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5分で心を抉るエッセイ

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安易な自己肯定や他者否定ではなく、自分の心を抉った(えぐった)先に生きる強さを見出していく、5分で読めるエッセイです。
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2023年2月の記事一覧

優しさを売りにするのは、もうやめた。

吾輩は猫を被ったニンゲンである。名前はぽん乃助という。 -あの人、優しくて好き。 ニンゲン界では、「優しい」ということが、その人の魅力を表す指標となっている。 -君って優しいね。 そんなことを言われただけで、嬉しなってしまうような単純なやつはいるのだろうか? ほかでもない、私だ。 そんなある日、Twitterでこんな画像が回ってきた。 これを見た瞬間、自分の目どころか、全身が点になるような感覚になった。 改めて文面にしてみよう。 如何とも表現し難いけど、自分

いくら努力しても結果を出せない苦しさから、どう抜け出すか?

吾輩は猫を被ったニンゲンである。名前はぽん乃助という。 -いくら努力しても結果を出せない。 ニンゲン界で「三大ツラい」に入るのではないかと思うくらい、多くの人が経験しているであろう感情だ。 特に社会人が、仕事でこのゾーンにハマると、周りから銃口を向けられるようなプレッシャーをかけられる。 そして、まるでポケモンのわざの「わるあがき」のように、いくら足掻いても、自傷ダメージで悩み始める。 ニンゲンが、ネット上でメンタル系の情報を日々漁っているのも、こうした背景があると

なぜTwitterと距離を置きたくなったのか、心を抉って(えぐって)考えてみる。

吾輩は猫を被ったニンゲンである。名前はぽん乃助という。 私は、かつてニンゲンの三大欲求と並ぶくらいTwitterにハマっていたわけだが、最近は上司の顔を見るくらい面倒に感じることがある。 巷では「ニンゲンにSNSは早すぎた」と、よく聞く。ただでさえ流行についていけない猫を被った私にとって、SNSはまさに「猫に小判」だったのだろう。 私は、どうしてTwitterにハマってしまったのだろうか。 前回は、心理学系の本に一時期ハマったものの、最近読まなくなった理由について、心