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「いつか着たい」と願って買った服もいずれは手放す


大学生の頃(もう10年前)は、下北沢や裏原宿によく行っていた。古着が好きで、とにかくいろんな古着屋さんをめぐるのが好きだった。

もう3ヶ月くらい前のことだけど、仕事で下北沢を訪れた時、駅前の変容ぶりにずいぶん驚いた。変わらずあるお店もあればあれ、ここなんだったっけ?と思うようなスペースもたくさんあって、ひとしきり時代の流れを感じていた。

昔から馴染みのあった古着屋さんにふらっと入ってみた。この匂い、空間、懐かしいなぁと思いつつも、かつてのワクワク感が皆無に近かった。

財布の中身と相談しながら古着を見て回ったり、お気に入りのシャツを見つけて目をキラキラさせながら値札を見てギョッとしてひどく落胆したり、試着したら全然似合ってなかったり...。そういう体験はもう今後ないのだろうか。

「いつか着たいな、ほしいなぁ」と思いながら服をみていた感覚と「まぁ、どうせ手放すことになるしなぁ〜」と思いながら見る服の感覚は全く違う。

メルカリのようなサイトが増えて、どんなものでも簡単に出品できるようになって、ミニマリストや断捨離がトレンドではなく定着してきたからかもしれない。

趣味趣向も変わるし、価値観も変わる。本当はオシャレしたいし、上質な服だけを所有して身を包みたい。でももう、一点ものの古着を買ったりオールドヴィンテージのブランドものを買ったりすることはないんだろうなぁと感じた、そんな下北沢であった。

昨日の〇〇

昨日仕事で都内に行った。いつもそうなんだけど、約束時刻の1時間前には現地に着いている。昨日に関しては3時間前に着いて、周りを散歩したりカフェに入って作業したりしていた。

「温度感を慣らす」ってツイートしたけど、いきなりその場に行くのってやっぱり緊張する。

あとはせっかく行くんだから約束事だけ終わらせて帰るのはもったいないので、事前に行っていろいろ散歩してみようみたいな気持ちも大きい。交通費を少しでも無駄にしたくないというなぞの貧乏性。

チーズプロフェッショナルの二次試験を控えているので、自宅でいろいろとチーズを切って試食している。

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チーズ、おいしいんだけど高い。賞味期限間近で半額シールが貼られているものばかりを買って勉強している。

でもチーズって賞味期限間近、いやむしろ賞味期限を過ぎてからがおいしい。追熟という概念はなかなかいいな。

「私の旬はいつまでも衰えないのよ、時間や数字のつまらない概念にとらわれないで」とでも言われている気がする。

年齢を重ねれば老いる。見た目は仕方ないけれど、心はチーズのように追熟できるのだろうか。

チーズの適切な追熟には、適切な温度と湿度、通気が必要だ。

とげのないまろやかな心になるには、何が必要だろう。

毎朝30分でクオリティを気にせず「とりあえず」書く練習、1日目
(明日には終わりそう)

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