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語れる思い出を増やしませんか?

語れる思い出を増やした方がいいかもと思った話です。


旅行に行った時の父の姿


先日父親と旅行に行きました。父親が還暦を迎えたのでそのお祝いということで。
行き先は伊豆。
父親が昔よく訪れいた場所でした。
旅行の最中、父親は懐かしいと言ったり、昔はこうだった、あの時と変わったなと生き生きと語っていました。
そんな姿が普段より輝いて見えました。


欽ちゃんの幸せ論

以前ネットで東MAX(東貴博さん)のインタビュー記事を読みました。
記事に欽ちゃん(萩本欽一さん)からの幸せとは何かという教えを受けたという話題がありました。

そこには「幸せとは人に話せる思い出の数」という旨のことが書かれていました。
ふと父親の姿を見た時このことが頭に浮かび、まさにそうなんだと思いました。

父親は若い頃、お金がそんなにない状態でよく日本各地をバイクで旅していて、伊豆もその一環でよく訪れていた場所だったそう。
聞く話だと、決して楽そうな旅じゃありませんでした。カーナビもネットもない時代ですし、宿なんかも行った先で探すなんていう結構無計画な調子でやってたみたいで。
ただその行動自体なにかお金になるわけでもないし、形に残るものはないんでしょうけど、間違いなく、思い出としては残るんだろうなと思いました。
そしてその経験が数十年経って、功を奏しているところもあるのかもしれません。
あの生き生きと語る表情からそう思えました。

お金も大切だけど、思い出を

今、投資信託や将来のお金云々言われていますよね。
確かに将来の不安がある中、ある程度のお金は必要だと思うし、そういう類のものをやることは否定はしません。(自分も多少なりやってるし)
けれども、そればかりに囚われて将来にお金“だけ”を残すのはもしかしたらもったいないことなのかもしれないと思いました。

「今しかできない経験をしておけ」は父親からよく言われること。
案外歳をとると今の自分が想定している状態とは程遠いほど体力やモチベーションは落ちていきます。
(今20代でそう感じているんだから、今後もどんどんそうなっていくんだろうな…)
そんな時にお金"だけ"あっても、もしかしたら虚しくなるだけかもしれません。
それだったら、今しかできない経験を十分楽しんで、それを輝いた表情で話せる将来にしたいと切に思いました。

そんな話でした。

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