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スマートテレビの話

ここのところ外出を控え、家にいることが多い訳ですけど、我が家は、ずっと家でも大丈夫。なんてったってスマートテレビがあるから。
今回はそんな、

スマートテレビの話。

スマートテレビ──
こいつがいればもう安心。暇な時間とはおさらば。

ある日テレビが壊れました。
それはもうホントに壊れました。
元よりテレビ大好き家族なので、使用時間は一般家庭より長かったんだと思います。家族全員の活動時間が異なり、まさに朝から晩まで、ほぼ一日中テレビがついてるような家でした。

テレビ側も流石にこたえたのでしょう。ノイローゼになった彼は遂に画面を真っ赤にする所業に出ました。

我が家への反逆に出たのです。画面の色が変異する度に僕の耳には「レ・ミゼラブル」の民衆の歌が聞こえてくるようでした。

しかし、父親も黙っていませんでした。いつもは重い腰をなかなかあげない父ですが、家族の中でも1、2を争うテレビっ子なので、壊れ始めて2、3日で

「買い換えよう」

そう言い放ったのです。

そして届いたのがSONYの4K対応スマートテレビ。
4K!
スマートテレビ!
時代はもうそんなに進んでいるのか!
しかし、そんな浦島太郎はこう問うのです。

「スマートテレビがスマートテレビたる所以は何か。」

そう、スマートテレビとは、インターネットに繋がるテレビなのです!
スマートフォンのテレビ版。
スマテ。

スマホほど検索機能に長けているわけではありませんが、例えばYouTubeでどの動画をみようかな、と検索することもできますし、Amazon Primeで動画を見るときもFire Stickは必要なく、ログインするだけ。更にはリモコンに付いたGoogleマークを押すと、音声検索ができるのです!
いやはや感動。家中てんやわんやの大騒動です。
遂に最先端家族になった、なんて喜んでたのですが、「スマートテレビ」を検索してみるともう2011年には販売開始。本当に驚くべきは4K対応の部分だったようです。

それから数か月たち、新型コロナウイルスによる外出自粛により毎日家にいる母と僕。母はスマホを持っていますがLINEなどしか使わないためYouTubeもあまり知らない。ワイドショーばかりの時間になると少し飽きが来る。
そこで、僕がいつも見ているゲーム実況をスマートテレビで見せてみることに。
動画が始まると、無言で鑑賞。
途中も寝てるんじゃないかと思うくらい無言。
一通り見終わったあと、これはハマらなかったかな、と母のほうに目をやると、

「続きはっ?!」

目を輝かせながらこちらを見ていました。どうやら大成功。
スマートテレビが、外出自粛期間を救ってくれそうです。

さて──
元々インドア派の僕。テレビも好き、ラジオも好き、YouTubeも好き、映画も好き。色々思うところはある今日この頃ですが、これを機に、いわゆる「お家エンタメ」が盛り上がるのは、ある意味嬉しいことです。

てなわけで、今回はこの辺で。

つたない文章や絵ですが読んだり見たりしてくださり、ありがとうございます。僕のnoteを読んで「ふっ。」と「ほっ。」ときっと出光してくれたらエネゴリ君になります!不束者ですが、何卒。