発生しました
映像では何かが燃えている様子が確認できます
2番目
クリミアのエフパトリアでは、
5月4日のNASAの火災を知らせる衛星画像と
地元住民の情報から
イスカンデルMの発射台が破壊された
との情報があります

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はスタロマイオルスク、
ヴェルボヴェ、
ロボチネで3回攻撃をおこない、
クリンキーにも3回の攻撃をおこないました
1番目
そのうち昨日の動画で
係争地の範囲を拡大させたロボチネでは、
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍のドローンが
地図で示した建物にお邪魔していて、
この場所が最前線となっていることが
判明しましたので、
ウクライナ軍の奪還地を拡大し、
係争地の範囲をわずかに縮小させました
2番目
ウクライナのプレテンチュク報道官や
ロシアの軍事ブロガーによると、
ショイグ国防大臣が3月に設立を発表した
ボート旅団の「ドニプロ川ボート部隊」では、
最初から装備が不足しているため、
ロシア兵たちは川に落ちている船と
地元民の漁船を盗んで作戦に
利用しているとのことです
そのため、プレテンチュク報道官からは
「この部隊は脅威ではない」
との発表がありました
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想など
是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました


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