先延ばし防止!セルフコンパッション
こんばんは!
私の嫌いな食べ物No.1のうなぎですが、何故だか今日は「うなぎ」に恵まれた日でした。
差し入れの「うなぎパイ」「うなぎ煎餅」「うな重弁当」
今日ほどうなぎ嫌いを恨むことはなかった、すけさんです。
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今日は、マネジメント関連で心理学のお話をします。
先延ばしに悩んでいる人、そして部下がなかなか行動を起こさないと悩んでいる上司、必見です!
認知心理学に基づいた科学的方法をご紹介しますので、実践してみて下さいね!
(メンタリストDAIGOさんの「完璧主義と自己批判が先送りの原因!自分を許して即やる人になれるセルフコンパッションの鍛え方」の編集記事です)
そもそも先延ばしの原因は?
自分に甘いから先延ばししてしまうのでは!?と思われるかもしれませんが、実際のところは違います。
逆に、自分を許すことができない人ほど、かえって先延ばしをしてしまいます。完璧にしないといけないと考える人ほど、物事を先延ばししてしまうということです。
それは何故なのか?
それは、自己批判によるストレスが脳のワーキングメモリーを圧迫してしまい、その結果、やるべきことに手をつけることができなくなったためです。
誰でも、心配事がある時には仕事が手につかなかったりするものです。
自分を許すことができない人ほど、それによるストレスが、その心配事のストレスと同じ様に、脳のリソースを占有してしまい、本当にやるべきことに使う脳のリソースが削られてしまいます。
その結果として先送りが起きてしまうということです。
自分を許せる人ほど、先延ばししない!
ビショップス大学の2013年の研究で、750人を対象に、先送り度と普段のストレスレベルを比較しています。普段のストレスレベルにより、どのぐらい先送りするようになるのかということを調べようとしたものです。
セルフコンパッションとは
「あるがままの自分」を肯定的に受け入れられる心理状態のこと。
自分を許せる能力。
その結果、セルフコンパッションのレベルが高い人ほど、ストレスが少なく先送りすることが少なかったということが分かっています。
つまり、自分を責めるということは自分にとって得にはなりません。むしろ、余計に先延ばしを誘発してしまいます。
自分の弱みを許し、受け入れることで、それに対する対策を打つことができます。一方で、自分の弱みを受け入れなければ、その対策を打つことはできません。
僕たちは人間なので、先延ばしをすることはあります。そして、先延ばししたことを責めて、現実逃避をしてしまいます。しかし、そうすると、状況は改善することはなく、成果までも出なくなってしまいます。
負のスパイラル。。。
自分のダメな部分に気づき、それを受け入れるからこそ、次に取るべき対策を考えることができます。自分を受け入れるためには、まずは自分を許せるようにならないといけません。
自分を許せるようになるためには?
1.ゲーム化する
人生ゲームやったことありますか?
もし人生ゲームで負けても自分自身を責めたりしませんよね!?
ゲームで負けたからといって自分がダメなわけではないし納得できるはずです。これが自分を許すという感覚です。
僕たちが生きる世界は、資本主義のゲームです。お金を持っている人が偉いというわけではありませんが、どうせゲームをするからには、お金を稼いで楽しみたいですよね。
つまり、どうせゲームするくらいなら上手くいった方がいいよね。とうい感覚です!
2.コンフォートカード
やり方
・ネガティブだった時の感情を紙に書き出す
・ダメだった自分を慰める言葉を書いてあげる
(他人を慰める様に)
・優しい言葉を綴ったカードを3週間以上持ち歩く
・自分を責めそうになったときに、そのカードをみる
ポイントは、ネガティブな感情を紙に書き出すこと。
ネガティブな感情・自己批判を紙に書き出すことで、自分を客観視することができ、受け入れることができます。
これでセルフコンパッションを高めることができます。
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先延ばしの原因は、ストレスにより僕たちのエネルギーが削られ、実行にエネルギーが向かないことです。
自分自身を責めたりしても、行動・成果を生むことはできず、より現実逃避に陥ってしまいます。
また、部下を責めても、部下はそのストレスで、より生産性が下がってしまいます。
セルフコンパッション=自分を許すことで、初めて現実と向かい合い対策を打つことができます。前進できます。
自己批判には、1つも生産性がないですので、
自分を受け入れ、対策し、行動できる人間になりましょう!
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