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ずっと愛でていたいんだ

旅先で、民芸品を買うのが大好きだ。

チェコのストラージュニッツェという、小さな小さな街の博物館のミュージアムショップでみつけた手作り品。
同じモチーフのものがたくさんあったけれど、一つ一つの造形や表情がかなり違ったので、一番すっとぼけ気味の表情の人たちを選んだ。

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これは、キリストの誕生のシーンなのだろうか?お店の人は全く英語が話せなかったので聞くことができなかった。

どう取り繕ったって作り手の個性が滲み出てしまっている、そんな作品が好きだ。もしかしたら作者が意図した仕上がりになっていない場所だってあるかもしれない。完璧なのかなんてわからない。だけどこういう、ちょっとした不完全さが人間らしくって、いとおしい。

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日本でも、おじいさんやおばあさんが郷土で細々と作っている民芸品は、なかなか東京では手に入らない。チェコでも、地方まで足をのばすと、首都プラハではなかなか手に入らないものが見つけられたりする。PRAHAとか文字の入った置物とかが欲しいんじゃなくて。こういうのが欲しいんですよ私は!!と、割れるリスクを覚悟しながら購入を決意した。買ってよかった。本当によかった。

これを作っているのは若い人なのか、はたまたおじいちゃんか、おばあちゃんか?次はマーケットなどで直接作り手から買いたいな〜と思いつつ、決まってもいない次のチェコ旅行に思いを馳せる。

ちなみに、モラヴィアの民族衣装をモチーフにした、ワインカバーも買った。ワインボトルのお洋服とでもいうべきか。

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