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学生時代に空を飛ぼう! パラグライダーサークルがある大学はここ!

せっかくの大学生時代。
サークルに入らないのはもったいない。
「どうせなら、ちょっと変わったサークルに入りたい」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。

誰もが一度は、空を飛びたいと思ったことがあるはず。
その夢、せっかくなら学生時代にかなえてしまいましょう。

今回は、パラググライダーのサークルがある大学のご紹介です。

パラグライダーのサークルでは、楽しく飛ぶためにまずはライセンスの取得を目指します。
もちろん、ライセンスをゲットするまでには講習を何週間も受ける必要があるんですが、社会に出たらなかなか時間が取れません。
でも、学生のうちなら、できる。
学生のうちにライセンスを取っておけば、卒業した後も空を飛び続けられるんですよ。

あなたの大学選び、そしてサークル選びの参考になりますように。


パラグライダーサークルがある大学 10校を紹介!

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前回の記事「サークルはもう決めた? ハンググライダーサークルがある大学はここ!」では、国内の、ハンググライダーサークルのある大学についてご紹介しました。
今回はパラグライダーです。

パラグライダーのサークルがある大学もハンググライダー同様、数は少ないですが、多くはインカレ形式で、複数の大学で合同のサークル、というスタイル。
つまり、他大学の学生と一緒に活動できるので、大学の壁をこえた交流が期待できます。

また、インカレ形式ではないサークルでも、けっきょくは他大学と一緒に活動することが多く、これもスカイスポーツ、パラグライダーサークルの特徴です。
なぜなら、多くは1~2年生のうちは外部のスクールに入ってライセンスの取得を目指すんですが、この外部のスクールというのはそんなに数多くはないのです。
いろんな大学の1~2年生を一挙にひきうけてることが大半なので、おなじ学年どうし、仲良くならないわけはない。
私の場合は、自分の大学の先輩たちより、他校の同級生たちとつるんでる時間のほうがよっぽど多い4年間でした。

そんなほとんどの大学が所属しているのが、日本学生フライヤー連盟。
所属している大学の学生同士は、“顔見知り”、“なかよし”と考えてまずまちがいなし。
大学間の垣根をこえて交流範囲を広げられるのは、これからの人生においても大きな財産になります。
私自身もいろんな大学の学生と話をすることで、自分の価値観、世界観が大きくかわり、今に生きています。
どんどん交友範囲をひろげていきましょう。

日本学生フライヤー連盟
【基本情報】
公式サイト https://jsff.org/
問合せ メール:jsff.toiawase@gmail.com
所属大学(2020年現在):東大、慶應大、千葉大、中央大、筑波大、東工大、都市大、東京農工大、横浜国大、早稲田、東京理科大、東洋大、日大、立教大、明治大、大阪大、大阪市立大、神戸大、京都大、同志社大、立命館大、近畿大、鳥取大、東北大、山形大、弘前大、東北芸術工大、福井大、金沢大、山口大、広島大、九州大、九州工大 

ではさっそく、どんな大学にパラグライダーサークルがあるのか見ていきましょう。
10校ほどご紹介します。

SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル

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引用元:https://www.team-sylph.com/link/

公式サイト:https://www.team-sylph.com/
問合せ先:LINE@(ID「@wxb1312i」)、twitter (@sylph_titech)、
        Instagram(sylph_titech)のDM
活動場所:茨城県石岡市足尾山
人数:30名
活動:フライト以外にクリスマスパーティー、スキー旅行などのイベントあり。
     また、交流大学のイベントにおじゃますることもあり。
会費:3万円/年 (部車2台の維持のため)
連携スクール:nasa (http://nasa.ne.jp/)
交流大学:立教大・千葉大・中央大・筑波大・東京都市大・東洋大・日本大・横浜国立大・早稲田大など

東工大のパラ・ハンググライダーサークルです。
大会では毎回のように優勝ほか3位以内の好成績を収める強豪校でもあります。
参考サイト:https://www.team-sylph.com/record/

前回の記事「サークルはもう決めた? ハンググライダーサークルがある大学はここ!」でもふれましたが、会費3万円のほか、スクール代、そしてB級ライセンスの取得後には機体の購入代金が別途かかります。
東工大の連携スクールはnasa。
スクール代金はこちらです。

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引用元:http://nasa.ne.jp/sb2.html#a1

また、B級取得後(車でいうところの仮免)はパラグライダーを自前で購入する必要があります。
ただ、nasaでは、B級取得後もパラグライダーに限り、しばらくはショップの機体をレンタルし続けることができるとのこと、ありがたいですね。
機体は中古だと20万円くらいから、新品だと40万円くらいからありますので、スクールや先輩に相談してみましょう。

