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社会人1年目にアフィリエイトサイト運営を始めてみた結果、学んだこと

【2020年11月_追記】
本noteをご覧の方は、アフィリエイトサイト運営に興味のある方ではないでしょうか。1年のアフィリエイトサイト運営経験を経て、いかにしてアフィリエイトサイトの始めるか、どんな失敗をしてきたか、何が教訓となっているか、どのように領域選定すべきかをブログにしています。是非ご覧ください。

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本業のかたわら、趣味的にアフィリエイトサイトの運営を本格的に始めて、約4ヶ月ちょっと。ようやく、初CV(コンバージョン)です。

その成果報酬は、「158円」

「いや、158円って・・・ジュース1本買って終わりじゃん・・・。」

と思われるでしょう。アフィリエイト経験のない方は特に。

実際その通りなんですが、私にとってはとても嬉しい158円です。(有料noteを初めて購入いただいた時も同じくらい嬉しかった)

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今回は、社会人1年目の私が、「趣味的」にアフィリエイトサイトを始めて約4ヶ月で学んだこと・良かったこと・苦労したこと・継続する仕組み・領域選定などについて記載します。

前提
最初に言っておきますが、「どうだ凄い成果だろ?どうだ!」系のコンテンツではありません。これは言い訳ですが、全力投球でアフィリエイトサイト運営をしている訳ではありません

社会人1年目で本業も忙しく、かつ趣味に割く時間も多いので、サイト運営にかける時間もわずかです。1ヶ月に更新できる記事は多くて4本。月間セッションも、2020年1月末にようやく400セッション突破。つまり、超弱小サイトです。

今回のnoteは、私のような「ゆるっと、アフィリエイトサイト始めようかな?」群をターゲットに書きます。「ガチでやるつもりはないが、勉強目的も兼ねてアフィリエイトサイトやろうかな?」みたいな人です。


所感・学んだこと

結論から言えば、アフィリエイトサイト運営を始めて良かったと思っています。

理由はこんなところ。

・疲れているときも、気合いでやる力がつく
・多少の自信がつく
・アフィリエイト広告の仕組みを知れる
・日常的にアンテナを張るようになる
・本業で学んだことをサイト運営に活かせる。逆も然り
・セッションを稼ぐキーワード、CVを獲得できるキーワードを把握。実際にそれを実験/実感できる

思い返せば、得たもの、学んだことは結構あります。成果報酬「158円」という観点だけで言えば、ROI(かけた時間に対する成果)は最低。しかし、上記のような学びを得ることができたので、結果オーライです。

なぜ始めたか

大目的は「SEOの実践と学習です。本業の収入があるので、成果報酬はあくまで小目的でしかありません。

狙い通り、アフィリエイトサイト運営をする中で、自然とSEO関連の知識も身についていきました。


なお、サイト運営をしっかり始めたきっかけは、この「1024 なぜマーケターのスキルは上がらないのか」の影響です。

近い話として、「敏腕マーケターを採用したいなら、元アフィリエイターを探せ」という業界関係者の中で度々語られる話があります。

稼いでいるアフィリエイターはマーケティングセンスが半端じゃないと。これも展示会と同じで、アフィリエイターが良いと言われる理由は、領域選定からサイト構築、記事執筆、CVする体験を通して、圧倒的に試行回数が多いからですよね。

実践を通した学びを次に生かして、PDCAを回し、スキルをあげていくことができる。これまた乱暴な言い方をしてしまうと、アフィリエイターは、その人が優秀だからマーケティングスキルが高くなるのではなく、試行回数が多いがゆえにスキルが高くなる。

つまり、「試行回数が多い」構造に身を置くことができれば、スキルが上がり、優秀なマーケターになれる確率が上がります。
※出典:1024 なぜマーケターのスキルは上がらないのか

この記事に感化されて、「よっしゃやってみるか!」となり、11月からサイト運営を頑張り始めました。

制約をかけて運営

当時、私はSEO関連の知識が相対的に弱いと感じていたため、とある制約をかけることに。

自然検索流入がほとんどを占めるよう、自らTwitter,Facebookでの記事シェアは行いませんでした(Twitterのフォロワーさんに、ターゲット読者が結構いるだろうと知った上で)。

