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APEX ランパート開拓 シーラ活用法 SR運用など

 今回は、我々を悩ませながら最高の爽快感を与えてくれる究極のアルティメット、シーラが議題だ。ランクにて毎試合一回は設置するよう心がけていたら、いつの間にか全ての戦闘で隙あらば設置するようになっていた。割と他レジェンド使用時(カジュアルやサブの時だけ)に弊害が出ているし最近沼りがちなのはこれが原因なんじゃないかとも思うが、得られたものはあったので、シーラ活用法として共有する。

 なーーんだか真面目腐った雰囲気の書き出しをしてはいるが、結局はシーラだ。「強いかも?」と思ったらだいぶん感覚が麻痺している。グラビティリフトのほうが100倍便利なので気を楽にしてお付き合いいただきたい。

 この記事はカオスセオリーアップデート以前に書いていた下書きを、放っておくのも勿体ないと思って清書したものである。多少古い情報だが、ご了承いただきたい。

0. 性能:シーラ

 改めて細かいデータをここに記載する。

リキャスト: 120秒
ダメージ: 胴14/足14/頭28
ファイアレート: 20rps
基本ダメージ: 280dps
装弾数: 150(173:改造ローダー)
リロード速度: 8.667s(6.5s:改造ローダー)
耐久値: 350
旋回角度制限: 左右180° / 仰角45° / 俯角35°

 連射し続ける事で集弾率が上昇、28発(1.4秒)で最大精度となる。少しなら連射を止めても精度は維持される。

 扉を一撃で破壊可能。また、ジャンプパッドなどの設置物に対して20ダメージ/1発と若干の特攻がある。

引用: https://apexlegends.swiki.jp/index.php?%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88#notefoot_1


 しゃがみで即座に降りられる事を利用して、背後に設置したバリケードで即座にスライディングしながら後退するという技術を以前記事コメントで教えていただいた。非常に有用なテクニックだ。

1. "エクストリームチャージライフル"

 音の出る棺桶という評価は改めさせていただく。一方的に撃っている時、コイツはとんでもないモンスターになる。

 まず使い所。とりあえず強い位置に置け。けっこう雑でもなんとかなる。射角が左右180度となったのは中々に効果的だった。俯角が弱めなので注意。距離感はあまり気にしなくていい。当たりさえすればアホみたいに強いので。

 強い位置というのは、"相手が遮蔽を取りにくく、自身は撃たれにくい位置"である。具体的に挙げるなら、監視塔や航空基地・ケージなどの高台だ。砲台入り口の壁上も悪くない。後方スライディング用のバリケードはこういった高所の場合必要無い。しゃがむだけでそのまま射線が切れるため。

 オリンパス・ワールズエッジについてはまだ試行回数が不足しているため言及しない。

 そして撃ち方。平地の真ん中に居る奴・戦闘中の奴を狙え。スピンナップ中に遮蔽を取られないように。なんならディヴォーションと同様スピンナップ中は別の場所を撃つのもアリだ。そうすると既に遮蔽を取れているチームメイトが援護射撃してくる。トリガーは離さずそいつを撃て。顔を引っ込めたら引き続き平地の奴をぶちのめす。これで大体300〜400ダメージは稼げる。運が良ければダウンを取れるだろう。

 マガジン撃ち切ったら一度状況を見て回復かリロードか、もしくは詰めるかなど判断をする。それと、もしダウンを取れた際の話。相手との距離が開いているなら結局詰めるのは難しいので、次の敵を撃つよりも確殺を優先してもいいだろう。というか、先述したような高台ポジを捨てるのは勿体無い事極まりない。ポータルでも無い限り、もしくは円が外れているのでもない限りキープしなければならない。

 当て方。先程も軽く述べたが、スピンナップ完了後のビーム状態が本命となる。出始めのクソみたいなバラけ弾はチャーライの3ダメージのようなものだ。無視しよう。

 相手との距離が200を超えるなら増幅壁無しで撃っていい。相手の反撃を喰らうリスクよりも、相手が見えずに当てられないリスクの方が重い。増幅するとLスターに負けず劣らずの鮮烈なマズルファイアが完璧に敵を覆い隠してしまう。そもそも撃たれたところでDPSはシーラが最強である。撃ち返せ。