SKYVIEW 東京都市大学パラ・ハンググライダーサークル

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引用元:https://skyview-ashio.jimdofree.com/%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E6%95%B7%E4%BD%93%E9%A8%93%E4%BC%9A/

公式サイト:https://skyview-ashio.jimdofree.com/
問合せ先  https://skyview-ashio.jimdofree.com/contact/
        メール:tcu.skyview@gmail.com、Line@ID:@zon0359o
活動場所:茨城県石岡市足尾山
人数:記載なし
活動:フライト以外については記載なし。
会費:記載なし
連携スクール:nasa (http://nasa.ne.jp/)

東京都市大学のパラグライダーとハンググライダーのサークルです。

毎年4月中旬に、二子玉川の多摩川河川敷で体験会を開いており、そこではパラグライダーだけでなく、ハンググライダーの試乗も体験できてとってもお得。
どちらをやろうか悩んでるかたは参加してみるとよいでしょう。
体験会、すごく楽しそうですよ。
こちらのリンクから見てみてください。
https://skyview-ashio.jimdofree.com/%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E6%95%B7%E4%BD%93%E9%A8%93%E4%BC%9A/

連携スクールはnasaです。
スクール料金については、前章の「SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル」に載せましたので、そちらをごらんください。

東洋大学ハンググライディングチーム アルバトロス

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引用元:http://site-1303199-2387-5645.mystrikingly.com/

公式サイト:http://site-1303199-2387-5645.mystrikingly.com/
問合せ先:alubatoroshangpara@gmail.com
活動場所:茨城県石岡市足尾山
人数:記載なし
活動:フライト以外については記載なし。
会費:記載なし
連携スクール:nasa (http://nasa.ne.jp/)
交流大学:東工大・早稲田・千葉大・日大・都市大・横国大・中央・立教大・理科大・筑波大・慶応大

「ハンググライディングチーム」という名前ですが、ハンググライダーとパラグライダーのサークルです。
東洋大学も古くからハンググライダー・パラグライダーのサークルがある大学として有名で、交流大学も多数。
夏には鳥取砂丘で合宿し、技術をみがきます。

連携スクールは東洋大もnasa。
スクール料金については、前章の「SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル」に載せましたので、そちらをごらんください。

立教大学ハング&パラグライディングクラブ BREZEL

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引用元:https://rikkyointhesky.wixsite.com/rikkyohgpg/blog-1

公式サイト:https://rikkyointhesky.wixsite.com/rikkyohgpg
問合せ先 メールアドレス:rikkyo.hgpg@gmail.com
       Twitter:@rikkyohangpara
人数:7人
活動:フライト以外に旅行などイベントあり。
会費:半年ごとに1万円。
連携スクール:nasa (http://nasa.ne.jp/)

立教大学のパラグライダーとハンググライダーサークル、BREZELです。
公式サイトに交流大学について記載はありませんが、スクールがnasaで足尾山がおもな活動場所。
なので、交流大学、スクール料金とも、前章の「SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル」をごらんください。

ほぼ毎週末、東京駅に集合して足尾山まで車で向かって活動し、日中はフライト、夜は飲み会、となんともにぎやか。
楽しそうな様子はこちらで確認できますよ。
参考サイト:https://gakucir.com/detail/4498

中央大学ハンググライダークラブ

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引用元:https://chudai-hang.jimdofree.com/%E5%8B%95%E7%94%BB/ 動画より

公式サイト:https://chudai-hang.jimdofree.com/
問合せ先:misato3026@gmail.com
活動場所:茨城県石岡市足尾山
活動:フライト以外には、夏・冬旅行などイベントあり。
会費:記載なし。要問合せ。
交流大学:東工大、早稲田大、横国大など、10校以上
連携スクール:nasa (http://nasa.ne.jp/)

「ハンググライダークラブ」という名前ですが、ハンググライダーとパラグライダーのサークルです。
中央大は複数のキャンパスがありますが、ハンググライダークラブの拠点は多摩キャンパスです。
もちろん、後楽園キャンパスの学生、また近隣の他大学の学生も入部が可能のインカレサークルです。

連携スクールはnasa。
スクール料金については、前章の「SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル」に載せましたので、そちらをごらんください。

明治大学パラグライダーサークル KEYCREW

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引用元:https://keycrew.site/

公式サイト:https://keycrew.site/
問合せ メール:info@keycrew.site、 https://keycrew.site/contact
活動場所:群馬県みなかみ町
人数:45名
活動:フライト以外には、夏・冬旅行などイベント多数あり。
会費:記載なし
連携スクール:グランボレパラグライダースクール (https://www.g-v.jp/)

