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収益を自動分配するTuneCoreのスプリット機能の仕組みがすごい

先日まで、音楽マーケティングブートキャンプに参加しておりました、金森(@user_id_us)です。

約半年にわたる音楽マーケティングの学習・実践を通して新しい発見が多々あったのですが、中でもこれはすごいな、と思ったことがあります。

それが音楽デジタル配信の収益を自動分配できる、TuneCoreのスプリット機能という仕組みです。

そもそも、TuneCore(チューンコア)とは何?

簡単にいうと、SpotifyやApple Music、LINE MUSICなど複数の音楽配信アプリに楽曲を一括配信できるサービスです。

収益を自動分配できるTuneCoreのスプリット機能

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※画像出典:新機能「スプリット」の提供開始、アーティストや楽曲関係者同士での楽曲収益の自動分配が可能に

そもそも、音楽デジタル配信の収益は、ストリーミング再生数に応じて決まります。例えば、「Spotifyで100万回ストリーミング再生されたら、いくら」みたいなイメージです。

で、この収益を自動で分配する仕組みが、TuneCoreのスプリット機能です。

楽曲制作は、全部ひとりで行う方もいますが、いろんな立場の人(例.アーティスト、プロデューサー、レーベル、レコーディング)が関わるケースもあります。そうなると一見、お金周りの調整が大変そうに思いますよね。

それが、TuneCoreのスプリット機能を使えば、曲ごとに「収益をシェアする率」を決めて各関係者による承認され通れば、あとは自動で収益分配してくれるわけです。

例えば、アーティストは50%、プロデューサーは30%、レーベルは20%みたく。

手続き自体も簡単です。これはすごい仕組みだなと。

収益自動分配の仕組み、他業界に転用できるのでは?

私が本記事を書きたいと思ったのは、「この仕組み、音楽ビジネス以外にも活用できるのでは?」と思ったためです。

あくまで思いつきでしかありませんが、例えば「Webマンガ」も同じようなことができないのかなと思ったり・・・。(もしかしたら既にある?)

マンガプラットフォームへの一括配信しかり、作者・編集者などステークホルダーの収益自動分配しかり・・・。

※Webマンガビジネスについては現状全く知らないので、的外れなことを言っている可能性が大いにあります...。

音楽業界の当たり前が他業界では当たり前でなかったり、その逆もしかりだったり

この言葉は、StudioENTRE代表取締役の山口さんがおっしゃっていました。

まだ片鱗しか知らない前提はありつつも、約半年間にわたり音楽デジタルマーケティングの学習・実践をしたことで同じことを思いました。

実際に関わることで初めて得た気づきでした。

音楽 × デジタルマーケティングを学びたいなら

実践的な音楽 × デジタルマーケティングを学べる「音楽マーケティングブートキャンプ」の第二期もあるようです。

音楽好きのマーケターにはおすすめです。

値段は正直安いとはいえませんが、個人的には2021年の買い物で最もコスパの良い買い物だったと考えております。いろんな人に出会うことができ、新しい視点を得ることができました。

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