確かにTwitterで記事を拡散すれば、恐らくもっと早く成果報酬を得たでしょうし、より多くのセッションを獲得できているはずです。昨今のSEOのトレンド的に言えば、SNSも連動させた方が良いでしょうし。

しかし、それでは最初に立てた大目的とずれてしまいます。Twitter経由でセッションを稼ぐのではなく、自然検索流入中心でサイトをコツコツと育てたかったのです。(SNSシェア狙いのコンテンツだと、最高瞬間風速的にセッションが伸びる傾向)

Twitterでのシェアを狙ったコンテンツ作りは、自身のnoteやオウンドメディア運営×2つ(SAIRU NOTEインハウスマーケティングラボ)で、結構学んでいるので「優先度が低い」と判断しました。

こうした制約もあってか、結果的に全セッションのうち自然検索流入が90%近くを占めます。

どう領域選定をしたか

それでは、ここからよりリアリティーある話をします。

まずは領域選定(どんな商品のプロモーションをお手伝いするか)の話。

ここは超重要です。

いろいろ迷いましたが、BtoB特化のサイトをつくると決めました。イメージで言えば、オンライン秘書やクラウド会計などのサービスを紹介するサイトです。

主要な選定軸はこんな感じ。

・興味のあるジャンル→継続するための仕組み
・自身の専門性を活かせる→E-A-Tを高める為

あとは、

・SEOトレンド:個人アフィリエイターが勝てる領域とそうでない領域など(何を言っているか < 誰が言っているか
・競合が強すぎない

ことも、加味していました。

ここら辺の相談は才流の先輩であり、SEOのプロである黒須さん@kurosutoshiyuki)に相談しました。ありがたい限りです。

感謝の念を込めてYouTubeのリンクを貼っておきます。普通に面白いのでおすすめです。

「ぶっちゃけ、領域選定としてBtoB特化ってどうなの?」と思われる方もいると思います。短期的な収益(=成果報酬)という面だけで考えれば微妙そう。BtoC商材と比べて検索ボリュームが少ないので。個人でやる分としては、短期間でアドセンス(PV連動)で稼ぐのは難しいだろうなという所感。

一方、プラスなのは、こんな点。

・自分の専門性を活かせる(E-A-Tの観点で言えば良さそう)
・参入障壁が高い領域
・成果報酬以外で収益化できそう(コンサルティングなど)


想定外の良かったこと

思っていたよりも、アフィリエイトサイト運営が本業に活きる場面が結構あります。例えば、「営業リスト作成ツールの比較記事」を書いた数週間後に、本業で営業リスト作成ツールを調査・提案する必要があったのですが、リサーチする手間が省けました。

BtoB専門サイト運営の副産物です。(どの市場を選んだにせよ、きっと本業に活きる場面はあるのでしょうが)


後は、マーケティング支援をする上で「自信を持って提案する力」も以前より上がりました。自身が身銭を切って実践してるからこそ、話の説得力が上がりますし、自分の伝える力も磨かれた気がします。(依然、成長途上ですが)

記事は誰が書いているか

今のところ、自分1人で書いています。外注できるほどお金に余裕があったり、既に何らかの実績があったりすれば、ライターさんとタッグを組んで共同運営することも可能でしょう。

・外注するほどお金に余裕がない
・調べて書くことが自分のスキルアップにつながる
・コンバージョンさせるためのライティングを身につけるには実践あるのみ

この3点から自身で記事作成まで行っています。

いつ記事を書いているのか

平日であれば大体、夜10時から12時くらいの間で書いています。無論毎日ではなく、「今日は元気があるぞ」という時だけです。休日は趣味を謳歌することに時間を割くことが多いですが、予定がなくて暇な休日は、午前中のみサイト運営に充てています。

苦労したこと

SEO狙いの記事を書くのは正直、面白くありません。すごく地味です。面白くないというか、面倒くさい。とはいえ、面倒くさいことをやり切ることが重要でしょう。

検索ボリューム数の調査、競合記事の調査、ユーザーニーズの仮説立て、meta descriptionの記述などなど。

一方、商材リサーチは楽しいです。楽しくて時間を食ってしまうし、別のサイトを立ち上げたくなるので要注意。

追記:アフィリエイトサイトをこれから始める人向け、スタートアップガイド

初心者向けに、なるべく丁寧に解説しています。

参考になると思いますので、これからアフィリエイトを始めようとしている方は是非ご覧ください。


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