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ウ軍今日も猛攻【クリミア本当にヤバい】ロシア「クリミア大橋で危険な賭け」識者「ロシア敗北濃厚」【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシアまた戦闘機墜落|米仏エ伊防空システム続々供与



【6月12日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:24 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:33 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
2:44 アメリカがパトリオット防空システム追加供与
3:05 ドイツもパトリオット、IRIS-T、ゲパルト提供 ウクリアな防空強化
3:32 エストニアもミストラル防空ミサイル供与 イタリアも供与へ
4:28 識者「ロシアはクリミアで勝手に敗北」上陸必要なし
5:26 ウクライナ各地域の戦況
5:43 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
8:01 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
11:01 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:54 後方地域の爆発炎上事件
13:46 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
14:03 F-16同盟国の基地で一部保管へ

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから839日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1100名
戦車23両
装甲戦闘車32両
砲46門
多連装ロケット1両
防空システム5基
航空機1機
ドローン13機
その他車両79両
となっています
戦線全体で一日で72回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対2.3で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.3倍になります
ロシア側の損失は軍用トラック、
民生用のバン、
砲がが多く、
反対にウクライナ側は偵察用機器、
舟艇、
砲が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ウクライナの防空が強化されることになりました
まずニューヨークタイムズは匿名のアメリカ政府と軍の高官の話として、
アメリカは2つ目のパトリオットシステムを数日以内に提供し、
ウクライナの前線に配備される可能性があると伝えました
2番目
またドイツのピストリウス国防大臣はゼレンスキー大統領との記者会見で、
ドイツは3つ目のパトリオット防空システム、
IRIS-T防空システム、
ゲパルト対空戦車、
パトリオットのミサイル100発を含む新たな軍事支援パッケージを数週間から数ヶ月以内にウクライナに引き渡すと発表しました
3番目
さらにエストニアのペブクル国防大臣は、
ミストラル短距離対空システムを含む軍事支援パッケージを発表しました
なお、
数両と金額は安全保障上の理由から明らかになっていません
ミストラルはフランスで開発された最新の対空ミサイルシステムで、
射程は6キロ、
赤外線誘導の打ちっぱなし式でマッハ2.5で目標に飛んでいきます
前線で低空飛行する敵の航空機とヘリコプターから部隊を保護するように設計され、
歩兵が携行できるほか、
車両、
船舶、
ヘリに搭載して運用することもできます
これ以外にはイタリアのタジャーニ副首相兼外務大臣も防空システムをウクライナに供与すると発表していますが、
具体的な内容は触れていませんでした
4番目
テレグラフによると、
ロシアはクリミアで勝手に敗北に直面し、
勝手に敗北する以上、
ウクライナはクリミア上陸作戦をおこなう必要もないと伝えています
長いので簡単にまとめると、
「クリミアはクレムリンにとって重荷となり、
プーチン大統領はクリミア半島を維持するために多くの資源が必要となる
一方ウクライナ軍は現在のペースでクリミアの補給路となるクリミア大橋、
ケルチ海峡のフェリー、
新しい鉄道をときどき攻撃して圧力を強めておけばよく、
そのうちクリミアでは物資が枯渇し、
基地は縮小され、
軍隊は引き抜かれていく
ウクライナは待っていれば交渉の材料としてクリミアが手に入るだろう」
と棚ぼた的にクリミアが手に入ると分析しました

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示に
していただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ、
スームィ方面


5月10日にロシア軍が国境を越えて軍事侵攻を
おこなったハルキウ方面の戦況についてお伝えします
ハルキウの天気はくもりのちはれ
最低気温21度、
最高気温32度
今日の天気は、
くもりの予報となっています
昨日お伝えしたスームィ方面のロシア軍は、
その日のうちに撤収し、
チェチェンのアフマト部隊による陽動だった模様です

○リプツィ方面


ウクライナ軍はこの方面で奪還を進め、
わずかに前進しました
位置情報つきの映像によると、
リプツィの北の幹線道路沿いでロシア軍が
砲撃とドローン攻撃をおこなっていることから、
この場所にウクライナ軍が前進しました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した場所でロシア軍が砲撃を
おこなっている様子の一部となっています
この場所を係争地から一部ウクライナ軍が

リプツィ

奪還したとして戦況図を更新しました

○ボフチャンスク方面


この方面ではロシア軍はわずかでも占領地を
広げようと前進をおこなっています
一方ウクライナ軍では、
「マディヤールの鳥」という
伝説の精鋭ドローン部隊がこの方面に
配属になったことが判明しました
この部隊はそれまでヘルソンの
クリンキーの橋頭堡を防衛していたドローン部隊で、
同じクリンキーのロシア軍のドローン部隊の
指揮官を地獄に送り、
ロシア軍を長期間苦しめて橋頭堡に寄せ付けなかった
実績があります
SNSによると、
配属後最初の10日間で200以上の目標を破壊したと
報告しています
戦況図ではロシア軍は
ボフチャンスクの西にある工場に空爆、
病院付近で突撃、
市街地の東の外れで突撃、
ティケの方向に攻撃を仕掛けていますが、
ウクライナ軍もドローンと砲撃でよく応戦し、
戦況図に変更はありませんでした