明治大学のパラグライダーサークルです。
入部できるのは明治大の学生のみですが、その人数は45名と大所帯。
さらにOB,OGも加わると、もういったい何人になるのか、という大規模サークルです。

連携スクールはグランボレパラグライダースクール。
スクール費用はこちらをごらんください。https://www.g-v.jp/course/license.html
ステージ5まで、各段階で2~3万円かかります。

グランボレパラグライダースクールの特徴は、講習に使用しているフライトエリアがパラグライダー専用なこと。
また、離陸地点がある山頂までは、リフトのようなのりもので登山できるので、身体に負担なく練習に集中できそうですね。
参考サイト:https://www.g-v.jp/staff/facility.html
サークルの楽しい一日の様子はこちらをご覧ください。
http://keycrew.site/keycrew/keycrewnoitiniti

山形大学パラグライダー部 YUPC & 東北芸術工科大学パラグライダーサークル AERIAL

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引用元:https://yupc.jimdofree.com/ 動画より

公式サイト:https://yupc.jimdofree.com/
問合せ先:https://yupc.jimdofree.com/contact/
活動場所:山形県南陽市 南陽スカイパーク
人数:記載なし
活動:フライト以外に夏冬旅行、芋煮会などイベント多数。
会費:会費はないが、2万円~/月くらいはかかる。
連携スクール:ソアリングシステムパラグライダースクール(http://soaringsystems.co.jp/)

山形大学と東北芸術工科大学のパラグライダーのサークルです。
活動場所は私もよく通った山形県にある十分一山。
公式サイトには交流大学について記載はなかったのですが、十分一山なら関東の大学も合宿先にしているので、いろんな大学と交流を持っているはずです。

ソアリングシステムパラグライダースクールの料金はこちら。

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引用元:http://soaringsystems.co.jp/schoolguide/

機体の購入についてですが、B級取得後もしばらくは月1万円でスクールの機体を使わせてもらえます、ありがたいですね。

弘前大学 パラグライダーサークル FreeWave

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引用元:https://freewaveofficial.wixsite.com/freewave

公式サイト:https://freewaveofficial.wixsite.com/freewave
問合せ先 https://freewaveofficial.wixsite.com/freewave
       トップページの最下段にメッセージ欄あり。
活動場所:青森県大鰐スキー場
人数:記載なし
活動:フライト以外ではスキー合宿、追いコンなどイベント多数あり。
会費:記載なし
連携スクール:パラグライダークラブ BLUE SKY

青森県は弘前大学のパラグライダーサークルです。
活動場所は、大学から車でわずか40分ほどの大鰐スキー場。

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引用元:https://freewaveofficial.wixsite.com/freewave/about

フライトエリアが近いと、交通費や移動時間が減らせるのでほんとうに助かるんですよ。
しかも近年は大学からスキー場まで自転車で行った部員もいるそうです、若いってすごい。
そんな楽しい活動のようすはこちらから。
https://freewaveofficial.wixsite.com/freewave/abouthttps://freewaveofficial.wixsite.com/freewave/about

なおスクール費用ですが、現在パラグライダークラブ BLUE SKYの公式サイト(http://www.sweet-web.net/blue-sky/)がダウンしてしまっているようで確認できませんでした。
サークルに直接問合せて聞いてみましょう。

福井県立大学パラグライダー部 そりゃーず

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引用元:https://solyers.jimdofree.com/

公式サイト:https://solyers.jimdofree.com/
問合せ先:Twitter:@solyers
Facebook:https://www.facebook.com/solyers/
活動場所:福井県スキージャム勝山
人数:記載なし
活動:フライト以外もクリスマス会、地酒祭などイベントあり。
会費:なし
連携スクール:Jamsportsパラグライダースクール勝山https://www.jamsports.jp/

福井県立大学のパラグライダーサークルです。
たのしい活動の様子はこちらから。
https://solyers.jimdofree.com/about-1/

また、フライトエリアにしているスキージャム勝山までは、車で1時間ほどととっても近い。
そして“そりゃーず”の特徴は、他大学のサークルにくらべると、比較的、費用を安くおさえることができる点です。

機体は部で所有しているものを無料で使えます。
また、最初の体験会も無料。
機体の購入も、中古のグライダーを安く紹介してもらえます。

もちろんスクール費用は別途かかりますが、福井県立大のサークルの場合はスクールの手伝いをしながら講習を受ける方式のため、費用を安くおさえられる可能性が高いです。
一度サークルに問合せてみましょう。
Jamsportsパラグライダースクール勝山が提示しているスクール費用はこちらを参照してください。
https://www.jamsports.jp/entrance/


