1月9日 ロシア報復攻撃「ウクライナ軍600名シ亡」救急車も呼べず｜記者が見た驚愕の現場【ウクライナ状況図】ソルダーではウクラ軍西側を奪還

日頃調べている最新のロシア軍とウクライナ軍の状況、情勢をコンパクトにまとめてお伝えします。
その日のレポートをその日に動画にしています。
UKR軍参謀本部、最新の戦争研究所、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
●過去の動画は再生リストへ
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
■より快適に見るには
・方位は赤い針が北
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤：ロシア軍側　青：ウクライナ軍側　オレンジ：係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ：1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●UKR軍の損失は？
　データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
　https://note.com/sumaitotoushi/
■BGM Materials

OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
曲の使用に関しては、運営側に確認の上、規約に従った範囲で行っています。
地図はGoogleEarthを使用。

#ロシア
#ゆっくり
#ウクライナ情勢

全文はnoteに掲載しています。
https://note.com/sumaitotoushi/

みなさんこんにちは。

今日も最新の

ウクライナ、

ウ国の情勢についてお伝えします。

かつてソビエト連邦を構成していた、

ひまわりが国花、

国の花である国と、

青空とひまわり（小麦畑）がモチーフとなる国旗を持つ

２つの国の争いは、

欧州全体の政治・経済・人々の生活に大きな影を落としています。

また、

多くの方のコメントをいただきありがとうございます。

この動画では、

本日公表されたISWの公表レポートなどから、

公開情報をいち早くお伝えしています。

そのため、

地図の記号などは簡略化されています。

過去の動画は再生リストから見ることができますので、

あわせてご覧ください。

■まずは全般的な事柄です。

ウクライナ軍参謀本部によると、

この日、ロシア軍の損失は

兵士430名

戦車3両

装甲戦闘車5両

砲3門

UAV5機

その他車両4両

となっています。。

この日のニュースを簡単にお伝えします。

１．ロシア国防相によるとこの日、

1月2日の動画でお伝えした、

マキエウカでのロシア軍兵士400名死亡、

300名負傷したことについて、

報復攻撃をおこなったとしています。

ロシア軍は

クラマトルスクにあるウクライナ軍の陣地を攻撃し、

600人以上のウクライナ軍兵士が死亡したと発表しましたが、

現実は全くの間違いでした。

露の軍事ブロガーでさえ、

話を捏造したとして、

軍の上層部を批判しました。

■それでは、各地域の戦況です。

方位は左上の赤い針が北になります。

また、一辺１０キロの正方形が、

いくつか地図上に置いてあります。

●北東部

○ルハンスク州　クピャンスク方面

この日の天気は晴れ、最低気温-16度、最高気温-10度。

今日の天気はくもりの予報。。

○北東部クピャンスク方面及び

スバトベ・クレミンナ線。

ウクライナ軍の参謀本部の発表によると、

この日、ロシア軍は、

コロジャズネ

ノヴォミリンスク、

ペルショットラブネヴェ、

イワニフカ、

ステルマヒウカ、

ミヤゾザリフカ、

マキイフカ、

ネフスケ、

チェルボノポピフカ、

ディプロバ、

クゼミネに砲撃し、

またロシア軍は、

ステルマヒウカ、

マキイウカ、

プロシチャンカに攻撃をおこないましたが、

撃退されました。

また、ディプロバの北の林で、

両軍が戦闘となった記録がありますが、

クレミンナ周辺での戦闘の報告はありませんでした。

○クレミンナ南方

ビロホリフカでは、

この日もロシア軍が攻撃を仕掛けましたが、

毎度のことながら、

ウクライナ軍の防衛隊が撃退しました。

●東部　アルチェモフスク（バフムト）方面

○バフムト北部。。。

この方面では戦闘が激化していますが、

あいにく

この日は日曜日のせいか、

情報は少なめです。

この日ロシア軍は、

ベレストヴェ、

ビロホリフカ、

ヴェセレ、

クラスナ・ホラ、

バフムトを砲撃しています。

また、

ヴェセレからロズドドリフカの方向に

地上攻撃をおこない、

こちらはウクライナ軍の防衛隊が撃退しています。

