幸福への恐怖

少し暗い内容になるので注意

僕は幸福が怖い。まず自分にとっての幸福の定義は身体と心に大きな不満が無いこと。(全く不満がない幸福な人などはいないだろう)

幼少期からストレス過多な環境で日常を過ごしていたことが理由だろうと思う。耐え難いストレスに晒され続けるのが日常であり生活であるという認知の歪み。

耐え難いストレスから解放されてしまった時、恐怖に陥る。後でひどい仕打ちがあるに違いないと思ってしまう。つかの間の幸福がいつ終わるのだろうという恐怖。

その恐怖と不安に耐えられず自分で幸福な状態を壊してしまう。そして耐え難いストレスにまた捕われることにどこかで安心してしまう。そういうことを今までずっと繰り返してきた。

人の話でよく聞く「幸福な自分が許せない、自分が幸福になっていいはずがない」というのとはまた違う認知なのだけどこういう幸福の恐怖に悩んでる人って僕以外にも居るのだろうか…

自分の幸福には意味が無いとお呪いのように唱え続けた本当の理由は自分の不幸にも意味が無いと逃避したかったから。自分の不幸は自分の罪ではないと思いたかったから。

もし幸福な自分がいたら「自分にとって唯一の意味は幸福な自分であること」とか言い出すのだろうか。うざすぎる。不幸な自分は幸福な自分を嫌悪する。

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