【24/5/1更新】パリ五輪チケットのリセールまとめ
リセールとは
チケットの購入者が様々な理由によって、持っているチケットを他の希望者に有償で譲ることを指す。
パリ五輪の場合、体調や仕事を始めする事情ではなく、目当ての選手が見られないケースが発生しうるため、オリンピックのチケット販売スケジュール自体にリセール期間が設定されている。
そもそも、五輪のチケット抽選開始時点では各国/各競技ともに代表者を選考が始まっていなかったり、選考が始まっていても代表者が決まっている競技はほとんど無かった。
2024年4月時点においても、五輪の代表選手枠を競っている競技/選手があるため、未だに代表選手が確定していないケースが一部存在している。
このような理由から、選考結果によっては取得済のチケットでは、自国や推しの選手を応援できない可能性があり、その場合にはチケットを手放したい/譲りたいと考えるサポーターが一定数発生する。
その際に、チケットを一般的な流通に流してしまうと転売や偽造を始めとした問題が噴出するため、それらを避けるためにオリンピックの公式でのみ、サポーター間のチケットの売買が可能となっている。
【5/1更新】リセールは5月15日から!
記事公開後、公式でリセールプラットフォームのリリース日に関するアナウンスが出ていたため更新。
当初予想していた通り、5月15日(水)に公開されるようです。
パリオリンピックの公式サイトによると、オリンピックチケットの公式リセール用プラットフォームのリリースは、5月中旬に始まるとのこと。
過去の抽選開始日は下記の通りとなっており、
上記から予想すると、恐らくリセールの開始日は下記いずれかと想定される。
リセール開始までに準備しておくこと
チケットを売却する場合
チケット売却のみを考えている場合には、売却価格の検討以外にすることはない見込みとなっている。
但し、元々のチケット価格を超えた値段付けは出来ない点は留意が必要となる。
一方で、観戦人口があまりいない国の試合/競技や、開催場所がパリ中心部から離れている場合には、購入希望者がそれほどいないケースも考えられるため、多少の値下げは覚悟しておきたい。
チケットを購入する場合
チケット購入を考えている場合には、大きく2つのタスクが必要となる。
パリ五輪アカウントの作成
購入するチケットの検討
パリ五輪アカウントの作成
リセールに参加するには、抽選と同様にアカウントが必須と想定される。
その為、公式サイトの「Log in」をクリックして、リセール参加に向けたアカウントの作成を進めておこう。
購入するチケットの検討
アカウントの準備が出来ている場合には、下記4つの観点から購入するチケットを決めておこう。
競技
日程
会場
予算
まずは、どの「競技」を見るかという点を抑えておく必要がる。競技によっては、予選の有無や階級の有無といった要素もあるので、推しの選手のいない階級/試合を選んでしまった、ということが無いようにしておきたい。
競技ごとの日本代表内定選手は下記から確認ができる。
2点目の「日程」に関しては、①滞在日程と②競技日程の両方を考慮する必要がある。前者は、移動手段も含めて動かすことが難しいので、基本的には
②競技日程を眺めつつ、観戦可能な試合を選んでいくという形になる。競技によっては、オリンピックの前半が予選、後半に本選となっているケースや、オリンピックの前半で決勝戦まで終わってしまうケースもあるため、注意が必要。
尚、オリンピックのスケジュールは下記から確認できる。
3点目の「会場」については、パリ五輪の会場はパリ中心部以外にも点在しているので特に注意しておきたい。
例えば、柔道・レスリングや近代五種、馬術、陸上競技はパリ市内で観戦できるが、サッカーはリヨンやニース、セーリングはマルセイユ、サーフィンに至ってはタヒチ(!)で行われることになっている。
チケットを購入する際は、競技会場にも注意しておかなければ、滞在旅程を大きく変える必要が出てきてしまう。(もちろん、誤って購入したチケットをリセールで売却するということも出来ると思うが、余計な手間がかかる。)
尚、オリンピックの各競技で使用される会場は下記から確認できる。
最後に大事な「予算」を考えておこう。種目や観戦する試合(予選/本選)にもよるが、A~Cクラスのチケットは1枚50ユーロ~200ユーロ(8,000円~32,000円)と考えてもらうと良い。
S席になると、1枚300ユーロ程の場合もあり、競技ではなく開会式/閉会式といったセレモニーが見たい場合には最大で1枚あたり600ユーロとなっている。
リセ―ルにおいては、元の販売価格を超えることはないため、予算と相談して抽選時のチケット価格を参考に席のクラスや、観戦競技数を決めておきたい。
100年ぶりのパリ五輪を体験しよう
花の都パリでの五輪開催は100年ぶり!ということで、自身も非常に楽しみにしている。
オリンピックの開催自体はこれからも続いていくと思われるが、パリでオリンピックを観戦できる機会は、生きている間に訪れないかもしれない。
ということで、せっかくの機会を存分に楽しもう。
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