自分なりの結論

こんちは。今日は先日書いた、これからのチーム運営についての僕なりの結論を書いていきます。過去1長い記事になったので多分途中で飽きると思います。

今の正直なチーム状況

まず今現状のチーム内の状況について正直に書いていきます。今、チームの内情は過去に類をみない程悪いです。今年のリーグ戦は連戦続きですが、人がなかなか集まりません。

チームのLINEで試合の参加不参加を確認するのですが、そこで返答してくれる人だけでは人数が足りない為、別で個人に連絡して「なんとか来てくれないか」とお願いをしています。

そんなめちゃくちゃギリギリの状況です。正直試合をするのがやっとで、戦術云々言ってる場合じゃないというのが今の現実です。

なんで集まらなくなったのか

35人程いるチームで試合に来るのは11〜13人。僕はなんでせっかく入ったのに試合に来ないのか全く理解出来ませんでした。「試合に来ないならチームにいらない」そんなことも考えていました。

そこで前回何人かのメンバーと代表で話し合いをした訳です。じゃあチームとしての方針を決めてしまって、それと合わない人にはやめてもらおうよと。

この話し合いの後、ずっと考えていました。このやり方で本当に改善するのか。これでチームは本当に変わっていくのか。まだ不安が残っていたのでもう一度1から整理してみる事にしました。

お金の流れで考えてみる

まずジュラーレの運営方法についてお金の流れから考えてみる事にしました。ジュラーレはメンバーからの部費とスポンサーさんからのスポンサー料によって運営しています。

ここでふと気づいたのは、メンバーからもお金をもらっている以上、チームとメンバーの関係は『提供者と顧客』だと言う事です。

じゃあジュラーレの何にお金を払っているのか考えた時に、僕たちはジュラーレでサッカーを通して得られる体験にお金を払っているということに気づきました。

これに気づくのにだいぶ時間が経ってしまいました。結局『提供者と顧客』なのだから、顧客が満足しなかったら離れていくのは当然のことです。という事は今のチームはメンバーからの満足度が低いからこんな状況になっているという事が分かってきます。

やるべきこと

そこまで分かってくると、やるべきこともなんとなく見えてきます。チームがやるべきは、サッカーでの体験の満足度を今より上げることです。その具体的な案としてあるのは指導者を雇うことです。

今ジュラーレは選手が試合メンバーも戦術も決めています。代表が指揮を取ってくれたこともありましたが、代表も忙しくこっちまで手を回す事が難しい為、選手がメインで監督業務を行っています。

チームにお金を払っている選手が監督業務もしてしまうと、その瞬間に他のメンバーとの立ち位置がごちゃごちゃになってしまいます。顧客が顧客を仕切っているというヘンテコな関係です。

これを解消するためには指導者をチームが用意して『提供者と顧客』という関係をはっきりさせる必要があるんじゃないかと思いました。チームとして『顧客の満足度』を上げるために指導者を使ってサービス（サッカーでの体験の質）の向上を図るという事です。

大きな勘違い

僕は運営に近く、スポンサーさんがどれだけ支援してくれているかを知っていた為、それに報いるためにメンバーにももっと変わらなきゃダメだよ的なことを言っていましたが、それは間違いだということに気づきました。

メンバーもお金を払っている以上、メンバーを変えさせる強制力はありません。ましてやそのメンバーの時間を捧げてもらうことなんて出来ません。

それが出来るのは選手がチームにお金を払っていない場合です。チームと選手が『雇用関係』にあれば選手の時間を捧げてもらう事が出来ると思いますがジュラーレはそうじゃない為難しそうです。

もちろん、スポンサーさんのありがたみや応援してくれる人達の為にやっていくという事は伝えていかなければなりませんが、「僕が誰よりも頑張ればメンバーも変わる」というのは勘違いだったということです。

本気の集団を作りたいのなら、本気になれる環境をチームは提供しなくてはいけません。

その先に

そうしてなんとかチームの満足度を向上させる事が出来れば、「ジュラーレでもっと良い体験がしたい」という風に思ってもらえたら、メンバーはそれぞれ自分の時間を捧げてくれるようになるんじゃないかと思っています。

そうなればもっと試合や活動に集まる人数も増えてくると思います。そしてそこでの体験をもっと高いレベルのものにしたいと思ってくれたら、それが自己研鑽に繋がっていくんじゃないかと思うんです。

自分の為に何かに捧げた時間が結果的にチームに還元されているという状態が理想です。結局よくよく考えてみたら、僕が筋トレをしているのも、ブログを書いているのも自分の為でしかありません。

ジュラーレというチームが個人の人生の豊さを変える、行動を促せるようなサービスを提供するチームに出来るようにしていきます。