 コラ、そこ。「チャーライでいいじゃん」とか言わない。この運用法における利点というのは、“チャーライを持たなくていい“というそれ自体にある。

 apexゲームのプレイヤーは武器を2種類しか持つことが出来ないのだ。その一枠を遠距離特化であるSRに割くというのはそれなりのリスクであるはず。なので私はシーラを使うというわけだ。きっとそういう使命。

 ちなみにチャーライと同等かそれ以上に酷くヘイトを稼ぐ戦法である。背後には重々気をつける事。特に、真下に潜り込まれるパターンは負け筋に繋がりやすい。

2. ダイナミック制圧

 先程は対低地を主軸とした芋戦法だったが、今度はアグレッシブな防御戦法だ。うーん、実に奇妙な日本語。

 敵が遮蔽を取りにくい平地に居る、もしくは来なければならない状況で有用となる。例は先程のポジション(航空基地・砲台入り口の高台など)とほぼ同じ、加えるならマーケット屋上やリパルサー外壁も悪くない。逆に、監視塔やケージは少し怪しい。

 今回は一方的な射撃ではなく撃ち合いを想定しているため、バリケードは前置きだ。多少見にくいかもしれないため慣れが必要。訓練所で壁越しシーラを撃ちまくろう。

 前述の立地はどれも強ポジとして有名な立地だが、シーラの設置向きは対低地ではなく対高地側である。というのも、先程挙げた立地は"強いが防衛が難しいポジション"だからだ。開けていて一度登られてしまうと自身も遮蔽を取るのが難しく、また背後を容易に取られてしまうせいで不利なインファイトを強いられる。うん。主にホライゾンのせいだし、最近のレヴオクタン環境がさらに拍車をかけている。

 と、いうことでシーラの出番である。ホライゾンレヴオクタン(あと一応パスファ)、こいつらの共通点は「登るタイミングは無防備」ということだ。浮上中・頂点の速度のふんわりした遅さが、完全にカモなのである。ホライゾンに至ってはリフトが見えてから現れるまでに時間差があるため、青い柱に向けてシーラを構えていれば全てが解決する。敵全員が死に至る。ブラックホール投げてる間にホライゾンを落とせるし、グレネードが起爆する前にもう1人落とせる。

 大切なのは、相手に死ぬ程痛い目を見せてやるという絶対的殺意である。シーラの基本DPSに増幅バリケードの倍率を掛ければなんと驚き336DPS相手がカービンで増幅壁を割る前に赤アーマーを完全に溶かし切れる。加えて、継戦能力も申し分ない。スピンナップ分を除いても7秒以上連続で撃てる。当たれば強いし撃てれば強い。

 敵がジブのドームと共に登場する場合がある。これは別にどうでもいい。ドームが消えるまでずっと睨みつけていればいい。問題は爆撃が来た場合だ。これは困る。ランパート自身には為す術が無いのですぐに逃げる事。余裕があれば壁かシーラを回収してもいい。逆に、味方がジブ・ホライゾン・ワットソンならカウンターのチャンスになる。

 クリプトがリブートを添えてきた場合は完全に打つ手がないので、一般人として強ポジを活かす立ち回りをしよう。一応バリケード基礎部は遮蔽として生きている。

 高所ばかりを例に挙げているが、正直なところ平坦な立地であればどこでもいい。最終円付近になってくると、建物・遮蔽が無い空間へ進まざるをえない盤面が必ずある。そこで無理やり詰めてきた相手を完璧に叩き潰すための戦法である。そう、勘の良い方はお気づきだろう。すべて強ポジを抑えている前提の話である。

 どうやって強ポジを抑えるかって? 円予測の徹底と、一番強いポジションに居る奴らを気合いで叩きのめすしかない。一度取ってしまえば漁夫だろうがレヴ軍団だろうが全部薙ぎ倒せる。頑張れ。頑張ろう。

3. 死なば諸共ジェノサイド

 最強ポジを抑えられなかった盤面(とてもよくある)で且つ移動レジェがいなかったり(かなりよくある)とか味方が欠けてる時(日常)。ランクマッチにおいてはチャンピオンを諦めて2位とキルポを取る戦法にフォーカスしている。

