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APEX ランパート目線で見るシーズン8パッチノート

 いよいよシーズン8アップデートは明日未明(予定)。ついにパッチノートも公開された。正直、先日のキャラクタートレイラーへの怒りが収まってはいないが、ランパートに強化がされるのは事実。悲願のバフアップデートである。パッチノートをもとに、シーズン8におけるランパートの立ち回りを考察してみよう。

1. 強化内容

 パッチノートはこちら。

 そしてランパートについての項目がこちら。

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 不具合修正項目にもランパートに対する言及があったが、平時のプレイに影響の薄い内容だったため割愛する。

 それでは、順に見ていこう。

・シーラの角度増加

 そうじゃねえんだよな~~~~~~~

 まあ、普通にありがたい。高所を抑えた際は特に旋回角度制限の影響を受けていた。エピセン横の崖上や仕分け屋上、フラグメント南西の工事現場屋上など、カバーできる範囲が増えることで恩恵を得られるポジションがいくつかある。また、設置ミスのリカバリーが効く点も良い。

 気になる点としては、俯角と仰角の可動域に変化があるのかどうかである。おそらく無い。ラバシティのビル屋上や仕分け南西の白い建物などで顕著なのが、俯角範囲の狭さだ。高所という有利ポジを活かすためにも、ぜひ俯角範囲を強化してほしい。

 とはいったものの、120度から180度である。可動域1.5倍だ。文字で見る以上に使用感は快適となるだろう。期待したい。

・バリケード構築中HP増加

 強い!!……と、信じたい。

 45HP。倍率にすると45倍、怒涛のスーパー強化である。

 スナイパーは貫通するという文言がある。とっさの遮蔽としての性能は期待できないという意味だろう。チャーライの判定がどうなるのか地味に気になるが、本当て部分でおそらくぶち抜かれる。

 しかし逆に言うと、スナイパー以外は貫通しない、ということでいいのだろうか……? 特に、グレネード・ジブウルト・バンガウルトの爆風に対してどのような挙動となるのか予想がつかない。全ての爆風を一撃防いでくれる性能だとしたら、革新的だ。グレネードにアーマーを被せずとも容易に避難が可能となる。一撃で破壊はされてしまうだろうが、3枚スタックできるのがバリケードの数少ない強みなのである。

 また、間違いなく有効なのは対マスティフ対面である。一撃耐えられるのであれば、一瞬の遮蔽、ブラインド、つまるところ隙を作成できる。

 参考までに、45HPで耐えられるものについて記載しておく。

R99 - 4発
ボルト - 2発
R301カービン - 2発
G7スカウト - 1発
ヘムロッ  ……このHP意味無いのでは??????

 設置後の武器構えに時間を取られることからも、臨時の追加HPとしては力不足となりそうだ。攻め目的の配置も依然難易度は高いままだと思われる。相手の目を盗んで建てる意識は要求され続けるだろう。

・開発者ノート

 ランパートは登場以来、各種のパフォーマンス指標で下位に留まり続けています。

 うっせーわ。

 正直、ランパートを使用している理由の一つに「絶対強化が来るから」というのがあった。使用率と勝率を鑑みて運営はバランス調整を判断している(らしい)からである。

 実際、来たわけだが……ヒューズの性能は嫌がらせとしか思えない。

2. 武器の調整

スピットファイアやべえ。

 一応、内容は以下のとおりであるが、気になったものだけ触れる。

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・ボルト弱体化

 ダメージ16→15。これはかなり痛い。dpsにして192→180への減少。約6%の減少である。

 参考までに、似たDPSの武器がこちら
・R99 198dps
・プラウラー 192dps
・ハボック 202dps
・フラットライン 190dps
・R301カービン 189dps
・Lスター 180dps
・EVA8(紫ボルト) 170.1dps

