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今はアプトプットパフォーマンス(アウパ)を見直す時代! 3つの判断基準で皆さんも自分を調べてみませんか?

有料記事は「情熱や愛があるかどうか」で判断する。有料記事は悪ではないが、商材詐欺には気を付けよう では、個人的な「有料記事への考え」を書いた。

今回は現代の若者にかけている、アウトプットパフォーマンスを解説する。

毎月Kindle本を3冊公開していて今38冊目でAI回答擬人化や、みげか診断、対話型の学習本がある。
過去に出した本「アウパの時代!」をベースで話を進める。

一昔前はコスパ(コストパフォーマンス)、最近はタイパ(タイムパフォーマンス)が言われるようになり、金額効率と時間効率に需要があった

年商55億のIT企業で10年働き、800万資本で起業してコロナで廃業した経緯があるのだが、「大事なのはアウトプット効率だ」と気づいた。

できるだけ安さを求めるコスパや、短時間で動画や娯楽を消費したりするタイパだけでは今の創作界隈の激変には追い付けないと思ったのだ。

今の若者は、動画は倍速、本は「Youtubeの解説動画」、娯楽はソシャゲVTuber投げ銭が主流になった。
昔の歩いて娯楽施設に行き、キャバクラ等で交流や酒たばこを楽しんだ「肌に触れる時代」から「時短効率的吸収と娯楽」に変化した。
無料だから大量摂取できるし、時短もできる。
より早く安く(タイパ&コスパ)を突き詰めた若者は、昔の方々やってきた「自分で歩いて体験する行動力」を失ってきたと思う。
本の10分解説本を読んで「読破した」と自慢する人は、恐らく時短の呪いにかかっていると思う。
ネタバレあらすじ200文字や10分動画は、原作を解説者が咀嚼して翻訳したものであり、本物のエッセンスは直接読むしか吸収できないのである。
あと、無料で大量によりも、有料で1冊のほうが本気で取り込もうとする意識が働く。
無料動画や解説だと、いつでもできるからとながら見、聞きながら別のことってやりがちである。
有料で1回限りの映画館や、旅行の体験はその場で全身全霊で体感するはずだ。

アウトプットパフォーマンスは、どれだけの純度で効率よく取り込んだ知識を出力するかであり、『快便』のように習慣化と無意識化、大量吸収大量出力ができることが望ましい。

倍速動画やあらすじ動画を大量摂取して、それを咀嚼して吐き出す排出行為をしなくなった若者は、俺からすれば飽食で便秘気味じゃないか? と思う。
入力する情報は大量にあって選べるから、無差別に取り込もうとしても、その人に合った効率の良いもの(興味関心、長所短所に合うもの)を選んで接種すべきだと思う。

総ピエロ化時代の到来

自分は今の創作ビジネスを「総ピエロ化」と呼んでいる。
声優、小説家、クリエイター、一昔前まではその彼ら彼女らの作品だけで評価を受け、商用ビジネスをしてきた。

しかし今はタレント性が求められていて、「「が求められるようになった。

要は「作品1点集中突破」から、「1点個性+顔+様々なアウトプット技術」で細かく刻んで戦うようになった。
例えるなら、ボクシングでリングに上がってゴングが鳴ってから終わるまでの勝負ではなく、野外戦闘バトルロワイヤル形式で常にサバイバルと戦闘を求められる感じである。

アウパとは、①1日の出力割合 と ②入出力比率 と ③夢中度=新鮮純度 の総合で決めている(個人的な解釈)。

①24時間のうち、どれだけの時間をアウトプットに使っているか

②アウトプットする創作の元の入力は、出力に対してどれだけの比率か

③新鮮純度。時間を忘れて集中してアウトプットしているか、習慣化しているか、至誠(情熱+使命)の燃料を活用しているかの尺度で、委託できる事務作業を除く


①は単純明快。1日の平均タイムスケジュールを出して、情報発信しているすべての時間を足し算して全体で割ればよい。
ただし、ツイッター(X)やインスタ、ディスコードのチャットや対話は創作には含めない
例) 毎日30分のnote 投稿、10分のstand.fm 配信、30分のGPTsの創作、ヒメウズラ飼育日記 のブログ投稿10分、【3Dプリンター】すきづきん & TikTok &  AI擬人化マンガ を月1投稿で平均10分とする。
合計90分、1時間半のアウトプットをしているなら6.2% (1.5/24)が人生のアウトプット率としている

