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スマドリ×koyoi 共同商品開発プロジェクト始動!


初めまして、koyoi代表の石根友理恵(いしねゆりえ)です。
この度、お酒を飲めない人も楽しめる「スマドリバー渋谷」を展開するスマドリと、低アルコールのクラフトカクテルブランドkoyoiがコラボレーションし、共同商品開発プロジェクトを始めます。

リリースURL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001014.000016166.html

プロジェクトのテーマは "共創"
20代のスマドリバーとkoyoiのお客様をチームとし、共に企画・試作を行い、同世代が本当に飲みたい商品を開発して参ります。
このnoteでは、Z世代の皆様とつくる商品開発のプロセスを綴ってまいります。
バーという展開するスマドリ、D2Cブランドのkoyoi。第一回目は、一見相容れない両者が、それぞれどんな想いを持ち、今回の共同商品開発に至ったのかをお伝えします!


■「スマートドリンキング」という考え方とスマドリバー

初めまして、スマドリ株式会社の加藤です。
皆さんは「スマドリ」 という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
お酒を飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指す「スマートドリンキング」、略して「スマドリ」
スマドリ社会実現のために2022年に設立されたアサヒビールと電通デジタルの合弁会社が「スマドリ株式会社」で、私は戦略策定、飲めない方が楽しめるスマドリ体験の場「SUMADORI-BAR SHIBUYA (スマドリバー渋谷)」のブランディング・コミュニケーションなどを担当しています。
スマドリバー渋谷: https://www.sumadoribar-shibuya.jp/

私は、自身のライフステージの変化による経験から、「飲み方を、もっと自由に、もっと自分らしく。」というスマドリのVision、スマドリが目指す社会に共感し、中途入社してきました。
もともと親しい間柄で飲みに行くことは好きだったのですが、妻の妊娠・入院をきっかけに、飲みに行くことをかなり控えるようになりました。代わりに自宅でノンアルコールビールを飲むようになり、「プシュッ」と開ける瞬間が、コロナ禍テレワークで「オンからオフへ」切り替えるスイッチとして、毎日の習慣になりました。眠くならず気分転換として合理的と思う一方、友人には「運転以外で積極的にノンアルを飲むの?」と不思議がられるなど、飲み方・頻度が変わったことによる、引け目のような感覚もありました。
私がそんな時に知ったのが 「スマドリ」。「飲み方を、もっと自由に、もっと自分らしく。」
お酒を飲みたい時、飲めない時、そして、あえて飲まない時、飲む人も、飲まない人も、ひとりひとりが、自分の体質や気分、シーンに合わせて、適切なお酒やノンアルコールドリンクをスマートに選べる時代へ。
初めて「あえて飲まない」という選択も、状況に合わせた「自分らしい選択」と肯定されたような感覚があり、スマドリが当たり前の社会になったら良いと思い、入社しました。
入社し最初に聞いた驚きのミッションは、「渋谷センター街にお酒を飲めない人が楽しめるBARをつくる」。

チームでヒアリングを重ねる中で、お酒に弱い方は、アルコールという物性への憧れより、飲める人の世界からの疎外感、その空間や大人のこだわりの世界観への羨ましさを感じていることがわかりました。
そんな飲めない方々と一緒に創り上げた、100種類以上のAlc.0%、0.5%、3%のカクテルから自分ぴったりの味とアルコール度数を選べる、スマドリバー渋谷のコンセプトは、
「飲めない自分のままでいい。飲めても飲めなくても、みんな飲みトモ。」

飲めない人だけで楽しみたい訳ではなく、誰もが自分らしく、飲める飲めない気にせず「一緒に楽しみたい」という声から生まれた、BARのコンセプトです。

スマドリが目指すのは、みんながノンアルコールを飲むことでも、飲めない人を飲めるようにすることでもなく、飲める、飲めない、飲まないなんて気にしなくていい、誰もが状況に応じた自分らしい選択が当たり前の「飲み方の多様性」のカルチャー実現、そのための新しい価値の商品やサービス、体験を通じた、トレンド創出です。「スマドリバー渋谷」を拠点に、「スマドリの輪」を広げる仲間を増やしていきたい、と考えて活動しています。


■koyoiの立ち上げ背景とコンセプト


皆さんにとってお酒はどういう存在でしょうか?

