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【スプレッドシート初心者向け】絶対に覚えておきたい関数「FILTER関数」編
スプレッドシートの関数、SUBSTITUTEについて学びましょう。これは特定の条件に合うデータだけを抽出するための関数です。
FILTER関数:条件に合うデータの抽出
FILTER関数は、ある条件に合致するデータだけを抽出するための関数です。これは、大量のデータから特定の情報だけを見つけ出すときに非常に便利です。
例えば、あなたが特定の月の収入だけを抽出したいとします。3月と5月の収入だけを見つけ出したいとしましょう。その場合、FILTER関数を使います。
スプレッドシートに以下のように入力します:
$$
\begin{array}{|l|c|}
\hline
\text{月} & \text{収入} \\
\hline
\text{1月} & 10000 \\
\hline
\text{2月} & 15000 \\
\hline
\text{3月} & 20000 \\
\hline
\text{4月} & 25000 \\
\hline
\text{5月} & 30000 \\
\hline
\end{array}
$$
そして、次のようにFILTER関数を使います:
=FILTER(B2:B6, (A2:A6 = "3月") + (A2:A6 = "5月"))
これは、「A2からA6までのセルで"3月"または"5月"と書いてあるところの、B2からB6までのセルのデータを抽出してください」という意味です。すると、20000円と30000円が抽出されます。これが3月と5月の収入です。
また、特定の金額以上の収入だけを抽出したい場合も、FILTER関数を使うことができます。例えば、20000円以上の収入だけを抽出したいとしましょう。その場合、次のようにFILTER関数を使います:
=FILTER(B2:B6, B2:B6 >= 20000)
これは、「B2からB6までのセルで20000以上の数字が書いてあるところのデータを抽出してください」という意味です。すると、20000円、25000円、30000円が抽出されます。これが20000円以上の収入です。
以上が、FILTER関数の使い方です。この関数を使って、スプレッドシートで色々なデータの抽出を楽しんでみてくださいね!
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