ボルト君Lスターと同等ってマジですか!!!! エネルギー武器時代もついに終焉が。個人的に、あのパスパスとした射撃音に釣り合ったダメージだと思う。

 Lスターをメインとして使う可能性はあるだろうか。一度試してみることにする。改造ローダーを信じよう。

 ちなみにオルタネーターは強化後で160dpsである。

 シーズン8はARの時代となるかもしれない。

・スピットファイア強化

 ダメージ18→19。162→171dps。約5.5%の増加である。

 この強化はランパートにとってとんでもなく大きい。まず帳尻合わせのリロード弱体化は苦とならない。改造ローダーにより25%軽減されるためだ。そして次にランパート使いがどう考えるかというと、「増幅するとどうなるんだろう」である。さあ、1.2倍してみよう。

 171 × 1.2 = 205.2 (dps)

R99を超える。スピットファイアが。

 マガジン火力も劇的増加を遂げる。紫マガジンのランパートはワンマガジン63発の1,134ダメージであったが(この時点で十分強かった)、シーズン8ではワンマガ1,197ダメージ、増幅すればワンマガ約1,436ダメージである。紫アーマーフルパが2パーティー壊滅してさらにもう一人落とせる。

 ファイアレートに変化はなく、9rpsのまま。つまり、3スコの間合いで7秒間撃ち続けることのできるR99である。Lスター撃ってる場合じゃあない。加えて、フルキット武器のリストにスピットファイアが加わる点も極めてありがたい。ぜひぜひ譲ってもらおう。

 武器そのものを強化できるシンプルなアビリティがゆえに、武器が強化されることに大きな恩恵を得られるキャラクターなのだなと感じた。

3. 対ヒューズ模索

 先日投稿した記事にも記載したが、新レジェンドはランパートに対して徹底的な特攻性を有している。現段階での情報から想定しているひねり出した対策はこうだ。「増幅バリケードを分散して配置する」。

 紹介映像の1:19あたりを確認する。
https://www.youtube.com/watch?v=B-f2heewK_0

 ナックルクラスターは多段ヒットで、扉裏に配置したバリケードも無意味だと予想される。それならば逆に、無意味なバリケードを設置する、というのはどうだろうか。囮としての増幅バリケードである。

 クラスターのCTはレイスと同じ25秒、長くはないが無駄撃ちできるほどではない。「いかにもあなたを狙ってますよ、危ないですよ」と見せつけるバリケードを分散して設置し、相手の攻め手を迷わせる。入りやすそうな入り口を封鎖して破壊させ、入ってきたところを待ち構えたり。

 容易に破壊されてしまう以上、破壊されることを前提とした配置を考える必要があるのである。L字配置ではなく、斜めに配置することで2方向からの射線を切る配置を意識したい。1枚で2枚分の遮蔽となり、分散させられる枚数が増加するためだ。

 そして、パッシブのグレネーダー。ランパートのみならず、ワットソン以外のすべてのレジェンドにとって脅威となる。一番簡単な答えはパイロンなんだけどさ。

 この件については先述のバリケード構築時の判定に恵まれればごまかしがきくと思われる。念のため、アーマー落としによる回避法も練習した方がいいかもしれない。

 テルミットやアークスターの直下落としは差し支えないだろう。ウルトのマザーロードの件もある。屋内屋外問わず、バリケードでガチガチに固めて移動できない現象が起きないよう注意する。分散して、範囲攻撃の被害を最小限に留めるのである。

 加えてこれはあくまで予想なのだが、ヒューズはフラググレネードの直当て、いわゆる直下グレが使用できない可能性がある。飛距離が上昇するため、上空で爆発してしまう……かも、しれない。転がってきた丸グレには落ち着いた対処ができるだろう。

4. まとめ

 シーズン8ではレジェンド環境・武器環境に大きな変化が起きる。加えてマップも波乱のキングスキャニオンに切り替わり、さらにはSwitch勢力参戦の噂まで。非常に楽しみである。有頂天かつ快活に、ランパートの明朗なボイスを響かせて、また野良の世界を駆け回ってやろう。野良ダイヤランパートの称号を目指して、模索の旅を続けていこう。

 それでは。最後まで読んでいただけたことに感謝を。そして皆様に良きゲームライフの在らんことを。

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