私にとっては、様々な瞬間を彩ってくれるアイテムです。
お祝いの時では、「おめでとう!カンパイ!」のかけ声で気分が高揚し、はじめましての方も親しい方もお酒を交えることでより打ち解けあえる。疲れた夜には、お酒を片手に自分を充電する。
様々な空間で様々な感情に寄り添うお酒は、人をより幸せにするアイテムだと思っています。
ただし、一人ひとりの体質や状態に量や度数が合っており、お酒を片手に過ごすその時間がポジティブである、という状態であることが重要です。
お酒は強い体質の方から弱い体質の方、全く飲めない方が様々にいます。無理に体質にあわない量や度数を摂取したり、飲みたくないのに飲まないといけない状況では、むしろお酒はマイナスに働いてしまいます。

大切なのは人それぞれが、飲みたい瞬間に、無理せず、自分にあったものを自分のペースで楽しみ、幸せな気持ちになれることです。

そんなお酒の良いところを享受しながら、できるだけカラダにも優しい商品ってなんだろう?
そうしてできたのが、koyoiです。

koyoiは3%の低アルコール、フルーツやハーブの素材を40種類以上使用した本格カクテルの味わいで、保存料/着色料/人工甘味料を使用しないナチュラル製法です。
日々を過ごす私たちが、たまには自分の役割をそっと横において、本来の自分に戻るかけがえのない時間をつくりだすアイテムになりたい。
自分に寄り添う時間、大切な人との束の間の時間、心置けない友人との心地よい時間にkoyoiがそばにいて、明日への力を生み出す時間が生まれる世界を作っていきたい
そんな気持ちを込めて日々koyoiをつくっています。


■「飲み方をもっと自由に、自分らしく。」お酒の弱い方、飲まない方も含めた楽しみ方を創るという共通理念




スマドリとkoyoiは、共に飲み方の多様性を重視し、お酒の弱い方、飲めない方もお酒の楽しみ方の選択肢を増やすという思想を掲げています

スマドリはバーという空間でお客様の声を日々聞きながら、メニューや空間を設計し、
koyoiはオンラインという空間で購入者の声を聞きながら、商品開発やEC体験を設計しています。

アプローチ方法が違うからこそ、両者が手を取り合うことで、お酒の弱い方が「飲みたい!」と思う瞬間を導きだし、

その瞬間に合った商品を実現できるのでは?
そしてこの思想において私たちがより良い商品がつくれるのでは?
両者で考えたのは、さらにZ世代のお客様とも手を取り合うことです。

スマドリ、koyoi両者とも、20代のお客様が多く、飲み方の多様性がもっとも広がっている世代はZ世代ではないか、と強く感じています。

そこで、スマドリ・koyoi・Z世代のお客様で、飲み方の多様性がもっとも広がっているZ世代が最も飲みたいシーンを探り、その合ったお酒を創っていく試みをします。
まさにZ世代との共創型アルコール製品開発です!

Z世代の皆様など、若者のお酒の楽しみ方は、今までのいわゆる一般的なお酒の楽しみ方から変わってきており、
「自分のペースで自分なりにお酒を楽しんでいいじゃないか」という空気感・雰囲気・価値観がより強く出始めていると感じています。

そんな飲み方の多様性が広がってきているこの時代の若い世代だからこそ、
そして、新型コロナウイルスの影響などから日々の過ごし方の変化を体験した世代だからこそ、
スマドリ、koyoiそれぞれのノウハウをベースに、スマドリ・koyoi・Z世代の皆様の3者で共創することで、今までにない視点から良い企画・商品が作れるのではないかと思っています。

そんな企画・商品こそ、まさに私たちの「お酒の弱い方、飲めない方もお酒の楽しみ方の選択肢を増やす」という思想を体現したアルコール製品となり、
これからの世代がよりお酒を自分らしく楽しむきっかけになれたら、と感じています。




ということで第一回では、コラボの概要や今後の展望に関して書かせていただきました。
第二回は、今回の共創型アルコール製品開発において、Z世代のお客様がお酒を片手に過ごしたいシーンを洗い出すプロセスについてお伝えします!


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