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集団で意思決定すると極端な考えを採用しがち?

こんにちは。

みなさん、物事を決めるときに、ひとりで決める場合と話し合いをして決める場合で、後者のほうが極端な意思決定に走りがちという話をご存知でしょうか?

「いや、そんなことない。極端なことをするのは独裁者だし、独裁者はひとりの判断で酷いことをしている」など、個人のほうが極端な意思決定をする印象がある人が多いかと思います。

肌感覚としては集団より個人の意思決定のほうが極端になりがちですが、実際は集団の意思決定のほうが極端になりがちです。これを「集団極性化」と言います。

極端になる、ということを、悪い方向に変化すると捉えがちです。いじめなんかは、悪い方向に変化する代表例です。

しかし、実際は、安全な方向にも変化します。すべてが危ない方向に変化するとは限らないんですね。

危ない方向に変化することを「リスキー・シフト」安全な方向に変化することを「コーシャス・シフト」と言います。

リスクを取るか、安全を取るか、どちらが正しいとは言えません(間違えないでいただきたいですが、あくまでリスクを取るほうがいいかもしれない、という話であって、いじめが正しいと言いたいわけではないですからね)。このことを知っていれば、流れが悪いほうに向かっているときに、早期にその芽を摘むことができるかもしれません。

今日は、「集団」という言葉を何度か見かけたので、このことを思い出し、noteに書いてみました。いかがだったでしょうか?

それでは。

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