また、

この日は

ソルダーで激しい戦闘となっています。

ウクライナ軍は、後方のロシア軍の3つの防空サイト、

１つの指揮所を破壊し、

その後ヘリ、航空機による航空支援を行い、

ソルダーからヤコブリフカの間にいるロシア軍に対し、

執拗に火力を投じています。

また、第46空挺師団が、

ソルダーの町の西側に進撃したロシア軍を攻撃し、

後退させました。

情勢図では

この取り返した部分を青色で修正しました。

これは未確認ですが、

ウクライナ軍はソルダー駅の地下鉱山に突入し、

鉱山を確保したとの情報もあります。

これは追加の情報を待ちたいと思いますが、

戦闘の中心は

現在も駅付近となっている模様です。

そして、ソルダーの南西のクラスナホラに対して、

この日ロシア軍は威力偵察をおこないましたが、

これはウクライナ軍が発見し、撃退しました。

○バフムト周辺

１．

東側交差点ではこの日は情報がありませんでした。

２．

工場付近では、

パトリスルムンビー通りとT0504号線の交差点から

ロシア軍が進撃し工場地帯に取り付いています。

そして

工場地帯では戦闘となっていますが、

戦線は膠着しています。

３．

住宅地では、

この日も歩兵が突撃し、

ウクライナ軍が砲撃により撃退しています。

４．

その南の倉庫でも、

ロシア軍は倉庫に突撃し、

ウクライナ軍が撃退しています。
５．

バフムトの南、

イヴァンヘラドとオピトネでは、

ロシア軍がやや押してバフムトに接近しました。

そして、

オピトネを占領したロシア軍の部隊の一部が、

さらに南西方向に進撃し、

戦闘となっているとの報告があります。

○バフムト南方

この日もロシア軍は、

クリシチイフカ、

ビラホラ、

ディリイフカに砲撃をおこない、

クリシチフカ、

クルデュミフカに攻撃をおこないました。

防衛側のウクライナ軍は、

この日も

ヘリ、戦闘機による航空支援もおこない、

ロシア軍の攻撃を撃退しています。

●南東部　ドネツク州

先程のバフムトとドネツクの距離は

およそ65キロとなります。

この日の天気は晴れ、最低気温-14度、最高気温-8度。

今日の天気は晴れの予報となっています。。。

○マヨルスク周辺

この日ロシア軍は、

ザリズネに砲撃と地上攻撃をおこないましたが、

ウクライナ軍は撃退しました。

また、この日は

ニウヨークに砲撃を行なっています。

○アウディーイユカ周辺

この日ロシア軍は、

ベルディチ、

アウディーイユカ、

マリンカに近い方のクラスノホリフカに、

砲撃をおこないましたが、

地上戦の報告はありませんでした。

○ドネツク南部。。。

この日は、

ヘオリフカ、

マリンカ、

ノヴォミハイリフカに砲撃がありましたが、

戦闘の報告はありませんでした。

●南部　ザポリージャ方面。。

ロシア軍はこの日、

接触線一帯の20の町に

砲撃をおこないました。

ロシア軍は、

バルダー、

ミキルスケ、

プレチスティフカ、

ベルカノボシルカ、

ヴレミフカ、

オリフスケ、

ポルタフカ、

マリニフカ、

ドロズニャンカ、

ザリズニチネ、

ルヒフスケ、

シェルバキ、

ステポーヴェに砲撃をおこないました。

地上攻撃の報告はありませんでした。

この日この方面で、

ロシア軍の内部で事件がありました。

トクマクの北にあるチリストピリャでは、

ここを占拠しているロシア軍の兵士のうち、

６人が戦闘を拒否し、

「生きたいダイヤル」に連絡して、

降伏しようとしたのが見つかり、

その場にいた

ロシア国家親衛隊に即決処刑された、

との情報があります。

「生きたいダイヤル」とは、

ウクライナ政府が作った連絡窓口で、

投降したいロシア軍の兵士が

電話やテレグラムで連絡して、

安全に投降できるようサポートするものです。。

●ヘルソン州。。。

先程のメルトポリと、

ヘルソンの距離は約200キロあります。

この日の天気はくもり、最低気温-6度、最高気温-2度。

今日の天気はくもりの予報となっています。。。

ウクライナ軍の参謀本部によると、

この日はこの方面で、

ロシア軍は民間施設に攻撃をおこないました。

ヘルソンを始めとするドニプロ川沿いの、

少なくとも１７の町で

無差別に砲撃をおこないました。

また、ヘルソンに向かって

テルミット焼夷弾を用いました。

テルミット焼夷弾は、

特殊な化学反応で３０

００度の熱を出しながらゆっくりと落下し、

接触したものをすべて発火させて燃やすもので、

ジュネーブ条約で、

民間人の多くいる場所での使用は禁止されています。

コンクリートの中にいても、

コンクリートを燃やしてしまうほどの威力があります。

本日は以上です。

ウクライナの風景はまた後日ご案内します。

次の動画でお会いしましょう。

ご視聴いただきありがとうございました。