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天才!宇多田ヒカルに嫉妬して…

わたくしは、天才が好きなのでございます。
嫉妬する領域にもいないわたくしですが…凡人代表として嫉妬させて下さい。

こちらでは、わたくしが天才と思う方を分析し解説していくマガジンです🧐
凡人の戯言としてお読み頂けますとありがたき幸せでございます。

初回は「宇多田ヒカル」です。

■宇多田ヒカルの天才ぐわいについて

宇多田ヒカルさんの才能については、誰もがご存じですが…
その才能を20年以上も維持してきているのだ😌
※維持…いや才能が向上している!!

15歳でCDデビューしファーストアルバムの累計売上枚数765万枚を超え
日本国内の歴代アルバムセールス1位!!

数字が物語っているということです!
父親は音楽プロデューサーである宇多田 照實さん
そして、母親は皆さんご存じの歌手である藤 圭子さん
ヒカルはサラブレッドなわけです😎
※藤圭子さんは前川清さんと結婚されていて再婚だったんですけどね~
※お二人のお子さんがいればそれはそれで凄そう…

■宇多田ヒカルの曲は前代未聞だった

はーい!
ここからは、わたくしの分析と妄想の考察ですので…
頭半分でお読みください。。😅

前代未聞」の理由は、曲と歌詞(日本語)の使い方です!

今までのJPOPは、曲に歌詞を乗せるものが多かったのですが…
↑↑なんのこっちゃですよね。。
※当たり前のことを言っています(笑)

なんのことを言っているかと言うと…

例えば、JUDY AND MARYの「そばかす」を例にします。
※比較してごめんなさい…悪い例とかでは全く無いです!!

下記は「そばかす」の一部分の歌詞です。

大キライだったそばかすをちょっと
ひとなでしてタメ息をひとつ
ヘヴィー級の恋はみごとに
角砂糖と一緒に溶けた
前よりももっと やせた胸にちょっと
“チクッ"っとささるトゲがイタイ
星占いも あてにならないわ
出典、作詞:YUKI

上記の歌詞を曲に乗せると…
日本語の区切りで耳に入ってくるのです。
もちろん、曲のポップさなどがあり、初めて曲を聞いた方は、歌詞を聞き取りにくい部分はあるかと思います。

ただ、自然と歌詞は曲に日本語の区切りで作ることで心地の良い響きと、結果的に歌詞の心情を伝えることができるのです。

もっとわかりやくす説明すると「日記」というなの文章を句読点で区切って曲に乗せているということです。
※最初からそう言えよってね…😥

これはJPOPの前身である歌謡曲の影響と日本人がつくる日本語の曲という当たり前の自然が作り出した産物でしょう。

で!で!だっ!
宇多田ヒカルさんはこれを覆しました。

特に初期の曲は日本語の区切りを無視したかのような作りになっています。
例えば、宇多田ヒカルさんが17歳の時リリースした曲

Wait & See~リスク~」の歌詞の一部です。

だって「つまずきながら」って
口で言う程 楽じゃないはずでしょ
待って
もう少し分かってくれたらきっと
もっといい雨が降るから

勝手。
そう呼ばれちゃって
時々孤独 感じても大丈夫
二人で出した答に乗り込んで
曇り空を追い抜くから
出典、歌詞:Utada Hikaru

そもそも文書(歌詞)として、メタファーで固められたような文章ですが、かなりテンポの速めな曲調に合わせハメにいった歌詞と言えます。
員を踏む感じとドラムのテンポに合わせるために歌詞を変なところで区切って歌っています。
※変なところって…言い方な…

変えられないものを
受け入れる力
そして受け入れられないものを
変える力をちょうだいよ

特にあらわな表現となっているのが上記の部分です。
文章にすると普通ですが…
※いや、少し難解ですね。。

上記の歌詞を曲にのせると~
受け入れ~(る)/力そして受け入れられないものを~」と曲にハメにいっているのです。
ここに関してはいわゆる、日本語の区切りを無視した曲ハメの表現へと面舵をきっています!

ぜひ聞いてみてください~😎
(まだ続くよ~)
https://youtu.be/zIEf-xJ8VE4

■宇多田ヒカルは日本語の区切りを《何故》無視できたのか?

そもそも、宇多田ヒカルさんは日本人でありながら、
アメリカで育ち、歌を言葉ではなくリズムで認識していたからです。
かと言って、英語や日本語の歌詞をないがしろにしていたわけではなく、そもそも、英語、日本語という区別の概念がなかったということです。

歌詞を文章でとらえながら、ここちの良い部分で区切る曲遊びをしているのです!

例えば、曲を先に作る人は、イメージした曲に歌詞をハメていき、日本語の聴き心地を自然とハメていってしまう。
ハメる事ができなければ、多少曲を変えるか、歌詞を一部、別の表現に変える。

歌詞を先に作る人は、同じくイメージにあった曲をつくりハメていく。
同様にハメる事ができなければ、どちらかの表現を変える。

これらでいえば、宇多田ヒカルさんは曲(メロディー)を先につくります!
コード進行、メロディーができたら、歌詞を付けていきます。
耳障りの良さを強調させ、歌詞を乗せていく…感じなのでしょう!

あくまでも曲遊びを徹底しており、また、英語、日本語の概念がないため、自然と心地の良い部分で区切ることができるという事です。

これを約20年前にやっていたのです。。
恐ろしい天才やっ!!🤩

それまで…そんな表現をする日本人が少なかったといえます。

特に10代の頃に作られた曲はこのような表現がちりばめられています。

現在は、さらに表現を進化させています。
おそらく、曲の作り方が変わったのではないでしょうか?(しらんけど…)
R&Bと歌謡曲の融合!と進化を遂げているように私は思います!

今回は、宇多田ヒカルさんの前代未聞の
日本語の区切りを無視した曲ハメの表現について妄想を交えて解説しました。

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