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この記事のタイトルが正しくも間違っても見える

こんばんは。

Android 端末の Google Chrome で新しいタブを開くとあなたにおすすめの記事が出てくるのですが、それの中に「複利効果なんて存在しない」という記事を見つけました。

正直、これを読んで、合っているような、間違っているような、という感じを受けました。

投資のリターンは購入時と売却時の差で決まるというところが引っ掛かりました。本当は社会的割引率がある(時が経つにつれて 100 円の価値は変わり、一般には同じ額面なら時が経つにつれて価値が下がる)ので単純な差で決めるのは乱暴ですが、感覚としてはわたしもそのように考えています。

しかし、複利効果というのは、配当金がでないタイプの株が銀行預金のように綺麗に一定の値上がり方をするなら増えた額面分は投資に回り続けています、ぐらいの意味だと思っていました。実際、理想的な環境下でのお話で各証券会社から複利効果の説明が出ています。

たしかに、わたしも株を運用しているときに複利効果については一切考えていません。というのは、最初にご紹介したプレジデントの記事に書いてある通り、株価は増減するためです。複利効果があっても感じ取ることはできません。

ですが、複利効果はない、とまで言い切るのはそれはそれで違うと思います。一応、増えた額面分はそのまま再投資されていると考えることができるので、年率が一定なら預金でいうところの利息分もそのまま再投資されていると考えていいはずです。

最初と最後の差だけをとって株に複利効果はない、と言えるなら、複利の定期預金でも同様のことが言えるので、銀行預金にも複利効果がないと言えてしまいます。複利効果について、プレジデントの記事は確かに一理ありますが、すべてを信用できるとは言えませんね。

経済紙は記事ごとに味噌糞分かれる印象が強いのですが、この記事は内容ごとに味噌糞混ざっている印象です。個人的には、食品と排泄物が混ざっていたらそれは排泄物の仲間だと思いますがいかがでしょうか?

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