 まずポジ取り。最強ポジの連中にだけは絶対射線を通されない位置を取る。強いとか弱いとかではなく。だいたいは最強ポジの真下だったり壁裏だったりする。戦闘になった時、他の部隊を最強ポジ部隊に漁夫らせるためのポジ取りである。最強ポジの部隊は(基本的に)最後の2部隊になるまで詰めてくることはない(よほどの馬鹿でない限りは)。キルスティール狙いでちょっかいだけかけてくる。その被害に遭う事を拒否る。

 後はもう気合いだ。魂のシーラだ。ファイト1発。ありったけのバリケードを展開して、さながら襲い来るゾンビを蹴散らすかのように銃を撃つのである。コツは複数人来たとしても惑わされず、最初に姿を現した敵を死ぬまで撃ち続ける事である。自身の部隊が欠けているのであればそのまま確殺を狙う。フルメンバーなら2人目を狙ってもいいかもしれない。

 先述の通り、壁があるなら確実に1人は持っていけるし、もしかすれば勝利に至るかもしれない。一応、銃単体性能で見れば文句なしの最強LMGだ。が、その戦闘後必ず漁夫られるので概ね負ける。シーラにはリロードが必要だし、おそらく壁も割れているから建て直さないといけないし、回復にも時間が必要だし……。轢き潰されたり円焼けしたりする。

 どうせ負けるなら爪痕を残してやろうじゃないか(バッジの事ではない)。少しでも稼いでやろうじゃないか。勝てるところまで勝って後は野となれ山となれ、である。

 ランパートに詰めを有利に運ぶ特性が無い以上、強ポジを崩すのは難しい。全員が緊密に漁夫を狙い合っている終盤であれば尚のこと。だからこれはシーラ運用法というよりはランクマッチの立ち回りの話と言う方が適切かもしれない。

 一応、最終円残り5,6部隊のような状況だと、密度が高すぎて誰もシーラしばくどころの騒ぎじゃねぇウワァァァァァッ、という盤面になったりする。強ポジ部隊も何が何だかわからんぞウワァァァァァッ、とかなんとかごちゃごちゃして壊滅したりする。そのままチャンピオン取ったりできると美味しい。

4. シーラを殺さないために

 シーラが死ぬ盤面というのは明確で、「囲まれた時」である。複数部隊から射線を通されているともうどうしようもない。どうにか遮蔽を取っても勝てる部隊に勝って後は死ぬ、という結末が待っている。

 しかしよく考えてほしい。
 それ他のレジェンドでも死ぬじゃん。

 apexは良くも悪くもガンベースのゲームである。対複数部隊を想定して全てしばき倒せるレジェンドがいるか? いや居な……うーん、レイスだけは割と行けたが、S8のヒットボックスでは難しいだろうか。

 話が逸れた。

 つまるところシーラを活かす運用法というのは、全てのレジェンドに共通する勝つための立ち回りに直結しているのである。

 射線管理、円予測、部隊のヘイト、移動ルート選択……"ランパートだから"必要なのではない。"全てのレジェンドに"必要なのだ。いかにAPEXというバトルロワイヤルを理解しているかを試されているのだ。

5. まとめ

 ランパート、そしてシーラというアルティメットはいわば立ち回りの答え合わせであり、勝利体験をさらに極上のものへ昇華させる存在である。強さをより頑強なものに仕立て上げる物である。シーラを撃つという手段に囚われず、勝利のために必要なことを突き詰めていけば必ず報われるはずだ。

 おそらくは勝利を重ねるにつれて気づくだろう。「別にランパートじゃなくても勝てたな」。だがその頃にはもう遅いのである。気づいてしまうのだ、もう一つの事実に。

ランパートで勝つのは他のどのレジェンドよりも気持ちがいい

 それでは。最後まで読んでいただけたことに感謝を。そして皆様に良きゲームライフの在らんことを。

 まだいくつかの下書きが残っているので、もしかすればそちらも清書して投稿するかもしれない。が、よほどのことがない限りapexをプレイすることはないだろう。


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