ハートポーズの変遷 ベトナム料理のお店

先日、友人とベトナム料理のお店へ向かうべく待ち合わせたが、開店時間が1時間遅れるとの貼り紙が貼られていた。さてどうしようか？となり、近くのカフェへ入ってみた。人生初のポメロジュースを飲んだ。文旦の仲間の柑橘類らしい。おいしかった。お腹すいたね〜と言いながら色々な話をした。
ベトナム料理のお店は私が6月に初めて行ったお店だった。食べたもの全部がおいしくて、これまで共に数々のご飯屋さんへ足を運んだ友人が好きな味だと確信し、ぜひ一緒に行こうと誘った。
そのやりとりをふまえ、相手の好きな味が分かることのすごさについて友人が話してくれた。嬉しさのあまり、そっと顔の下あたりの位置で、平成のハートポーズを繰り出してしまった。
現実世界でハートを繰り出される場面は極めて少ないことに驚く友人と、我々は最新のハートポーズをよく分かっていないという話になった。
🫶🏻(平成のハート)→🫰🏻(指ハート)→最新のハート
というイメージだった。※あくまでも我々の認識
そこから最新のハートと思しきものを検索し、画面を見ながら練習した。そして、すぐに繰り出せるようになった。最新のハートポーズを…(一体何のために)。人は何歳になっても成長できるらしい。
そんなこんなでベトナム料理のお店は開店時間を迎えた。飲み物として、友人はタマリンドジュース、私はサワーソップジュースを注文した。タマリンドジュースはスイカバーの味がするとのこと。友人は、人生初の味に「おもしろ〜い」と言いながらにこにこしていた。その姿を見て、お店の方でもないしまだ何も食べていない状況なのにもかかわらず、私がおすすめのお店を紹介しただけであまりにも満足気な表情を浮かべるので、笑われてしまった。
そして、大人になると新しい味に触れる頻度が激減することに気づく。新しい味には、自分達で出会いにいくべきなのかもしれない。
長くなってしまったのでこの辺にするけれど、やはり友人の口に合う料理ばかりだったようで、拍手で気持ちを表してくれていた。すこやかな一日だった。あまりにもおいしそうに撮れた一枚を添えて。

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