見出し画像

今日行ったカフェの英訳になんとも言えない気持ちになった話

今日、カフェに行ったのですが、帰り際に少しなんとも言えない気持ちになったので、今日はその話を書こうかなと思います。

それは、「燃えないごみ」の英訳が "plastic" になっていたことです。

なんとも言えない気持ちになった理由は2点あります。

まず1点目、燃えないごみの英訳はプラスチックではないことです。「燃える」の観点からすると「燃えない」は "non-burnale" がいいんじゃないかなと思います。確か、「燃える」の英語が "combustible" だったと思うので、それの対比なら "incombusble" が適切でしょうか? いずれにせよ、プラスチックは直訳的に外れすぎている気がします。

2点目。プラスチックは燃えます。日本でも、プラスチック製品は基本的に燃えるごみ扱いです(でした)。カッコ書きで「でした」と付けたのは、法律が変わったので、地域によってはプラスチック製品をプラスチックのほうに出せるようになりました(自治体ごとに扱いが違いますので、詳細はお住まいの地域で確認をとってください)。「プラスチック資源」などと呼びます。「プラスチックでできたものはプラごみだろ」と思われる方がいらっしゃるかもわかりませんが、プラごみとよく呼んでいる(呼んでいた)ものは「プラスチック製包装容器」というもので、その製品を目的として購入したプラスチック製品は燃えるごみ等いわゆるプラごみとは違う扱いです。不思議かもしれませんが、プラスチック製包装容器という名前の場合でごみ袋を購入していた場合、そのプラごみ用のごみ袋は基本的に燃えるごみの扱いです。自治体や製品によっては燃えないごみにすることもありますが、とにかく、プラスチックは燃えます。ですから、"plastic" をプラごみと想定したときに「燃えないごみ」とするのはおかしな話になってきます。

ということで、なんとも言えない気持ちになったのでした。ちなみに、カフェはとても良かったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?