見出し画像

もう振り回されない!「感情」と上手に付き合うコツ

「思っていることを言葉にできない」
「すぐにカッとなってしまう」
「パートナーが不機嫌だと何も聞けない」


あなたには、こんなときありませんか?これらの悩みに共通しているのは「感情」との付き合い方です。

感情と上手に付き合うことは、良好なパートナーシップを築くうえでとても大切。今回は、「ふたりの教室」で開催されたイベント『EQを高めて、自分や相手の感情を知ろう』についてレポートします。

これを読めば、パートナーとの意思疎通に悩むあなたも、解決の糸口を見つけられるかも!?
わたしたちを振り回す感情との付き合い方について、一緒に知っていきましょう。

パートナーシップに重要な「EQ」って何者?

あなたは「EQ」という言葉を聞いたことがありますか?よく耳にする「IQ」とは、知能指数のこと。

一方「EQ」とは、「心」の知能指数のことです。

心の知能とは、「自己や他者の感情を理解したり、自分の感情をコントロールしたりする能力」のこと。パートナーとの意思疎通に欠かせない能力ですよね。EQは、以下の4つで成り立っています。

画像1

この4つをすべて意識することができたら、あなたもEQマスター!一つずつご紹介していきますね。

①感じる

感情にはたくさんの種類があります。
さて、何種類存在すると思いますか?

答えはなんと…
(ドゥルドゥルドゥルドゥル…)

46種類!


そんなにたくさん…!
諸説ありますが、人間にはこれだけ多くの感情が存在するといわれているのです。46もの感情を理解するのは難しそうですが、元をたどればたったの8つ。

画像2

ポジティブなものだと、「喜び」や「信頼」。
ネガティブなものだと、「怒り」や「悲しみ」、「恐れ」など。

わたしたちの感情は、この円の中をグルグルと動き回っています。中でも特に注目したいのが、「怒り」。実は、日頃わたしたちを振り回す「怒り」は2次感情なんです。

画像3

いきなり「怒り」という感情が生まれるわけではなく、その奥には「悲しみ」や「心配」、「不安」といった感情があるんですね。

感情の根っこを理解できると、「怒り」の原因にも気づくことができます。

②理解する

そもそも、感情がどうやって起こるのか、考えたことはありますか?感情はこのように、3つのステップで起こります。

画像4

「出来事」があり、それを自分なりに「認知」して、はじめて「感情」というものが生まれます。

つまり、起きたことを「どう捉えるか」によって、感情はコントロールすることができるのです。

例)
「久しぶりのデートなのに、パートナーがずっと不機嫌。なんでだろう…。」

1.良くない認知=勝手に決めつけてしまう
「場所が気に入らなかったのかな?もしかして、わたしに冷めてる?」
このように独りよがりに想像してしまうと、パートナーへの不信感がどんどんつのってしまいます。

2.良い認知=本当の背景を知る
パートナーに直接尋ねてみると、こんな背景で不機嫌だったのかもしれません。
・昨日上司に注意されて、今日も引きずっている
・少しおなかが空いているだけ
・電車が混んでいてイライラしてしまった

「背景を知ること」で、すれ違いを防ぐことができますよね。起きたことを正しく理解して、感情に振り回されることを未然に防ぎましょう。

③受け止める

感情は「ポジティブ」「ネガティブ」「中立」の大きく3つに分けられますが、ネガティブな感情を受け止めるのは、なかなか難しいものです。

「憂鬱にひたってしまう」
「怒りが爆発しちゃう」

そんなときにまず必要なのは、「客観視」してみること。たとえば、いったん離れてしまうことも感情を客観視するためのステップです。距離を置くことで、気づけることもあります。

このステップ、イベントでは「バックハグ」と表現されました。(バックハグ大好きなので、個人的にとてもしっくりくる表現です!)

画像5

ネガティブな感情に浸りそうになったときは、まず離れてみたら、心が落ち着くかもしれません。合言葉は「客観視」と「バックハグ」です。

④調整する

感情の生まれる流れを、先ほどとは違う図で表してみましょう。「車」の車輪にたとえてみると、まさにこんな感じ。

画像6

好きな人に抱く感情を、この図にそって紐解いてみると…

「思考」  =この人のことが好きだな
「行動」  =つい見つめてしまう
「生理反応」=ドキドキする
「感情」  =嬉しい、キュンキュン

きっとあなたも、こんな経験ありますよね。では、この4つの車輪の中で、コントロールできるのはどれだと思いますか?

答えは、前輪の2つ「思考」と「行動」です。この2つをコントロールすることで、わたしたちは自分なりに感情を調整することができるのです。感情をうまく調整できないと感じるときは、コントロールできるものに絞って、考え方と行動を変えてみるのがオススメ。

ただ、「好き」という思考をコントロールするのは、とても難しく感じますよね。そんな疑問に答えるかのように、イベントでは「好きの感情を続ける」ための秘訣も伝授していただきました。パートナーのことが大好きな「ふたりの教室」メンバーも、思わず聴き入る時間に…!
好きな人と、ずっと一緒にいたいですよね。

感情を知ることは、相手も自分もハッピーにする。

ここまでご紹介してきた「EQ」について、少しは身近に感じていただけたでしょうか?イベントではより実践的に、EQを高める具体的な方法も勉強しました。普段から自分や相手と向き合うことを大切にしている「ふたりの教室」メンバーからも、「勉強になった!」という感想がたくさん寄せられ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。 

「自分の感情を言葉にするのが苦手」
「パートナーが不機嫌だと、自分までイライラしてしまう」

もしそんな悩みを抱えているのなら、自分やパートナーの感情を「知る」ことからはじめてみませんか?

知るだけで、変えられる未来があります。
あなたと、あなたの好きな人が、ずっと一緒にいられますように。

対等なパートナーシップを学べるコミュニティ「ふたりの教室」

「ふたりの教室」は、パートナーとの対等な話し合いを大切にし、長期的な関係を築きたい人のための会員制コミュニティ。
メンバーは、フリーの方からお子さんをお持ちの方まで、本当にさまざまです。わたしも「ふたりの教室」メンバーとして、こんな方がいたらぜひオススメしたいです。

・自分が思っていることを、相手にうまく伝えられない
・今のパートナーとずっと一緒にいたい
・第三者に恋愛や結婚、パートナーシップのことを相談したい

「ふたりの教室」メンバーは、「パートナーと真剣に向き合いたい」という共通の思いを持って集まっています。あたたかい環境でともに学び、励まし合うことのできる「ふたりの教室」は、わたしにとっても第三の居場所のような存在。

そんな心理的安全性の高い「ふたりの教室」で、あなたも一緒に学んでみませんか?
いつでもお待ちしています。


執筆:RINA



「ふたりの教室」は、パートナーと人生を歩むにあたり抱える不安や悩みを一緒に解決していきたいと思っています。サポートは記事制作費用に使わせていただきます!https://community.camp-fire.jp/projects/view/224147