![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40929661/7e04b047328649ffc68527da2e3326f0.png?width=800)
- 運営しているクリエイター
2021年5月の記事一覧
ドラマ「古畑任三郎 FINAL 今、甦る死」
俳優の田村正和さんが亡くなりました。
彼が出演した作品として、以前からどうしても見たい映画が一本ありました。
1961年製作で、市川崑監督が撮った「永遠の人」。
主演は、高峰秀子と仲代達也。
二人が演じた夫婦の息子を演じたのが、当時18歳で、これがデビュー2作目の田村正和。
夫婦の絶望的な諍いの中で、自殺してしまう高校生の役なのだそうですが、これはビデオ・ショップに行ってもなく、衛星映画劇場でも
AI崩壊 2020年
悪筆コンプレックスがあったので、人よりも早い段階で、ワープロに手を出していたこともあり、パソコンのセットを揃えたのは、世の中の平均よりもかなり先行していました。
世に「Windows 95」が登場する前ですね。
会社が事務管理にパソコンを導入するようになったのは、それよりももっと後のことでしたが、幸か不幸か、この「ちょっとかじっていた」ことが、会社の知るところとなり、現場勤務から、事務所勤務移動を
三人の狙撃者 1953年アメリカ
三人の狙撃者
クラシック映画好きになったのは、和田誠さんの名著「お楽しみはこれからだ」シリーズの影響が大きいと思います。
映画の名セリフをフックにして、和田さんの映画に対する愛情や蘊蓄が、軽快に語られていくこのエッセイに登場する映画は、なんとも魅力的でした。
誰もが知っている名作はもちろんのことですが、和田さんは、相当マニアックなものまで、取り上げてくれていますので、「チャンスがあれば是非見てみ
キートンのセブン・チャンス
バスター・キートンといえば、チャーリー・チャプリン、ハロルド・ロイドと並ぶ、アメリカの三大喜劇俳優の一人です。
本作は、キートンの最高傑作とも言われる1925年製作のサイレント映画ですが、今の今まで、この映画は映画館で見たとばかり思っていました。
本作のクライマックスとも言える、斜面を転がってくる大小の岩石から逃げ回るシーンを、ハッキリと、有楽町の映画館のスクリーンで見た記憶があるんですね。
しか
一度死んでみた 2020年松竹
ご贔屓の若手女優・広瀬すずが主演する、去年作られたばかりのファンタジック・コメディ。
かなり、ハチャメチャな設定なので、広瀬すずの魅力だけで引っ張るのは無謀と考えたのか、ワンシーンだけ登場のカメオ出演陣が超豪華で、見ている方は、そちらの方で楽しめました。
オジサンとしては、映画を通しての、広瀬すずの女優として成長ぶりが、薬師丸ひろ子とかなり重なっています。
高校生の広瀬すずは、つい先日「チア
ゲッタウェイ 1972年アメリカ
ゲッタウェイ
本作も未見でした。
理由は、ハッキリしています。
映画は、女優で追っかけるタイプでしたので、いかにスティーブ・マックイーンがカッコよくとも、残念ながら、共演のアリ・マッグローがタイプではなかったんですね。
もちろん、「ある愛の詩」は見ていますが、基本が、フェロモン・ムンムンのナイスバデイ系がお好みでしたので、いかにモデル出身のスラリとしたスタイルでも、彼女の場合はちとセックス・ア
早春 1971年イギリス
ジェーン・アッシャーといえば、ビートルズ・ファンならどこかで聞いたことのある名前だと思います。
1963年から1967年にかけて、ポール・マッカートニーの恋人だったのが彼女。
この時期の、ポールのプライベート写真を見れば、いつでもその横には彼女が写っていたものです。
ちょうど彼女が、18歳から23歳くらいにかけての時期ですね。
彼女の家庭は、ロンドンの典型的な上流階級。
ポールは、そのう