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今だから、できる。やる。

あるとき知り合った同年代の男性が「今度映画を撮ってみる」といった。うわ、すごいと思いつつも「どうしてそう思ったんですか?」と聞いたら

「今ならできるから」

と答えた。

そう、そうなんだ。ワタシたちの年代って今に比べてできないことが多すぎた。ワタシだってそう。派遣の仕事で職場にいても暇なとき、”暇つぶし”としてワタシは、裏紙に今日あったことや今感じていることを、ひたすら書きなぐっていた。それを見ていた隣の職員さんが「あなたは将来、作家さんね」なんて言っていたけれど、ワタシ自身はそんな可能性、みじんも感じていなかった。こんな、有名でも何をしたわけでもないワタシのこの、日々をつづった文章なんて誰も興味がないと思ったから。

まさか、書こうと思えば自分の思うがままに文章をつづることのできる、こんな世界が訪れるとは思っていなかったから。

だから思う。いまこそワタシたち大人は、あの頃の自分の夢に一歩踏み出すときなんじゃないか。いまならもう、おそらく何もできないことはない。もちろん、総理大臣とかスナイパーとか、だいぶ難しいものもあるだろうけれど(てかスナイパーはやめてくれ)

しかし、ここでワタシたち大人にはもう一つの壁が立ちはだかる。
(他人の目)
ってやつだ。

(こんなもの書いて知ってるヒトにみられたらどうしよう…)
(これを偶然みちゃったヒトが、イヤな気持ちにならないかな)
(こんなもの出して笑われないかな)

そう。なんでもできると気づいたら、今度はこれを退治する番だ。大丈夫、あなたのやることにいちいち反応なんてまず得られないから。書いた瞬間、撮った瞬間から、人さまの目に映ることなんてほぼないから。

とはいっても。
とはいってもだ。それでも長年の習慣は、ワタシたちの脳みそのどっかしらに知らず知らずのうちにこびりついていて、事あるごとに顔をだす。調子よく書き進めている途中で(うーん、この表現は無くしておいた方がいいかな…)常識人ぶったワタシが、余計な思考を働かせてくる。そうするとグダグダだ。もう先が進められない。こんなもんだシロートは。

だけどね。ワタシは思ったよ。
今年こそ、そんな「常識人の自分」を黙らせるよ。本来の、ノー天気でアホなよっしーが思ったままの行動がとれるよう、今日から思考トレーニングじゃ。

これまで文章を書くときには、何度も何度も推敲を重ね、誤字脱字はもちろんのことおかしな文章にならないよう、がんばって努めてきたけれど、ごめんなさい一旦置いとくことにします。まずは自分の思ったこと、発想したことをスピーディーに発信する。しちゃう。これまで自分のなかの常識がジャマして打ち消してたおバカな発想を具現化してくために。

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