②の入出力だが、毎日やっていてウェイトが重いKindle推し本配信と、AI創作の2つに絞ろう。不定期の動画編集は計算が難しいのだ。
例) stand.fm を平均10分で毎日1冊の感想配信をしていて、前日に平均30分で読了した。chatGPTのnote記事や動画を見て学習するのに2時間、AI創作とnote記事を書くのに30分かかった。
本の声配信は30分の入力、10分の出力で出力割合は33%。AIの創作と記事作成は120分入力30分出力で25%、平均して30%前後となる。


③新鮮純度。時間を忘れて集中してアウトプットしているか、習慣化しているか、至誠(情熱+使命)の燃料を活用しているかの尺度で、委託できる事務作業を除く。
これは独自解釈である。

要は新しいことを楽しんで定着化しているか、である。
アウトプットは公開しているもので色々あるが、その中で「お金や見返りがなくてもやるか?」で分類する。

ここには書かないが、毎日なろう転生プロットを1個投稿だったり、婚活漫画の漫画書いたりを不定期にやっている。
正直それは、売れたらいいなぁとかの対価を求めてやっている。

GPTsは今月末のStoreの先行者利益もあるにはあるが、それ以上に「やっていて超楽しい!!」から自発的にやってしまう。
気づいたら2時間たってた……ああ、明日仕事あるから寝ないと……まだやりたい。

この感情があるアウトプットは、純度が高く、自発的に行うことができる。

ココナラの出品サービスも、自分の経験で困っている人を助けたい! という気持ちと、依頼者の相談によって「新しい観点やアイデアが生まれる」ことが多かったので、一種の新鮮な学習の場として続けている。
(AI系の出品は、どれもココナラの最低価格にしている)

今の自分なら「AI関連」と「Kindle本配信」は習慣化しているし、見返りが0でも続けるから「2つ」と答える
chatGPTは2月のPlus加入から、Kindle読みホ配信は12月から毎日続いている。

この鮮度純度では、外部委託できる事務的なものは含まれないので除外する。
動画編集して出すときに、そのシナリオを考えるのはその人の創作であるが、必要な情報がそろってから外部委託する、できるものは今回のアウパには含めない。

例えば、パンを作るときにソーセージを8時間乗せるだけの創作は誰でもできるし新鮮ではないだろう。
一方、新しく絵画を自分オリジナルで8時間通して試行錯誤すれば、頭はフル活用するし誰かに依頼はできないだろう。
じゃあ二次創作や同人絵はどうなの? って話だが……原作の設定だけ間借りして、他は創作ということで解釈している。
トレースやパクりは、創作としない、という感じでいこう。


まとめると、俺のアウトプットパフォーマンスはこう。
①1日の出力割合 →6%
②入出力比率 →30%
③新鮮純度 →現在2種類

前提で見たときに、自分はアウトプット割合は高いほうだと思う。

今の若者は、情報の入力には敏感で必死に取り込むが、それを「どこか見える所に出す」という点で少ないと思う。
アウトプット率が多いほうが、より多くの人の目に留まり、チャンスにつながる。(イメージだとガチャ1回回せる感じ)

じゃあアウト割合を極端に増やせばよいか? というとそうでもない。
入力30分で出力1時間で200%だとしても、足りない部分を理解せずに強引に作ってしまったりで品質や学習効率が下がってしまう。
また、自分が好きでもないの金や名誉のために耐えながらアウトプットするのも非効率だと思う。

至誠(情熱+至誠)の燃料を自分で把握し、欲しい時に燃やして集中して取り組むというやる気エンジンの起こし方を知っている人は、伸びると思う。
耐えながら苦労しながら嫌々やる場合は、どこかでガス欠するし壊れちゃう。

今回のアウパ(アプトプットパフォーマンス)を読者の方は自分で算出してみてほしい。

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