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家を建てた人のインタビュー その6

こんにちは!

家を建てている際に生じた疑問や悩みなど、を解決したい!
個人で活動する建築の専門家を応援したい!

この2つの課題を解決するため、すまいるーとを運営しています。

問題の深掘りのため、過去に家を建てたかたにインタビューを行っています。

今回インタビューさせて頂いたのはコロナ禍の中お家を建てられた都内在住のKさん。
旦那様とお子さんお二人の四人家族でお住まいです。

家を建てた時大変だったことや印象に残っていることはありますか?

初めは住宅展示場に行ってハウスメーカーを何社か見学しましたが、あくまでモデルルームなので自分の生活にまさにぴったりのものというのはないですよね。
車みたいにまさに自分が買うものを試乗することもできないのでイメージしているものに情報のギャップがあるな、と感じました。
本やネットなどから自分たちで家づくりで何を考慮すべきかなどを勉強をして、建てたい家の要望や条件がある程度まとまっていました。
いいな、と思ったところで話を聞いて間取りの提案などかなり打ち合わせを進めていたのですが、どうも何か違うな…と思ったので契約の直前でそのハウスメーカーで建てるのをお断りしました。

契約をやめた一番の理由は何でしたか?

担当の方に知識がなかったり、「こんな感じ」というイメージが伝わらなかったり、うまくコミュニケーションが取れないな、と感じました。

また、注文住宅といっても結局はこの中から選んでくださいとか、これはできませんといったプランが決まっていてさまざまな縛りがあったので自由度が高くなかったのも理由です。

間取りは、実際に子供がいて戸建てに住んでっていう生活をしていないと設計している人の実感が沸かないのかもしれませんが、なかなか納得のいく間取りの提案がでてきませんでした。
あと、やりとりをしたハウスメーカーさんは目先の契約やノルマに追われて仕事をこなしている感じがしました。

その後、どうやって工務店を探しましたか?

住宅展示場にあるハウスメーカーではなく、近所にある工務店に相談してそこに決めました。展示場でいろいろなモデルルームをみてきたのでこうしたい、というイメージも固まっていて完全にフルオーダーで注文住宅で建ててもらいました。キッチンやお風呂なども自由度が高く、いまのところは満足のいく仕上がりになりました。

こうゆうサービスがあったらよいなと思うことはなんですか?

10年後、20年後は自分がどんな生活をしているのかってなかなか想像できないですよね。
子供の成長ってどう変わっていくかは見えないものだったりするし、自分も歳をとったらどう変わっているのか想像ができません。
そういった、何十年後の生活って自分で想像できないので、想像できない部分をサポートしたり、補ったりしてくれるものがあると良いなと思います。

この先何十年も自分が住む家、なんでも言いなりになってはいけない

今回インタビューをさせて頂いたKさんは、ご自身で情報収集をしたり勉強されたりしながら、常に自分が家づくりの主導権を持たれていました。
家づくりってほとんどの方が初めての経験です。
どうしてもわからないことが多いと営業や設計に言われるがままで建ててしまいあとから後悔するパターンが多いと感じます。
今回Kさんは、最初に打ち合わせをしていたハウスメーカーを断ったことにより自分がどんな家に住みたいのかがさらに明確になり、近所で自由度が高い設計を施工できる工務店を見つけることができて良い結果になったのだなぁと感じました。



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