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忙しくてもすれちがわないためには?家庭運営で大切な「情報共有」3つのポイント

みなさんは、忙しい中でパートナーとすれちがってしまったことはありませんか?

私は過去に自分の感情を思ったままに吐き出して、パートナーを困らせてしまったことがあります...。

とは言っても「話し合いをしよう」と言うのもハードルが高いし、うまく自分の気持ちや意見を言えるか不安。話し合いのきっかけを作るのも難しいし、自分の気持ちの整理の仕方もよくわからない。そんな不安もあると思います。

「ふたりの教室」メンバーからも「どうやって気持ちを伝えているのか」「家庭運営をする上でどのように情報共有をしているか知りたい」といった声が聞こえてきました。

そこで、パートナーシップを学ぶふたりの教室では家庭運営に必要な情報共有・気持ちのシェアのコツを聞くイベントを行いました。

3名のプレゼンターに日頃から行っている情報共有と気持ちを伝える方法、大切なマインドなどを聞くことができました。そのダイジェストをご紹介します!

①定期的なKPT法でパートナーとの振り返りを実践

結婚4年目で、パートナーとの振り返りを習慣にされているhaseさん。

「振り返り」と聞くと仕事の中でするものというイメージが強いですが、これを夫婦で行うことで自分たちの行動やその問題を客観的に見ることができるのだとか。日常は毎日忙しいからこそ時間を意識して作る必要があるとおっしゃっていました。

振り返りの方法として紹介されていたのが「KPT法」です。

K(keep):継続すること
P(problem):改善したいこと
T(try):試してみること

うまくいかなかったことと今後も続けたいこと、改善のアクションを分類して書き出すフレームワークを用いた振り返り方法です。

KPTの観点に沿って話をするようにすることで、起こった「Problem」に対して、何か「Try」しようとふたりで一緒に考えられるようになるとのこと。

haseさんご夫婦は紙で書くのではなく、KPT法で振り返ったことを口頭で伝えているそうです。その際大切にしているのが、GOODを伝えること。お互いが、お互いを責めているように感じさせないためにも感謝をフィードバックするように意識しているそうです。

夫婦の関係性をよくするために、夫婦会議の時間を取り入れてみてもいいかもしれませんね。

②ポジティブ日記やカウンセリングで気持ちを整理

付き合った当初は喧嘩をすることも多かったというおふたり。気持ちをシェアするために「ポジティブ日記」をつけているそうです。

こちらはぺいさんが行っているポジティブ日記の詳細です!

ゴッドマン率にもあるように、ひとつネガティブな出来事があれば、その5倍ポジティブな言葉を伝えようと行動しているぺいさん。出来事とポジティブな感情を結びつけて日記にすることで、ふたりで良い出来事を見つめられるようになったそうです。

その他にも、あすかさんは自分の気持ちを整理するためにカウンセリングを活用しているとのお話がありました。第三者にアウトプットすることで本心と向き合うことができ、自己理解が深まったそうです。また、気持ちを共有するときによりわかりやすい言葉で伝えられるようになるといったメリットがあるとのことでした。

感情を受け入れて共有する、そのためのより良い方法を模索し続けるおふたりにはお互いを思いやる愛情を強く感じます。

③「思考の実況中継」で、忙しい中でもすれ違いを予防

共働きで忙しい中の情報共有って難しいですよね。

「パートナーに相談したいことがあったけれど時間が経つと忘れてしまった」「ふたりの関係性の中でもやもやしていることを長い間溜め込んでしまう」という悩みを解決するのが、あつたさんが実践されている「思考の実況中継」です。

思考の実況中継とは、パートナーと離れている時間に何を考えたかリアルタイムな感情や思考を実況していくひとりごとTwitterのようなシェア方法です。あつたさんは下の写真のように中継しているそうです。

ここでのポイントは

・パートナーの反応は求めない。
・内容は整理されていなくてOK。素直な心の叫びを書き綴る。
・通知が気になるパートナーはslackで専用チャンネルを作るなど通知設定の工夫をする。
・必ずしもパートナーと一緒にやる必要はない。

ということです!

このように、メリットも盛りだくさん。

思考の実行中継をしていれば説明を1からする必要も、話したいことの伝え忘れも、すれ違って喧嘩をすることもありません。たとえ喧嘩をしてしまっても、モヤモヤした気持ちをリアルタイムで吐き出すことで解決スピードを早めることができるのです。

大切なのは、相手の行動には必ず背景があるという前提を持つこと。だからこそ事前にその背景情報を伝えることで、話し合いのエネルギー節約とすれ違い予防の仕組みを作ることが可能になるのです...!

話し合いで自分の意見を伝えるのが苦手、という人こそ常日頃から思考の実行中継を取り入れると説明する手間も減って心に余裕ができそうですね。

絆を深めるきっかけに、気持ちの共有を。

イベント後、「ふたりの教室」メンバーからは「すぐに実践したい!」「パートナーに共有したい」など前向きな声が。

▼メンバーの感想

そして今回のプレゼンター3名のお話で共通していたのは、パートナーに感謝の気持ちを持つということでした。もちろんパートナーもひとりの人間なので、気持ちがそのときどきによって違うのは当たり前です。だからこそ、思いやりと感謝の心を持って相手の行動の背景に注目することがとても大切だと感じました。話し合いも情報共有もやり方次第で、関係を深めることのできる貴重な機会です。

ぜひみなさんも取り入れやすそう・自分に合いそうな方法から実践してみてください!

▼パートナーと将来についての価値観を話し合えるアプリ「ふたり会議」
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「育休はとりたい?」「セックスは週1以上したい?」など、大切な話を切り出すきっかけになる「ふたり会議」。無料で始められるのでよかったら覗いてみてくださいね👀

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▼パートナーと対等に話し合い、理想の関係性を叶えるコミュニティ『ふたりの教室』

「ふたりの教室」は、結婚や夫婦関係、家庭とキャリアの両立など、お互いを尊重しあえるパートナーシップを学ぶ会員制コミュニティです。95.5%が「良好なパートナーシップ形成に役立った」と回答しています。

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執筆:りか(@__25lik_)

「ふたりの教室」は、パートナーと人生を歩むにあたり抱える不安や悩みを一緒に解決していきたいと思っています。サポートは記事制作費用に使わせていただきます!https://community.camp-fire.jp/projects/view/224147