横浜国立大学パラ・ハンググライダー部MOSQUITO

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引用元:http://ynupghg.web.fc2.com/

公式サイト:http://ynupghg.web.fc2.com/
問合せ先 http://ynupghg.web.fc2.com/toiawase.html
活動場所:茨城県石岡市足尾山
活動:フライト以外には、ハロウィン、クリスマスパーティなどイベント多数あり。
会費:記載なし。要問合せ。
交流大学:日大、千葉大、早稲田、中大、東工大など
連携スクール:nasa (http://nasa.ne.jp/)

横浜国立大学の、パラグライダーとハンググライダーのサークル。
横浜国立大に限らず、他大学の学生でも入部可能なインカレサークルです。
活動場所の茨城県足尾山までは、他大学とおなじく部車で移動するんですが、ドライバーの責任について公式サイトでふれていて、とても興味深いです。
http://ynupghg.web.fc2.com/car.html
部員が信頼できるドライバーになれるよう、運転講習にも力を入れているので、親ごさんも安心ですね。

連携スクールはnasa。
スクール料金については、前章の「SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル」に載せましたので、そちらをごらんください。

ハンググライダーとパラグライダーって、どっちがかんたん? ライセンスは、パラグライダーのほうが早くとれる

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空を飛ぶにはそれなりに危険がともなうので、それこそかんたんには言えないんですが、ライセンスが早くとれるのはパラグライダーのほうです。

以前の記事「海外でライセンスゲット!? スカイスポーツ スクール事情とは」に詳しく書きましたが、スクール卒業のレベル“P証”ライセンスまでかかる期間は、ハンググライダーが半年~1年程度。
でも、パラグライダーなら2~3か月といわれています。
(毎日通った場合が2~3か月なので、週末だけ、月数回だけ、の場合はもう少しかかります)

つまり、パラグライダーのほうがスクール費用をおさえられるということですね。
そしてパラグライダーは機体もコンパクトなので、購入費用もハンググライダーよりは安く、新品なら40万円から。
ハンググライダーはとにかく機体が大きいので、フライトエリアにあるショップやスクールに有料での保管をお願いしなければなりませんが、パラグライダーなら持って帰れる大きさなのです。

ハンググライダーはその機体の大きさゆえに、いつもとはちがうところで飛びたいな、と思ったら、それなりの装備がついた車での輸送が必要。

でも、パラグライダーなら、機体がコンパクトなので車に積んでおけば日本全国どこでも気ままに飛びに出かけられます。
その自由さから社会人になってもつづける人も多い。
まとまった時間が取れる学生時代のうちにライセンスを取っておけば、むだにはなりません。
そして、パラグライダーもハンググライダーのライセンスも、一度とるとそれは世界中で通用するのです。

せっかくの学生時代。
空を飛ぶために青春する。
ほかの学生たちとはちょっとちがった4年間にしてみてください。

まとめ

今回は、まだまだマイナーなスカイスポーツのうち、パラグライダーに焦点を当てて、どこの大学にどんなサークルがあるのかの紹介をしました。

●パラグライダーサークルがある大学 10校を紹介!
10つの大学のサークルを紹介しましたが、インカレサークルが多く、近隣の大学であれば参加できる場合がありますので問い合わせてみましょう。

・SYLPH 東京工業大学 パラ・ハンググライダーサークル
・SKYVIEW 東京都市大学パラ・ハンググライダーサークル
・東洋大学ハンググライディングチーム アルバトロス
・立教大学ハング&パラグライディングクラブ BREZEL
・中央大学ハンググライダー部
・明治大学パラグライダーサークル KEYCREW
・山形大学パラグライダー部 YUPC & 東北芸術工科大学パラグライダーサークル AERIAL
・弘前大学 パラグライダーサークル FreeWave
・福井県立大学パラグライダー部 そりゃーず
・横浜国立大学パラ・ハンググライダー部MOSQUITO

●ハンググライダーとパラグライダーって、どっちがかんたん? ライセンスは、パラグライダーのほうが早くとれる
スカイスポーツは、スクール費用に機体の購入代金と、ちょこちょこお金がかかります。

パラグライダーは、ハンググライダーに比べると半分くらいの期間でライセンスが取れるのです。
そしてライセンスは世界共通。
また、パラグライダーは機体がとってもコンパクト。
社会人になっても、日本国内はもちろん、海外へも気軽にあちこちに飛びに出かけられるので、長く続けられるスポーツと言えるでしょう。

自由がきく学生時代に、時間をどう有効に使うか。
選択肢のひとつとして、ぜひ、検討してみてください。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
では、また、いつか。


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