●北東部 ルハンスク州方面


●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします

○クピャンスク方面


この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面ではシンキフカ、
ステポヴァノヴォセリフカ、
ノヴォセリフスケ、
ピシチャネ、
ベレストーヴェの方向に攻撃を仕掛け、
ロシア国防省はチムコフカと
ミソジャリフカの占領を主張しました
1番目
そのうちロシア軍が
占領を主張したチムコフカについては、
そのような地名の集落はなく、
イヴァニフカの北に似たような地域の名前が
あるとのことですが、
この場所は昨年10月にウクライナ軍が奪還して以降、
防衛していて、
ロシア軍のプロパガンダである可能性が
高いと思われます
2番目
またスバトベの西にある
ミヤソジャリフカについても同様に
ロシア軍が占領したことを確認できる情報がなく、
こちらも前線から誤った情報が
司令部に上がってきたか、
ウクライナ軍の戦意を削ぐための
プロパガンダと思われます
いずれも戦況図に変更はありません
それ以外にはロシア軍はシンキフカで
多連装ロケットから40発のミサイルを打ち込み、
その後戦車による攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません

○スバトベ・クレミンナ線


○シベルスク周辺


この方面でロシア軍はスバトベクレミンナ線で12回、
シベルスク周辺では4回攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍がすべて撃退し、
戦況図に変更のある情報はありませんでした

○チャシフヤール方面


ウクライナ軍のヴォロシン報道官によると、
ロシア軍はチャシフヤールに到達できておらず、
前哨地のカナルとノヴィ付近で前進の試みを
継続していると報告しました
そのカナルでは、
ウクライナ軍が反撃をおこないました
ウクライナ軍は、
ズラツコヴァ通りを越えて複数箇所に
攻撃をおこないましたが、
この攻撃はロシア軍の動きを止めるためで、
前線を押し戻すものではなかったようで、

カナル

戦況図に変更はありません
反対にロシア軍はドローンにより
ウクライナ軍のいる建物に攻撃をおこない、
反撃をおこないました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
最新のカナルの状況を映したものとなっています
建物はすべて破壊されているところが確認できますが、
ロシア正教会の建物だけは
そのまま残っているようにも見えます

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は様々な方向に21回
攻撃をおこない、
そのうちウクライナ軍が19回
撃退しましたが、
ノヴォオレクサンドリフカと
ノヴォポクロフスケ付近の2回で戦闘が継続しています
そのうちノヴォポクロフスケでは、
ロシア側に近い複数の情報では、
ロシア軍が集落に入り、
その8割ほどを占領したと主張していますが、

ノヴォポクロフスケ

今のところ確認できる情報はありませんので、
戦況図に変更はありません
こちらは確認ができれば戦況図を更新します

○マリンカ方面


この方面でロシア軍は17回攻撃をおこない、
そのうち14回はウクライナ軍が撃退し、
マリンカの北のクラスノホリフカなどで
地上戦が継続していますが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

○ヴェリカノヴォシルカ方面


ロシア軍はここ最近の攻撃で多大な損失を計上し、
ウクライナ軍の将校が映したとする写真では、
破壊された数々のロシア軍の車両が確認できます
コメントでは、
「ロシア軍はウクライナ軍の
部隊ローテーションの時期を狙って攻撃を仕掛け、
まず滑空爆弾で空爆した後、
砲撃をおこない、
その後空挺部隊を交えた突撃で前進しようとしたが、
報われなかった」と伝えています
それでもロシア軍はウロジャインと
スタロマイオルスクに攻撃をおこないましたが、
いずれも失敗に終わりました

●後方地域


1番目
北オセチアの険しい山岳地帯で
ロシア軍のSu34が技術的トラブルで墜落し、
パイロットと乗組員が
地獄に召されたとの情報があります
2番目
クリミア大橋では、
ロシア占領当局はそれまで停止していた
鉄道橋を使った石油の貨物輸送を
再開したとの情報があります
きっと誰かニンマリしている人がいるに違いありません
3番目
それ以外に詳細は不明ですが、
クリミアのシンフェロポリと
セヴァストポリで爆発の報告、
クリミア南東のオセロカチクでATACMSによる攻撃が
あった模様で火災の報告があります

●南部 ザポリージャ州


●南部 ヘルソン州


この方面ではコパニとクリンキーで2回の
ロシア軍の攻撃がありましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません

■その他


AP通信によると、
ウクライナ軍は近々配備される予定のF16について、
ロシアの攻撃から守るため、
海外の基地で保管する可能性があると伝えています
記事を読むと、
当面は機体より操縦するパイロットの方が少なく、
保管する機体はパイロットの養成に使われる模様です
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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